ショールーム

緑を整える

2022.03.30

先週末、ダイスケさんとショールームの緑を整えました。「時間ができたらやりたいことリスト」にはずーっと入っていたことなのですが、他のことができると優先してしまっていたりして先延ばしになっていました。それを表すかのように、鉢底からごっそり根が伸びてきていました。

プラスティック製の鉢が劣化してきてしまっていたので、陶器や素焼きのものに植え替えをしました。

インテリアとしても、雰囲気がよく整った気がしています。

株分け

株分けをした子たちは家に連れ帰ってきました。緑が増えてうれしいのです。

緑のある暮らし

もう少し暖かくなるまで、日当たりのよい子供たちの部屋の窓際に置くことにしました。

この部屋は、子供たち・メダカたちも育つことが証明できているので、株分けした子達もきっと大丈夫でしょう。

ガラス鉢

メダカをいただいたKさまより、「メダカが卵を持っていますよ。」と連絡を受けたのでその準備の為にガラス鉢を用意しました。水草が水面を抜けてすくすく育ってきたのです。

水草の花

かわいいお花が咲きました。こういう楽しみ方もあるのですね!

水やり

さて、我が家は2Fに水場がないので、植物の水やりは1Fのキッチンまで持ってきてあげています。植木の移動はもう冬の間のエクササイズだと思ってやります。(笑)

こういう時にも、キッチンのシンクや作業スペースの広さが必要だなと感じました。

このお家で暮らしはじめてもうすぐ丸3年。やっと植物との過ごし方を見つけられた気がしています。

木を扱うという自然の恩恵を受けて日々お仕事をさせていただいているので、植物の管理がちゃんとできていないと、お礼ができていないようで気になっていました。これからも努めて過ごしていきたいと思っています。

クリナップのオールステンレスのキッチンとの組み合わせ

コーリアンとブラックチェリーのアイランドカウンター

2022.03.29

コーリアンの「ウィッチヘーゼル」を使った天板
キッチンカウンターにはゴミ箱と炊飯器とスツールを置くスペースがあります

コーリアンのウィッチヘーゼルというカラーを使った天板とブラックチェリーの組み合わせでキッチンのアイランドカウンターを制作しました。

Sさんはどこか懐かしい趣のある戸建て住宅をリノベーションして暮らすのです。

茅ケ崎のこのあたりは住宅街が古くて道が入り組んでいるところが、車にはたいへん不便ではありますが、住む町がこれほど小道にあふれていたら素敵じゃないですか。

1階でも日当たりの良い位置にこのキッチンがあって、クリナップのオールステンレスのキッチンともよく印象が合っておりました。

曇天模様でしたが、雨に当たることなく、ヒロセ君と二人で無事に設置完了。

Sさん、また使い始めたらその様子を見させて頂けるとうれしいです。

ありがとうございました。

ステンレスのスパイスニッチのあるタモのキッチン

スパイスニッチのあるタモのペニンシュラキッチン

2022.03.26

今から1年半ほど前に設置させて頂いたタモのペニンシュラキッチン。ステンレスカウンターにスパイスニッチが一体化したカウンターなのですが、これをこの2階まで運ぶのに大変だったことが思い出されます。
そのキッチンに久しぶりに再会することができました。
今度は、このキッチンの向かいに食器棚を作ろうという計画なのです。
「私の大好きな場所です。」と奥様。
うれしいお言葉。
次の食器棚も使いやすいような形にできるようにまずはどのような形がIさんにとって良いのかをお話ししてきたのでした。
こうしてあらためてお声掛け頂けることをとてもうれしく思っております。

ラワンのキッチンと洗面台

2022.03.25

葉山工務店さんとのお付き合いは、なかなか古かったりしまして、福原さんが設計する住宅の施工会社さんとしてご挨拶させて頂いたのをきっかけにお付き合いが始まりました。

そのあとに、茅ケ崎の設計士さんの江湖さんのご自宅のキッチンを作らせて頂いた時の施工会社さんがたまたま葉山さんでして、監督のIさんが私たちを気に入ってくださって、今回この鎌倉の現場でキッチンを作らせて頂いたのでした。

今回キッチンと洗面台を作らせて頂いたのですが、その仕上げ材はラワン材。私が小学生の時は良く学校で見かけたものですが、家具で仕上げ材として使う機会はなかなか無いですね。基本的に見えない部分に使う仕上げ材となってしまうことが多いのですが、ロータリー挽きのその模様はよく見ると表情がとても綺麗だったりします。その無垢材は落ち着いた赤みがあって、それに加工がしやすかったりしますから、もっと表に出てきても良いのかもしれませんね。

ただ、ラワン合板を選ぶのはなかなか難しくって、下地材として扱われちゃっているから色もバラバラなので、今回は赤みのあるものだけを選んで作っています。

また、私たちが使う高橋さんの天板と今回支給して頂いたステンレス天板の仕上がりの違いだったり、溶融亜鉛めっきのハンドルを使ったり、45度の状態から開くスライド蝶番を使ったりと、勉強になるお仕事でした。

今日でヒロセ君が無事に設置工事を完了させてくれてひと段落。

もうすぐ3月も終わりですね。

月末までにあとSさんのキッチンカウンターと、Kさんの洗濯機、乾燥機の納品したら今月が終わります。

気を引き締めて頑張ります。

クルミの無垢材を使った引戸収納部

ステンレスの対面カウンターのあるクルミのキッチン

2022.03.22

クルミのキッチンと食器棚の様子
クルミの食器棚

旗竿地に建つ古い戸建て住宅の2階にキッチンを設けるというHさん。

「まずは解体が終わったので見に来て頂けますか。」と言われてお邪魔した時は雪が降っていましたね。

あれから、早くも3ヶ月が経ちまして、空気がだんだんと温かくなり、私もみんなよりも一足先に汗まみれになる季節になってきました。

雪こそ降りませんが、雨と少しにらめっこするようなお天気ではありましたが、無事昨日荷揚げを終えて作業を始めたのでした。

今回のキッチンは写真だと全然わからないのですが、シンクの高さとコンロの高さを変えていて、さらにバックガード部分もステンレスで立ち上げて、そのまま対面カウンターもステンレスで作ろう、という私たち制作側から考えるとなかなかストイックな形。板金の高橋さんに相談したら、「全部一体で作ろうと思うと、けっこう広い面で溶接しないといけないから研磨しても溶接の跡がめだっちゃうかも・・。」ということで、対面カウンターだけは分離させて別のパーツとして制作することに。

でも、仮に一体で作れていたら搬入できなかったかもしれない‥というくらいなかなか大変な荷揚げに上げでしたので結果としてこの形が正解だったのでしょう。

やはり住宅はその土地に長年かけて馴染んでいくもので、なかなか不陸や歪みを抑えきれない部分もあるんだよね、と監督さんも少し苦笑いになりつつ教えてくださいましたが、それだけしっくりこの土地の建物になっているということなのでしょうね。

今回制作を担当したワタナベ君もバックカウンターは比較的順調に据えられたのですが、キッチンは両側の壁とキッチンの納まりになかなか苦労したようでしたが無事に設置が完了しました。

あとは、4月に入ったら、Hさんご夫婦がオイル塗装を行なってくださってそれで完了の予定です。

リビング側から見た時の少し懐かしいような引戸の印象がこの先どのように使われていくのか楽しみです。

お彼岸

2022.03.18

春のお彼岸ですね。

今までお仏壇のある暮らしをしていなかったのでよく知りませんでしたが、お仏壇のお掃除をしました。無塗装の松なので、固く絞ったふきんで拭き掃除です。一瞬ツンとするくらいに松独特の甘い香りがしました。

シンプルな形をダイスケさんが作ってくれたので、お掃除がしやすくてよかったです。

お供えの盛りだんごとおはぎは倉見の吉祥庵さんで用意しました。山本芳子さんの高台の器にピッタリでした。

先日実家で入仏式があったのですが、お仏壇の決まりごとが色々あることを住職が教えてくださいました。宗派によってお線香の立て方も異なるのですね。

これからひとつひとつ整えていきたいと思います。

タモのペニンシュラキッチンと背面収納をリビングから見た様子

タモのペニンシュラキッチンと背面食器棚

2022.03.17

タモのペニンシュラキッチンと背面収納をダイニングから見た様子
タモのペニンシュラキッチン収納内部の様子
タモのペニンシュラキッチンのコーリアン天板
タモのペニンシュラキッチンの留め仕上げ部分

昨日と今日とでこの大きな仕事を終えることができました。

コーリアンの納め方や、リビング側の留め加工の複雑さや、背面収納と壁の板張り部分との取り合いやら、施工してみないと読めない部分も多かったのですが、設計士さんも工務店さんもとても良くしてくれたおかげで思ったよりもスムーズに終わったように思えます。

家作りは地道な作業の積み重ね。

一歩ずつの前進がこうして心地よい空間になっていくわけですね。

それにしてもこの留めの加工は大変だよね。ノガミ君の地道な加工の賜物です。

地震の時に気をつけること

2022.03.17

昨日の地震は怖かったですね。地震がある度に、家具やキッチンを納めさせていただいた皆さまのお宅は大丈夫だろうかとダイスケさんと思いを巡らせるのです。

数年前にSさんのお宅に作らせていただいたリビング収納のお写真をお借りします。

上の方の開き扉は耐震ラッチを付けていますが、どんな地震でも絶対開かないというものではないので、中のものが落ちてこないように気をつけてください。
引き出しも、ソフトクローズではなく、普通のベアリングレールで作られた方は、勝手に開いてきてしまうことがあるようです。3.11の時にお客様からお話を聞いたことがあります。
中に重いものを入れていると勢いよく開く場合もあると思うので体に当たらないように気をつけてください。
1番心配なのはガラスの扉を使われた方々です。扉が開いてなくも、中のものが動いてガラスが割れることもあるそうです。
初めから気にされる方はアクリルでお作りしましたが、やはりガラスの風合いを重視された方もいらっしゃったので心配です。

皆さま大丈夫でしたでしょうか。
何かございましたらご連絡くださいね。

木目あわせ

2022.03.16

ワタナベ君が手掛ける沼津のHさんの家具。

キッチンと合わせて、大きな壁面収納を作るのですが、その木取りをあれこれ悩みながら進めております。突板合板とは無垢材を表面をうすくスライスして下地合板に張った板ですので、ただ並べても木目が完全に通るわけではないのですね。

板の上と下とでは木目の流れ方も違うので、別の板と並んで見えるように作る家具の場合は木目をなるべく近い印象で揃えられるようにあれこれ悩むのです。

どうにか良い目の流れにまとめられたので、いよいよこれからカットしていって、板をプレスしていきます。

いろいろなところで悩みながら家具はできあがっていきます。

チェリーのペニンシュラタイプのキッチンとバックボード

2022.03.16

先月から続いていたNさんのキッチン設置工事は、先日完成したキッチン背面のカップボードを設置して無事に完了。

パントリーの戸の引き込みを吸収するために奥行きが変形したカップボードになっています。形はシンプルに引き出し式の食器収納とお鍋や炊飯器などが置けるようなオープン棚という構成。

ペニンシュラキッチンのほうはASKOの幅600ミリの食洗機が入っているので、収納は最小限。キッチンとカップボードで足りない分は大きなパントリーがカップボードの奥にありますので、そこを活用するという家事動線になります。

あとはお引越し後にまたお手入れの方法などをご説明するためにお邪魔させて頂きますね。

「チルチンびと」に掲載されました。

2022.03.12

やっと皆様にお伝えできる日がやってきました。お話をいただいた時からうれしくてうれしくて誰かに言いたくてたまらなかったのです。

憧れの雑誌「チルチンびと」のオーダーメイドキッチン特集に掲載して頂きました!しかも一番最初のページに載せて頂いていて、とてもとてもうれしいです。ありがとうございます!

ダイスケさんは「他の方々のページに比べて、スケッチが大きすぎたかな。」と気にしていましたが、お客様それぞれのご要望に合わせて一つ一つ形を考えて作っているということが伝わって、私はとてもいいと思いました。編集を担当してくださったKさん、すてきなページにしていただきありがとうございました。

興味のある方はぜひ手に取ってご覧くださいね。

ナラとグレー塗装仕上げの食器棚

2022.03.12

この日がうまくいくのかどうかと不安に思っていたのでした。

もともとここには同じような食器棚とテレビボードが取り付けられていたのですが、全体的に動きが良くなかったり、仕上げが雑な部分があったりといろいろなマイナス点が多すぎて取り外してもらうことを考えていたのだそうです。しかし、依頼先のほうでそこまで対応してもらえないということで、私たちが外すところから請け負うことになりました。

他の家具屋さんの造り付け家具ってどのようにつけられているかが分からないので、基本的にお断りしているのですが、「多少壁が傷んだりすることも前提でも構いませんので、どうにかお願いします。」と言われてしまいまして、引き受けたのは良いのですがはたしてきれいに取れるかな・・。という気持ちだったのです。

ところが思い込んでいたよりもすんなり細かい部分の納め方がとても簡易的に納まっていたおかげで、比較的すんなり家具を傷めることなく外せたことでもうひと仕事終わったような気分でした。

ここからはいつものように丁寧に取付作業を進めていくだけです。

昨日と本日で、無事の食器棚とテレビボードの設置が完了しました。

1つだけ私が伝え忘れてしまった部分があって、引き出しの奥行を1ヶ所小さくしないといけなくなったので、「Oさん、すみません。それは後日修正してお持ちしますね。」という形で、ヒヤヒヤしながらの3件目の取り付けはこれでひとまず完了。

来週も3件の取付を予定しているので、気が張った日々が続きます。

よろしくお願い致します。

天然石ルナパールとナラ材のキッチンカウンターをリビングから見たところ

御影石ルナパールとナラ材を使ったキッチンカウンター

2022.03.09

天然石ルナパールとナラ材のキッチンカウンターの天板の様子
天然石ルナパールとナラ材のキッチンカウンターの収納部

新築のマンションにお引越しされるTさんからご依頼頂いたのは、キッチンと同じような素材で作るキッチンカウンターでした。

できれば、コーリアンで作らせてもらえると怖くないけれどなあ、なんて内心思っていたのです。システムキッチンの天板が天然の御影石だったものですので。

ところで最近のキッチンは天然石が多いのは何か理由があるのかしら。少し前までは人工大理石だったのに、このところお伺いするところでよく御影石を見かけるのです。

で、Tさんは「悩むところですが、やはり天然石で!」とおっしゃられて、天然石を使える楽しさはありましたが、うまく運べるかなあという大きな不安が。

以前にも大きな天板を天然石で作らせて頂いたことがあったのですが、(「あまのがわ」の文京区
のMさん)あの時のそれは大変だったことを思い出したのでした。

そして、今回使用する石材は、キッチンの柄に近い「ルナパール」という御影石。重量は、このカウンターのサイズ(900ミリ×2000ミリ)になると122kgとのこと。しかも2階ですので、うーん。

そして、今日を迎えまして、マンション側の規定で搬入日が限られていて、お引越しと同時作業。引っ越し屋さんがものすごいスピードで荷運びする中、まずは脚部だけ搬入して組み立てて、いつでも天板乗せられるよ、という状態にしておいて、その頃には引っ越し屋さんも風のように撤収されていて、いよいよ運び入れます。

木枠で専用の台車を作ってきているので、寝かせて運ぶのは容易ですが、エレベーター内に運び込むには入らないので、どうにか立たせて、下に布団を敷いて男4人でどうにか荷揚げが完了。

搬入後はあらためてどうにか4人で天板を脚の上に寝かせて、また取り外し可能なように周囲だけを接着して無事に納品完了。

形は写真で見るととてもシンプルですが、炊飯器が収納されるスペースと、大きな引き出し、そして、冷凍庫をしまうスペースもあって、今日はまだお引越し初日なので、その様子は見られませんでしたが、とても機能的なカウンターになるのです。

こうして今月の冷や汗をかきながらの作業の2件目は完了。続いては明後日。既存の家具を取り外して、新たに食器棚とテレビボードを設置するヒヤヒヤ第3件目です。

よろしくお願い致します。

タモホワイトウレタン塗装仕上げとコーリアンを使ったペニンシュラキッチン

タモとコーリアンのペニンシュラキッチン

2022.03.08

タモホワイトウレタン塗装仕上げとコーリアンを使ったペニンシュラキッチン
留め加工の扉

まずはキッチンの設置は完了。

「木の塊のように見せたいのですよ。」と設計のNさんのイメージ通りにするのがなかなか大変でして、対面カウンターとサイドパネルと扉がトメになっているわけです。

トメになっているから開けた時に扉とカウンターがこすれあっちゃうんじゃないかって思っていたら、こういう時に対応できる蝶番が出ているのですね。すごいなあ。

いわゆる開きながら蝶番の軸となるポイントが手前に持ち出してくる蝶番があるのです。

無事に納まってひと安心。

あとは来週に背面の大きな食器棚が設置できれば完了の予定です。

タモのキッチンと背面収納の設置工事

2022.03.08

駐車場を探すのに車をあちこち走らせていると、はかま姿の女性が多いのに気が付きます。

そろそろ卒業式が行われる季節なのですね。

品川あたりは起伏が激しい土地で、大通りから一歩入るとトラックも通りづらいくらいの小道になったり、しまいには階段になってしまったりして、車ではなかなか行き来しづらい場所でもありますね。

どうにか現場から20分ほど歩いたところで駐車場を見つけて現場に戻るとノガミ君とヒロセ君が昨日の作業の続きに入っておりました。

昨日の朗らかな陽気から一転して、今日は体の中が冷えるような寒さと細かな雨が降り続いておりましたが、どうにか昨日と本日で大きな家具の搬入は終えられました。

その後キッチンの設置を昨日と今日で行なっていて、来週はその背面の大きな食器棚を設置できれば完了の予定。

昨年から手掛けていたかなり複雑な形をしたこの家具たちがようやく納まりそうで少し安心しております。

ただ、今月から来月にかけては目まぐるしく予定が変わっていくので、引き続き気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

剪定づくし

2022.03.08

2月頃からお庭の植物の剪定が始まりました。

昨年は自分で猩々紅葉の剪定をしたのですが、十分ではなかったらしく、途中で葉が密になったり、壁に枝が当たってしまい切ったりしたことと、株立ちの根元5本の内2本をカミキリムシに穴をあけられてしまったので、自分で対処した方法でこの先大丈夫なのか、一度プロの方に見ていただきたかったこともあり、造園業者さんに来ていただくことにしました。

お世話になったのは海老名の昇華園さん。お家の近くで、夏に蜂の巣の駆除に来ていただいたご縁がありました。

紅葉を見ていただくと、「穴開けられちゃったね。若い紅葉の宿命だから。どんなに囲ってても虫は入ってきちゃうから、防虫するしかないのかな。」とのことでした。

「僕がやると手続きとかお金かかっちゃうから、教えるからやってごらんよ。」ということで、お勧めの農薬を教えてもらい、定期的に散布して経過観察するしかないとのことでした。穴に抗菌剤のペーストを塗ってふさぐ方法は、これで大丈夫とのことでした。

剪定前の紅葉。もじゃもじゃしているのがわかりますね。
剪定後。この写真では伝わらないのかもしれませんが、心配になるくらいすっきりしました。

来年以降は自分で剪定していきたいのでやり方を教えてくださいと伝えると、実践しながら教えてくださりました。今は色々な造園業者さんが動画などあげられていますが、やはり目の前で見せていただくのが一番分かり易くてとても勉強になりました。こつは「目指す形を決めたら躊躇せずに切ること。」だそうです!

「あなたはお庭好きそうだね。」と他の植物も見てくださいました。プロの方に見ていただけて安心しました。ありがとうございました。近くに声のかけやすいプロの方がいると本当に安心です。

私達もそうありたいと思っておりますが、少し離れた方々が多いことと、対応できる人が限られているので、時間を要するかもしれないことが心配です。でも、調整していきますので、キッチンや家具で気になっていることがある方は、まずはご連絡してくださいね。

引っ越してきて昨年冬に葉がすべて落ちてしまったガジュマル。沢山芽が出てきてうれしいのです。剪定する5月頃に整えたら、とのことでした。
月桂樹。「使えそうな葉はどんどん取っちゃえばまた新しい葉が出てくるから。」ということで剪定して取って干してみることに。
いつでもできると思うとついそのままになってしまっておりました。いい香り。

写真は無いのですが、3月に入ってからは檸檬と千両、会社の桂の木の剪定をしました。

檸檬には相変わらずカイガラムシがついてしまっていますが、これに薬を使ってしまうと食べづらいので、見つける度に歯ブラシで落とす作戦でやってみようと思います。無農薬でフルーツや野菜を作られている方はさぞかし大変だろうなと思います。檸檬の木1本で苦に思っていてはいけませんね。

そして先日ダイスケさんの散髪もしました。(笑)これで気になっていたものが全部すっきりして、春への準備が整いました。

目につくところを整えたはずなのに、自然と心がすっきり整った気がするのはなぜなのでしょう。

気になっていたことが解決されたからなのでしょうね。

この気持ちの変化が生まれるから、庭いじりは尽きないのかもしれません。

ひな祭り

2022.03.04

(一枚目はダイスケさんの山盛りちらし寿司。二枚目が普通サイズ。ハルが盛りつけてくれました。)

「今年のひな祭りもちらし寿司とケーキがあればいい?」

「うん。」

なんて会話が象徴するように、我が家で桃の節句を祝う機会も年を重ねるごとに当たり前のようになってきてしまいました。

家族で過ごすこの時間を普通に迎えられていることをありがたく思わないといけませんね。

娘達が元気に過ごしていてくれて本当にうれしい。

この状況を作り出してくれている全てのことに感謝して。ありがとうございます。

寿司桶。

ひとりですし酢をかけながらうちわで仰ぐことは難しいので、換気扇をMAXで回す真下で混ぜたらいい感じに仕上がりました。やはりボウルで作っている時とは違うよなと専用の道具のすばらしさを感じます。

オープン棚に置いているので、前回、洗って一晩おいてしまったら、少し黒っぽくなってしまいました。

表面は乾いていても内部に水分が残っていたのですね。

オープン棚でも空気の流れは限られているのだなと勉強になりました。

もう一日、表に置いて乾燥させてからしまおうと思います。

ナラとステンレスのキッチンカウンター

2022.03.02

ナラとステンレスのキッチンカウンターのキッチン側の棚の様子
ナラとステンレスのキッチンカウンターのスケッチ

いよいよ3月が始まってしまいました。

今までコロナの影響もあって、工事が遅れていたそれぞれの現場が動き出して、このタイミングですべて重なってしまいそうで・・。

今からどんな3月になるのかが私たちも読み切れなくてつき始めからドキドキしているのでございます。

まずはキッチンカウンター三連作の初めはYさんのステンレスバイブレーションのトップにナラ材を使ったキッチンのアイランドカウンター。

以前、「ストーリーテラー」のDさんのキッチンを作った時にもモチーフになった海外のとあるアイランドキッチンからイメージされた形です。たしかにあの形は独特の存在感がある。

今回はキッチン自体はオーダーではなくシステムキッチンを導入されて、リビングダイニングからよく見えるアイランドカウンターをどうしてもこの表情で仕上げたい、ということでオーダー頂いたのです。

塗装はこれからYさんご自身で行なっていくのですが、この生地の色に近い感じで仕上がるようにホワイトオイルで仕上げる予定です。

ホワイトなどの着色材が入ったオイルは塗りムラが出やすいことと、乾きが遅かったりするので、ちょっと難しいところもあると思いますが、頑張ってください。

またできあがりを楽しみにしております。

星空を駆ける舟

2022.03.02

itotowaratoの彩さんに作って頂いたヒンメリ。

舟と呼ばれる作品にアキコが一目ぼれしたのです。

いつの間にか自分が影を見ていたのか舟を見ていたのかおぼろになってくるような感覚。

映画「銀河鉄道の夜」でジョバンニが見た夜空に通り過ぎていく三角標を思い出しました。

そして、玄関にウォールハンギングタイプのお守りも。どちらも良い風を運んでくれます。

「近々、自分で育てた藁で作品作りがはじめられるかも。」と、とてもうれしそうにお話しされていました。

とてもたのしみです。

ウェブサイト更新しました。

2022.03.01

タモの引き戸のある食器棚

変形した間取りに馴染んだコンパクトに使いやすい食器棚を作らせて頂いたKさんのお話「五角形で馴染んだかたち」と、

框組引き戸のあるナラとステンレスのオーダー食器棚と白い扉のパントリー

ナラ材、ステンレス、グレイジュの面材、ブルーグレーのタイルと言った少しトーンを落とした色調でまとめた形で作らせて頂いたYさんのお話「影が色をつけている」と、

ナラ板目のオーダーペニンシュラキッチン

打ち合わせがまるでひとつの音楽のように滑らかに進んでいったNさんのお話「ムジカ」の3つのお話を掲載しました。

お時間ございましたらご覧になってくださいね。

キッチン側収納の様子

ホワイトオークのペニンシュラキッチン

2022.02.25

ペニンシュラキッチンのダイニング側の様子
ペニンシュラキッチンのダイニング側に食洗機を設置
オーダーキッチンのスケッチ

昨日は、ノガミ君とヒロセ君の二人で、Aさんの現場までキッチンの施工に向かってもらいました。

今回のAさんのキッチンでおもしろいのは、ダイニング側に食洗機を設置しているところ。

以前に食洗機を調べている時にお店の方からアドバイス頂いたというお話が、海外製の食洗機の場合は、予洗いの必要がないから食事のあとそのまま食洗機に入れてしまって大丈夫なのです、ということだったのだそうです。

私の自宅では食洗機を使わない生活なので、思いもよらないアイデアだったのですが、「なるほど面白いお話ですね。」ということで今回Aさんはそのプランを取り入れてみて、ダイニング側に食洗機をレイアウトしたのです。

全面パネルになるタイプの食洗機ですので、閉めちゃうと隣の収納扉と馴染んで食洗機というのは分からないくらいの印象になりました。

食洗機の反対のキッチン側は、奥行の浅い引き出しを設けて、その引き出しを外すと、給排水管が見えるメンテナンスハッチを設けています。

初めての試みでしたが、こういう暮らしかたもあるのだなあと感心するのです。

照明の傘

2022.02.24

ある日の我が家の光景。家でお見積作成中のダイスケさん。

「⁈」と気づかれた方はすばらしいですね。

ダイニングのペンダントライトの傘を外してあったのでした。

flameさんのホーローのペンダントで、電球を交換する時のように、天井の配線を外すことなく傘が外せるので、埃がたまっているなぁと思ったらすぐ外して洗えるのです。

気が付くとダイスケさんが洗ってくれているので、いつもきれいなのです。(私ではないのです…。)

メンテナンスがしやすく気づいた時にすぐできることって大切なポイントだと思います。

それとデザインのすてきさも兼ね備えているなんて、すばらしいなと改めて感じています。

このペンダントを購入する時にはそこまで考えて決めたわけではなかったのですが。

チェリーのペニンシュラキッチン

2022.02.22

Nさんのキッチンの設置が完了。コンロ前にこのような壁がある場合に壁とキッチンバックパネルのどちらを出っ張らせるか、悩むところです。

基本的に家具は壁よりも出っ張らないほうがきれいな納まりになる、と父から教わってきたので、ずっとそういう納まりがきれいと思ってきたのです。特に住み始めている室内に家具を設置する場合は何も感じなかったことですが、建築中にキッチンを設置したり、食器棚などを壁面に作り付ける場合は壁材の納まりも考慮しないといけないわけです。

今回は、壁にはクロスが張られるのですが、壁よりもちょっとキッチンが入った納まりにしちゃうと、クロスがとても張りにくいのです。折り曲げたところにちょっと貼るって言うのはノリが効かなくて、ピンとクロスが反りかえって跳ねちゃうのです。

そこで今回は、壁よりもバックパネルを数ミリ出っ張らせて納めています。

クロスに限らず、塗り壁の時もそうで、ちょっとだけ塗るとなると壁材が欠けちゃうので、家具のほうを壁よりも出っ張らせます。

タイルの納め方も工夫が必要で、キッチンカウンターの上でタイルを止めるか、床まで貼るかでキッチンの寸法が変わってきます。

そういう細かい部分の納まりっていろいろ悩むのです。

そして、最近はこの納まりにすることが多くなってきた食洗機の巾木の加工。

巾木の高さを収納部分の下面と揃えるので、かなり低くすることが多い私たちのキッチン。

それに合わせて食洗機を作っていくと、食洗機のドアを開けた時に巾木にこすっちゃったり、ドアが全開しなかったりと。そこで、昨年の10月に納品が終わった茅ケ崎のKさんの時からこのような納まりにできることをあらためて知りまして、けっこう手間が掛かるのですが、このような納まりにすることもあります。

このあとこれから同じくチェリー材でオーダー頂いた背面の食器棚を作らせて頂きます。

来月の納品の予定で、かなり慌ただしくなりそうで、ヒヤヒヤしております。