ここがよい
2020.06.09
やはり工房の2階にあるよりはもっとしっかり使ってもらえる環境に置かれているほうが良いよね。
壁は山本さんがこれから塗ってくれる予定で、あとはつなぎ工事だけなのですが、キッチン解体の時に要不要の部材が混同しちゃって急きょ足りない部材があることが分かりまして、部材が揃うまで少し時間が掛かることに。すみません、山本さん。すぐに準備しますのでしばらくお待ちを・・。
2020.06.09
やはり工房の2階にあるよりはもっとしっかり使ってもらえる環境に置かれているほうが良いよね。
壁は山本さんがこれから塗ってくれる予定で、あとはつなぎ工事だけなのですが、キッチン解体の時に要不要の部材が混同しちゃって急きょ足りない部材があることが分かりまして、部材が揃うまで少し時間が掛かることに。すみません、山本さん。すぐに準備しますのでしばらくお待ちを・・。
2020.06.08
今日は、愛川町まで。
9年前に工房の2階に作ったキッチン。
今年の初めに新しいキッチンを作ったのを機に展示室のキッチンを入れ替えることを考えておりました。
9年経つと作り方も考え方も少しずつ変わってきて、いま私たちが作っている形を見てもらいたいとそう思ったのです。
その時に今あるこのキッチンをこれからどう見せようか、と思い巡らした時に、「イマイさん、ぜひ使わせて!」と言ってくださったのが、もう長いお付き合いをさせて頂いている愛川に工房がある山本陶工房の山本さん。
そして、そのアトリエに置かせて頂けることに。
コロナの影響でお話がストップしておりましたリノベーションが先日から始まりまして本日ようやく設置工事に入らせて頂いております。
「ここはね、ヤモリやクモも多くてね。」
と言ってパタパタキッチンの周りを払ってくださる山本さん。
たしかに周りが緑に囲われたとても気持ちの良い場所です。
生き物が多いことは慣れればうれしいことですものね。
我が家では最近、どこからともなく毛虫たちが集まりだして、代わりに毎日いたヤモリはどっか行っちゃったのですが、近所の猫たちも通り道にしていて、相変わらずにぎやかで豊かな風が流れております。
どうにか2階への荷揚げは終わってこれから据え付けです。
展示室の環境とは変わってくるため多少ここで手を加えながらの作業になるので、ちょっと長丁場ですがノガミ君とワタナベ君が頑張ってくれています。
山本さん、この工房がより温かな空気になりますね。
楽しみです。
2020.06.07
おとうさんがお休みの日曜日。
せっかくの機会ですが、お出かけするにもまだし辛い日々ですね。
「何か作ろうか。」「そういえばハンバーガー食べてないなぁ。」
ハンバーガーのレシピは、チアキがレッスンを受けた時のkissakoさんのレシピがある。
冷蔵庫をのぞいてみると材料がそろってる!ということでおとうさんの出番です。
パンを発酵させている間にパテとコールスローとポテトフライを用意しましょう。
パンがちゃんと膨らんでくれるとうれしいですね。
本当はKousha さんに行きたいんですけどね。まだ県外への外出は控えたほうが良いと思うので、飯高さんの器によそって気分を出して、おうちでハンバーガーランチ。先日のスパゲティの残りのミートソースが残っていたのでモスバーガー風に。
コールスローをちょっとしょっぱくしてしまったのですが、とても美味しかったです。お昼からビールが飲めるのも休日ならではの楽しみですね。
10:30から作り始めて食べられたのは13時。トータル2時間半かかりましたね。「ファストフード」と呼ばれるジャンルの食べ物ですがちゃんと作ると手間と時間がかかるものなのですね。良い勉強になりました。ごちそうさまでした。
2020.06.07
梅雨入りを前に1年が経過した庭には、ちょっと触りづらい虫たちも生き生きと過ごせるようになって、千両の花も咲いて、見知らぬ草花も増えてきて様子が賑やかになってきました。
うれしいです。
思い描いているのは、もっともっさり木陰が際立つ庭。
ゆきどまりの庭ができあがるまではまだしばらくかかりそうです。
2020.06.06
床を張り替え終わったらしようと思っていたことがあります。
壁の色塗りです。
前回までダークブラウンのパンチカーペットにはグリーンも良いかもと思って、一面だけ緑色にしておりました。
本当はもっと深い緑にしたくて手持ちのペンキを混ぜて塗ってみたら、けっこうまだらになってしまって、それで慌ててちょっと明るめのこの色を塗ったのでした。
2010年1月13日「改装続き」
色を混ぜるってそんなに簡単じゃないんだなあと思ってなにかと躊躇していたのですが、床が明るくなったことで緑色がとても際立って見えてしまって。
床があめ色になってくるときっとこの色も良いのでしょうけれど、頭の中にはグレーなイメージがあって、先日定休日の静かな工房の日を利用して塗ることに。
壁塗りって、塗ることよりも塗らない部分をマスキングするほうが大変ってイメージがあるのです。展示室のクロスは結構凹凸があるものなので、前回もきちんとマスキングしていても凹んだ部分から色が染みていて、それをうまくカバーできるだろうか。
マスキングを終えたら、その当時の改装の時に使って余っていた塗料を懲りずにブレンド。「まだらになったらまた塗ればいいのさ。」
白に茶色にちょっと水色。必要以上に攪拌して、「いい色あいに混ざったのではないかな。」と思えてさっそくローラーで塗ってみたのです。
うーん、塗れている時と乾いた時のイメージはやはり少し異なるのだなあ。仕上がりはイメージよりも少し青み掛かったグレー。
相変わらず難しいなあ。
でも、まずは落ち着いた印象になりましたので、これからどう見せようかな。
あとは、ちびっ子たちが遊ぶ部屋も少し変えたくて、窓まわりもこれからすこし変える予定で、少しずつ変わっていく様子をよろしければ見に来てくださいね。
2020.06.05
おうち時間に、写真の整理をしていました。
娘たちが小さい時の写真が出てきて懐かしんでいたのですが、ハルとおとうさんが2人でお出かけしているの写真はあるのですが、チイとおとうさん2人でどこかに出かけている写真は無いのです。
振り返ってみると、チイが生まれて赤ちゃんの頃まだお出かけできないので、4歳だったハルとおとうさん2人で休日に平塚の海まで自転車で出かけたり(⁉)、小田原城址公園へ電車で出かけたりしていたのでした。
ふと、チイとおとうさんの思い出がハルとの思い出より少なくなってしまっているのかしら、と思ったのです。
でも、あるやり取りを見ていると、そんなことはないなと思えたのでした。
お米・お肉大好きと味の好みが似ているチイとおとうさん。夕食のご飯が残った日には(気が向いた時だけです)おとうさんがおにぎりを作ってくれます。
おとうさん「ちい、おにぎり作るけど何味がいい?」
チイ「ツナ。」
というやり取りがあり、それが翌日2人の朝ごはんになります。おとうさんは朝早く家を出てしまうので会社で食べて、チイは食卓で食べるのです。(2人で食べきってしまうので、私とハルの分は残りません。笑)
ハルは朝パン派で私と2人でパンを食べるので、これはチイとおとうさんだけのやり取り。
その夜帰宅した時に、
おとうさん「ちい、おにぎりちょっとしょっぱかったでしょ?」
チイ「ううん、美味しかったよ。」
おとうさん「なら、よかった。」
傍にで聞いていて、よいねと思えるのです。
お出かけした思い出も非日常的な体験を共有できてすてきなのですが、日々の暮らしの中のやり取りがあるだけで、一緒に過ごしてきたことを実感できて、さみしく感じることはないのではないかと思っています。
しばらく行楽地などにお出かけができない日々が続くことになりそうですが、「こういう時もあったよね。」と振り返れる時間にできるように過ごしていけたらいいなと思います。
2020.06.02
「待っていました!」
そう言ってくださったOさんの通りをひとつ入った静かな街路沿いに建つ趣のあるメゾネットタイプの集合住宅までダイニングボードと本棚の納品に伺ってきました。
心配していたとおりにやはり階段からの搬入ができなくて、カイ君とワタナベ君の3人で来てよかったのでした。
良い具合に小さな雨粒も上がってくれて、家具も無事に2階に上がってくれて、本棚のほうが少し壁との納まりで苦労しましたが、無事に設置完了。
とおもったら、一つだけ部材を忘れているところがありまして、Oさんすみません、また近いうちに伺わせて頂きます。
ここに越される前のお宅にもお邪魔させて頂いていて、とても良い空気の流れているリビングでお茶を頂いてしまいまして、その空気感がまた見られるのが楽しみなのです。
2020.05.31
明日6月からの子供たちの学校再開に向けて今日の夕ご飯は焼肉です。
我が家の鉄板奉行ひとりダイハードのおとうさんの出番です!
倉見駅近くの斉藤精肉店さんでおうち焼肉セットを販売していると聞いて注文してみました。
我が家はたくさん食べるので(4人家族ですが)多めに5人分6,000円の予算で注文したら食べきれませんでした。
お店で食べるよりもとてもリーズナブルでした。
おいしいお肉で栄養付けて再開される学校生活を無事に送れますように。
2020.05.31
学校が休校になって約3か月間。先週登校日があってやっと6月から、段階的にですが、通い始めることができそうですね。
外出自粛期間中、学校からの課題をこなしながら娘たちは思い思いに過ごしていました。
私とダイスケさんは会社のことがあったのでほぼほったらかしだったのですがよく我慢できていたなと思います、2人とも「だってそうするしかないじゃん。」といいますが。
我が家はおうち時間にこんなことをしていました。
チイが学習塾に通っているのですが、通えなくなりその期間が延びてきて、先生から「課題の提出ペースが落ちてきている子がいます。Zoomアプリを使ってみんなで一緒に勉強しましょう。」と連絡がありました。チイは真面目なタイプなので毎回提出できていたのですが、いい機会だし私もやったことがなかったので「Zoon やろうよ。会社にいる間チイが自分でやることなるから練習しよう。」と声を掛けたのですが、「別にやらなくても課題を提出できている。やりたくない。」と最初はやっていませんでした。正論なのですが、本来教室に通っていたのをしないだけでも必要なのではと言ったところで彼女の気持ちは動きませんでした。
次の週、小学校5・6年生は4月から英語の評価も変わったのでZoomでレッスンしていきたいという話になり、やることになりました。開通作業を一緒にやり、画面でつながると親の方がなんだかうれしくなって先生に向かって手を振ってしまいましたが(笑)、レッスンの時間は不在だったので様子は見れなかったのですがやってみると「なんだか楽しかったから明日もやる。」ということに。先生からも「ちゃんとできていましたよ。」とのこと。
状況は違っても人に会ってお話しできるとうれしいですよね。
これからはこういうテレワークと併用する社会になっていきそうなので、親子共々いい経験になりました。
ハルはスマホを持っているので、JKらしくネットワークを駆使していました。インスタで通う高校のハッシュタグをつけているアカウントを探して情報収集。スイーツを作っては投稿して「食べたい!」とコメントしてきた友達に自転車で届けに行くということをしていました。写真のケーキがそのひとつなのですが、これをすぐ食べたいと言えるのも若さだなぁと思いました。
子供たちは親が思っているよりもたくましいのだなと思いました。
2020.05.31
我が家のダイニングテーブルはアイアンの脚に栗の天板のもので、重さは約27㎏になります。
どんな家具でもそうですが、物をたくさん入れて保管していたり、テーブルやイスは人の体重を受け止めていつも同じ場所で使うことになるので、いつの間にかフローリングがへこんでいたりすることがあります。無垢材の家具は家具自体が重くなるので余計に気を遣われると思います。
我が家も引っ越しから1年経ち、床がへこんでいたので直すことにしました。
松の床材は柔らかいので、傷がつくことは覚悟していました。
床のへこみの直し方でよく目にする方法は、熱湯をかけて木を膨らましてからアイロンをかける方法。
(オイル塗装の無垢材フローリングの直し方です。ウレタン塗装や他の仕上げの方はメーカーさんにご確認ください。)
床にアイロンをかけるのは焦がしてしまわないか自信がなかったので、よく沸騰させた熱湯をかけるだけにしました。
へこんだ部分にやかんから直にかけます。写真くらい結構たっぷり目にかけて10~20分くらい待ちます。へこんだ部分から小さい気泡が出てきて見ているとかわいいです。その間に他の場所の拭き掃除をしておいて、最後にその場所を拭きとります。
よーく見るとまだ分かりますが、お湯だけでもぱっと見はわからないくらいにはなります。
これだけでも気持ちがいいですね。
2020.05.28
今日はお昼にみんなでカレーライスを食べました。
倉見駅近くの齋藤精肉店さんの美味しいロースかつを添えて恒例のカツカレーです。
全部の窓を全開にして、向かい合わないように交互に座って、いただきます!
映画「サマーウォーズ」の中で、
「家族同士で手を離さぬように、人生に負けないように、もし、辛い時や苦しい時があっても、いつもと変わらず、家族みんな揃って、ご飯を食べること。」というおばあちゃんのセリフが好きなのですが、家族じゃないけど、一緒に働いている仲間としてこういう時間を持つことはやっぱり大切なのだなと思いました。
前日の夜がちょっと忙しいのですが、それでもやってよかったなと思えます。
みんなでご飯を食べるって、やっぱりうれしい時間ですね。
2020.05.27
我が家の床は150巾の赤松の節無しの朝鮮張りになりました。
床のことはよくわからなかったので設計士の福原さんにお任せしました。
私達の要望は「素足で暮らして気持ちよく過ごせること」でした。他の予算もあったので床暖房はつけませんでした。
今まではマンション暮らしで床暖房のついたウレタン塗装の定尺張りの床でした。床の硬さなどは意識して暮らしてはいませんでした。若さもあったのかもしれません。
一般的に床を考えるとき、傷がつきにくい・汚れが目立ちにくいという視点で選ばれることが多いと思います。
私達は傷や汚れは必ずつくからその都度直していって、裸足でいるときの気持ちよさを優先したのでした。
新しい家に暮らして1年が過ぎました。「この床だから気持ちがいいんだ。」とわかったのは、2月に会社のショールームの床の張替えをした時でした。
同じ赤松の節無し材の乱尺張りにしたのです。材が同じなら柔らかさも同じかと勘違いして、コストが下げられるのならと思いました。材が合わさるところが多いと同じ材でも硬いのです。そういうことだったのだなとよい勉強になりました。
材料や見た目だけではなく、床の柔らかさ・足触りのよさが一番気持ちよく感じられる張り方まで選んでくださっていたのだなと、設計士の福原さんには感謝しております。
こちらのサイトが無垢材の床のことがとてもわかりやすかったです。私はお家が完成してから読みましたが。(笑)
ちなみにキッチンの床もリビングの床と同じ無垢材にしました。キッチンにいる時間は結構長いので、硬いところに立っていると足が疲れてしまいます。でも柔らかい分へこみやすいので、お鍋の蓋を落としたりしてへこんだ時には、オイル塗装の床なので、熱湯をかけて直しています。柔らかいと傷つきやすいけど直すのもやり易い。汚れたらセスキ炭酸水ソーダ水できれいにしています。赤松の木は汚れがすぐわかるので落とさなきゃという掃除の意欲がかき立てられます。自分の考え方・暮らし方には合っていたのだなと思っています。
2020.05.26
ワタナベ君が何やらしゃがみ込んで作業をしているのです。
何をしているのかというと、今回のGさんのキッチンカウンターがステンレスバイブレーション仕上げなのでハンドルもバイブレーションにしよう、ということになったのでした。
でもね、バイブレーション仕上げのハンドルってなかなか見たことがないので、ひとつずつ自分たちで仕上げることにしたのです。
写真では分かりにくいのですが、ハンドグラインダーをひっくり返して、動かないように固定して、粗目のヤスリを定着させて。
今回はかなり粗いやすりで仕上げているのですが、ツヤが鈍くなって表情が落ち着いてよい表情になりました。
もの作りって相変わらず地道な作業の繰り返しで、そこにどれほどの喜びが見いだせるのかって言うのはその物を手に取らないと分からないんだよね。
仕上がったその姿に、そういう過程が何か良い形で表現できたらいいのになあ。
って、そうなっちゃうとそれは未完成ってことになっちゃうかなあ。
そして、ハンドルは私たちの仕上げたものを使うのですが、ツマミはね良い表情のものが見つかったのです。
ボルツさんのツマミを使います。
楽しみです。
2020.05.26
セパレートタイプの食器棚を検討されているKさんが昨日打ち合わせにいらしてくださいました。
マンションのキッチンに設置するということで、設置するスペースの幅が1200ミリほどしかないようで、どういうふうに作ったらきちんと食器や調理道具なども整理できるだろうと悩んでおられて。
お子さんもようやく歩いてにぎやかになってきた年頃で、まもなく離乳食が始まる頃ということで、しばらくしたら必要としているものがガラッと変わる予定。
そのようななかで、今までのやり取りは奥様とメールで行なっていたのですが、今回はご主人も交えてお話になりましたら、一番しっかり考えないといけないポイントはゴミ箱じゃないか、というお話になりました。
奥様はゴミ箱を使わないで、ビニール袋をフックに掛けるようにして使いたい、普段はそれをしまっておきたい、というイメージだったのですが、そうすると、料理している時に出るごみの始末の方法や、奥さん以外がゴミを捨てたい時の動線など、Kさんの暮らし方にとってはゴミ箱をしまう美しさよりも暮らしの不便さのほうが少しまさってしまう部分があったのでした。
昔やキャスターをつけたワゴンタイプのボックスなどを作ってゴミ箱がおけるようにしたことがよくありましたが、あれはなかなか重くなってしまうことが多く、多少の不便さが残っておりました。
また、そのキャスターも一般的な黒いゴムのものだと油のせいなのか、黒いスジが徐々についてくるようになるのです。それで、あとがつきにくいタイヤのキャスターで作っていましたが、それでもやはりゴムの摩擦もあるのか動きのもっさりした感じは否めませんでした。
それからはワゴンにする場合は、アルミでできた軽量で使いやすくぶつけにくいタイプのものがハーフェレから出ているので、それを採用するようにしているのですが、やっぱり場所を取るのですね。
収納する場合はこのゴミ箱をよく使います。
【ステンレスとステンドグラスとロートアイアンを使ったナラ柾目の食器棚】
それで、最近皆さんにはゴミ箱や見えていてもよい形のものを用意してもらう方法が一番良いのではないかというお話をしているのです。
特にケユカのゴミ箱が設置高さも低めで使いやすいのではないかと。
そのようなお話をしながら、ならば今のシステムキッチンのシンク下にゴミ箱がしまえるようにできないのかな、というお話に。
「できるかもしれません。写真を送ってくださいね。」
ということでこの先はそのあたりを考えながら形が変わっていきそうです。シンク下に置ければ、リビングからゴミ箱も見えなくなるし、食器棚のほうがゴミ箱を置く予定だった部分が食器収納に変わりますので。
自分の暮らしにとって何か必要なのかは、もちろんご自身がいちばん良く知っていることだと思うのですが、私も26年この仕事をしてきてみなさんからいろいろなお話を聞いた中でできるアドバイスがあると思いますので、やはりお話しながら暮らし方を整えていく作業ができることって大事なことなのだなあとあらためて思う月曜日だったのでございます。
2020.05.25
今日は少し早めに上がろうと思って作業場にむかって階段を下りていたら、エアーで体を吹く音が聞こえてきていたので、どうやら本日最後まで作業をしていたカイ君も上がるらしい。
「あとは天板の節を埋めた穴が硬化したら作業完了です。」
今回は、天板は節が少なめだけれども節アリのナラ材で制作したので、使っていて不便になりそうな抜けた穴を埋めたのです。明日硬化した部分を平滑にしたら作業完了。
節の感じも上品だし、オヌマさんに作ってもらった黒い鉄脚も上品に仕上がっていますし、KUMAさんのハンドルも相変わらず上品です。
黒皮残しで仕上げる鉄脚という表情も雰囲気があって良いなと思える時期があったのですが、早くトップコートが掛かっていないとどれほど丁寧に水気を気にして使っていても錆びるのです。
その錆の表情もきれいなのでしょうけれど、使うには不便があって‥、と考えるとやはり焼付塗装で仕上げる形が一番使い勝手も良く上品に仕上がるのではないかと今のところ考えております。
特に小沼さんのところは塗装の表情もきれいですし。
このダイニング収納とワタナベ君が担当した少し変わった形の本棚をもって今度Oさんのところに納品にお伺いします。
「今日は先に上がって良いかな。」
「大丈夫です。お疲れさまでした。」
ということで、戸締りをカイ君に任せて先に帰らせてもらったのでした。
日が落ちる時間が遅くなったね。
2020.05.25
ハルが卒業する時に私もそこで挨拶するのだからきれいな頭にしないとってその1週間ほど前に切って以来、結局卒業式もそのあとの入学式も自粛になってしまって、私が話す機会は無くなってしまって、それから二か月もほったらかしだと歩くカリフラワーみたいな頭になってしまっているので今日は髪の毛を切る日です。
髪の毛のカットは結婚してからはアキコにやってもらっているので、みんなでご飯食べ終わったらね、ということで。
2020.05.24
本日納品させて頂いたチェリー板目材で制作したリビング収納と本棚。
昨日が雨のお天気予報でしたので、今日に延期させて頂いたのですが、なんとも暑いくらいの良い陽気になりまして、わたしは人一倍汗かきなものですから、マスクが汗で濡れて息苦しいわけです。
雨で延期した理由の大きな要因として「搬入が屋外からじゃないと入らないから」ということがありまして、今回は本棚を高さ2400ミリ近い天井に合わせて1台で作っております。いつもでしたら上下分割するのですが、今回は設置場所の手前のリビングの天井が高いということもあって分割しないで作ったのです。その方が印象がスッキリ仕上がります。
でも、設置場所の2階への階段は回りきらないからバルコニーから。
そして、3200ミリあるテレビボード部分のチェリー幅接ぎ無垢の天板ももちろん階段から入らないので、バルコニーから。
そのようなわけで天気予報を見ながらハラハラしていたのでした。
おかげさまで予定より1日ずれてしまいましたが、ノガミ君とヒロセ君と私とで無事に荷物は2階へ運び込まれて、設置工事に入れたのです。
では、あとはノガミ君とヒロセ君に任せて、先に戻ります。
現場で天板と背もたれを削り合わせるのに少し時間が掛かってしまったということですが、無事きれいに納めて戻ってきてくれました。
よかった、これでひと安心。
今回のようにコの字型の家具の場合、ある程度そこに暮らし始めて時間が経ったお宅だと壁や天井が少し動いていることもあって、全てが90度でピタッといかない時もあるのです。
そのようなわけで、天板と背もたれ部分を削り合わせながら無事に納めてくれたようです。
よい印象にまとまりました。
また、家具を使い始めたらあらためてお邪魔させてくださいね。
2020.05.24
お家づくりの日記を書き始め、他の方の記事を拝見させて頂いていると、皆さんとてもすてきに緑を飾られている写真を掲載されているので、憧れて、練習していくことにしました。
実家で暮らしている頃、母は暮らしの中に緑を取り入れることが上手で、いつの間に小さい一輪挿しや花器を見つけてきては、いろんなお花をちょこっと飾ってすてきな雰囲気を作っていました。
お花を買いに行くのはハードルが高いので、お庭のハランと自生していたドクダミとシダを飾ってみることに。
、、難しい。ガラスの花器はお水の中も大事なのだと気付きました。
色々やってみないとうまくならないので続けていこうと思います。(笑)
2020.05.23
今日は本当は調布のKさんのところまでテレビボードと本棚を持っていく予定だったのですが、数日前から「午前中は雨だよ。」って何度もテレビの向こうでそう言われちゃったら、きっと雨だろうって思いこんじゃった自分がいけないわけで、Kさんにも「では土曜日にお持ちしますね。」って期待を持たせてしまって、これできちんと雨が降ってくれていれば気持ちもすっきりするのでしょうけれど、けっこう良いお天気だったものだから何だかなあと思いながら、当日ギリギリまで判断を待つべきだったかなあ、なんて少し後ろを振り返ったりするのですが、それでもきちんと時間は前に進んでいきますから、今日は今日でするべきことをするのです。
Gさんのナラ柾目のキッチンもOさんのナラ節アリ材を使ったサイドボードも形が見えてきました。
来週に少し来客がある予定で、久しぶりだから少しソワソワして床を掃除して棚も拭いて少しを気持ちを落ち着けて。
では、明日Kさんよろしくお願い致します。
2020.05.22
ちょっと前(3年前だ)の納品のお話になりますが、漫画家さんの机を作らせて頂いたことを制作例に掲載いたしました。やはり作家さんはみな職人さんですからそれぞれ道具へのつよい思い入れがあって、うれしいくらいに魅力的な形になりました。
どんどん使い込んですてきな作品を生み出してくださっているようで大変うれしく思っております。
よろしければご覧頂けたらうれしいです。
2020.05.20
大磯の静かな集合住宅にブラックウォールナット柾目の静かな印象の家具を作らせて頂いたOさんのお話と、
自宅に作ったシナとファブリックで仕上げたソファのお話を掲載しました。
もし、お時間ございましたらご覧頂けたらうれしいです。
2020.05.19
八王子まで。内田雄介さん設計の住宅です。
この形作ってみたかったのです。
「いいですね。私も好きです、そういう印象。」
内田さんとのそう話していました。
Oさんもその提案に納得してくださって。
キッチンのほかに、私たちの展示室に長年いてくれたテレビ台もOさんのところで使って頂けることになっております。
完成がね、楽しみです。
2020.05.19
以前にご相談頂いていたKさんの家具がもうすぐ完成。
あれから打ち合わせを重ねまして、あの時考えていた形からよりシンプルにまとまりました。話してみると見えてくることはたくさんあるのです。
シンプルな表情からは分からないこの家具の色がそこかしこに見えてきたらいいな。
2020.05.18
久しぶりに遠くまでやってきました。
夏ごろにキッチンを作らせて頂く予定で、その打ち合わせです。
トンネルを抜けると雨が降っていたり日差しが差し込んでいたり、ここに辿り着くまでいろいろな空の表情が楽しめました。
そして、ここは空気が優しい町ですね。