2018.04.29
今回は初めての場所での開催ということで選んだのですが、自分達の憧れの場所で行なわれるマーケットなら、きっと沢山の人に観てもらえて、私たちをより知ってもらえるどろうと思っていましたが、それはまた別のお話になるわけで…。
でも、やはりインテリアのことに興味のある人々が集まる場所です。今回もステキな出会いがありました。
私達に興味を持ってくださり、iPhone スタンドsofa をお買い上げくださった方、将来デザインの仕事に就きたいと進学の方向性を相談してくれた高2の女の子、「あ〜!フリーハンドイマイさん!自分が平塚の訓練校の出で、木工やってまして。今はひとりでやってるのですが。当時みんなフリーハンドイマイさんで働きたいって言ってましたからね〜。(笑!本当ですか⁉︎)」とご夫婦の方。お会い出来て、お話できてうれしかったです。ありがとうございました。
そして、「今日特に予定がなくて。そういえば、イマイさん来てるって書いてあったよねって。」と数年前に食器棚を作らせていただいたMさんご夫妻に久しぶりにお会いすることが出来ました。とてもうれしかったのです。
ということで、マーケットで得られるものは売上だけじゃない!と今回もとても励みになったので、攻めの姿勢でいこうと決めました。これからも新しい場所でのマーケットに挑もうと思います。
次回のマーケットを楽しみにしていてください。
写真は、コバヤシ君が製作中の曲木のパーツ。木は、丸まって欲しい。
2018.04.27
雨が上がってきましたね。
今週末から始まるゴールデンウィーク。皆様、お出かけの計画を立てられたりしていることと思います。
私たちは久しぶりにマーケットに参加しますよ。
場所は、新宿OZONEさん。リビングデザインセンターOZONEは、家具や住宅設備などの展示や店舗が多く見られる場所で、春から新しい生活が始まって暮らしづくりをしている方や、これから新築やリフォームでお家づくりを考えられている方々は、足を運ぶ機会があるのではないでしょうか?
「オーダーキッチンを作ってる家具屋さんがマーケットに居るらしいよ、話聞いてみようか?」という感じで遊びに来ていただけたらうれしいです。
OZONE CRAFT WEEK 2018 青空個展アートクラフト
開催日・時間:2018年4月29日(日)10:30~17:00(屋内開催につき雨天決行)
場所:新宿パークタワー 3F~7F リビングデザインセンターOZONE
ゴージャスで有名なキッチンメーカーさんのお店も入っていますが、私たちは親しみやすい感じで居りますので(笑)、お気軽に声をかけてください。皆様にお会いできるのを楽しみにしております!
2018.04.25
愛のある家具を作るって気持ちを大切にして、みんなと一生懸命に前に進むのです。
今日は先日設置、引き渡しが終わった埼玉のUさんのところに小さな作業をしてもらいにカナイ君とコバヤシ君で向かってもらいました。
いろいろな意見を頂くことができるのもとてもありがたいこと。
何というか、家具やキッチンを使う人から直接依頼をもらえることってよく考えるとすごいことだし、そんなあったこともない家具屋を受け入れてくれる工務店さんもとても素晴らしい。
その人の暮らしのなかの大きな決断の時に私たちが居られるってすごいことじゃない。
この前の日曜日にいらしてくださったKさんも、気が付くともう二人のお子さんがいらっしゃって、家具を使ってくれるだけではなく、私たちの仕事の相談にも乗ってくださったり、何というか、ものを作るというコミュニケーションでみんなとつながれるというそのことに驚き、喜ぶばかりです。
もちろん、大変な苦労もありますが、ただただ驚きとともに味わう喜びが大きいのです。
Uさんもね、大きなハウスビルダーさんに努める設計士さんで、家具屋さんはきっとご存知なはずだけれどもこうしてはるか南の小さな工房を訪ねてくださいました。
なかなかこういうすてきなところに立てている家具屋さんって居ないはずって思いを胸に抱きながら、家具作りを頑張るのです。
2018.04.22
この土日の見学会のタイミングに合わせて作らせて頂いた脚の丸いタモのダイニングテーブル。
加賀妻工務店さんからご依頼頂いたのです。
加賀妻さんの作る空気は気持ちよい。
お庭でご飯が食べたくなるように思えたら、それはすてきな空気が流れているということなのだろうな、と自分ではそう思っています。
2018.04.21
以前にキッチン対面カウンターの下に引き戸の収納を作らせて頂いて、合わせて食器棚もちょっと変わった引き戸のかたち(おばさま)を作らせて頂いたIさんから新たにご相談頂いていたのが、玄関の造作でした。
しっかりしたシューズインクローゼットを作ったのは良いけれど、靴が見えてしまうのがやっぱり気になって、ということで棚の手前に扉をつけさせて頂きました。
暮らしてみてから分かることっていつになってもいろいろあるのです。
2018.04.19
一昨日は、この白い家具を納品してきたのでした。
白といっても、化粧板そのままではなく、白く塗りくるんだ仕上げです。
今回のこのテレビボードは長さが4300mmを超える長さで、どのように製作するかが一つの課題でした。
「搬入は大丈夫です。」
ウッドアースさんからそうご連絡頂いていたのですが、トラックで運ぶ中で受けるストレス、2階に揚げるストレスを考えると、さらに使い続けるための耐久性をどうクリアしようか。
人工大理石で製作して、現地でシームレスジョイントを行なう、という方法もありましたが今回はいろいろ相談を重ねて塗装で仕上げることになりました。
その塗装ですが、もともと塗りつぶし塗装の際は、今までは下地にシナ合板を使うことが多かったのです。
でもある日に塗装屋さんに言われたのは、「化粧板を下地に使ってくださっても構いませんよ。むしろそちらのほうが下地がきちんと成形されているので、仕上がりが良いかもしれません。」ということでした。
なるほど、一理あります。
それからは、ポリエステル化粧板やメラミン化粧板を下地に使うことが多くなり、今回もこの天板の上にテレビや重い水槽が載るということで、硬質なメラミンを下地にして製作したのです。
メラミンを荒らして食いつきを良くし、それから塗装場に運び入れます。できあがりはとてもよい優しい感じです。お豆腐みたいな。
そのあとは工房で仕上げた後、雨が降りそうな雲行きとにらめっこしながら無事に先日荷揚げすることができたのでした。
仕上げの方法にはいろいろな形があります。
私たちは常にスペシャリストでありたいと望むのですが、こうして、いろいろな職人さんやお客様からも学ぶことが多いのです。
技術や知識の蓄積は一朝一夕ではいかないのです。
熱心にその事に仕えることによってそれは精錬されていくのです。
2018.04.18
その形がこうして実現されるのには、いろいろな理由があって、その形が現れるのです。
私たちの考える理由、使ってくださる方それぞれの考える理由。
赤色に黄色を混ぜれば茶色になって、そこに赤色を足すと橙色になるけれど、白色を足せば肌色になる。どの色を選ぶかは生まれたコミュニケーションで鮮やかに変わっていきます。
今日は、ディスポーザーを設置したということで、その形状に合わせて加工した引き出しを再設置してきました。
Mさんとのやり取りは、本当にいろいろな色に変わっていき、やっとたどり着いた形です。
その人の色(特にお母さま)を見つけるまでがなかなか大変だったなあ、とぐるりと室内を眺めてはそう思うのでした。
その色をすくってさまざまな形にできる手こそが自由な手なのです。
2018.04.18
「赤ちゃん連れで雨の中は大変だろうな。」と昨夜から気になっていたのですが、ご予約いただいた皆様、無事に揃って、始まりました。
和の離乳食の基本となるお出汁をとるには少し時間が必要です。離乳食中期~後期から使用できる煮干し出汁の準備をしながら、座学から始まります。月齢に合わせて、赤ちゃんは今どういう状態なのか、そのひと手間が必要な理由を学びます。はじめさんのクラスでは、実際に生活の中に取り入れていくための工夫の仕方も実体験を交えながら教えてくださいます。
講義が進み、馴染みのない場所で、最初はお母さんにおとなしく抱っこされていた赤ちゃんたちも、お母さんが真剣にメモを取っていても、みんな思い思い自由に動き出します。この時期は、ハイハイできて、たっちできて、つかまり歩きができる頃です。かわいいですね。娘たちにもこんな時期があったのだなと、愛おしくなりました。
そして、キッチンを囲んで、実践しながらの講習です。「こういう場合はどうすればいいのですか?」「この道具は使いやすいですね。どこのですか?」など、実践があると意見交換が活発になって、いい雰囲気です。
お出汁のいい香りと、お母さんたちがおいしいものを作っていることは赤ちゃんもちゃんとわかっていて自然と手が伸びます。
赤ちゃんはちゃんと見ているのですね。おうちでお母さんに作ってもらってね。
はじめさんは「おうちに帰って、離乳食でわからないことがあったらいつでも連絡してください。」とアフターフォローもしっかりされているので、子育てママにはその言葉だけでも心強いですよね。
もう赤ちゃんを産み育てる予定のない私ですが、離乳食教室は「食のはじまり」を再認識できる機会となりました。
個人的には、この先いつか必要になる介護食にも生かせるのではないかと思いました。
セミナーにご参加してくださった皆様ありがとうございました。撮影・掲載にも快く応じてくださって感謝しております。
はじめさん、ありがとうございました。次回の開催も検討してくださっているそうなので、決まり次第お知らせしていきたいと思います。
楽しみにしていてくださいね。
2018.04.17
くもりの日の搬入はどうしようかあれこれ悩みます。昨晩、頬にポツポツッと触った雨粒でしたが、今日は空がウンウンうなっているだけでまだどうにか天気は持ちそう。
夏はこのあたりではどこよりも暑く、冬も同じくどこよりも寒い海老名や寒川は、お天気予報の表示よりも少し気持ちを早めに切り替えておく必要があるのです。
特に今日みたいにトラックから飛び出ちゃう家具を運ぶときはね、当然屋内から荷揚げするのは難しくてバルコニーからの荷揚げになりますので、泥だらけにならないように、雨でぬれた材を室内に持ち込まないように、そもそも家具自体濡れないようにってよけいにいろいろ心配なわけです。
2018.04.16
今日は、はじめりささんによる離乳食教室、記念すべき第1回目、初期~中期編でした。
離乳食を親子で習う会なのですから、「アー!」「ウー!」など赤ちゃんの元気な声が響く中、始めは座学から、そして、キッチンを使って実践に移りました。途中で、赤ちゃんの様子を見ながら、オッパイをあげたりして、赤ちゃんやお母さんのペースを見ながら進んでいきました。離乳食がなぜ必要か、下処理がなぜ必要なのか、実際にはどのような時にどうやって作っていけばよいか、食べてくれない時にはどうすればよいかなど、実践しながら、はじめさんの実体験話も教えていただいて、とてもわかりやすかったです。
私個人の感想としましては、知れば知るほど、自分の時にもちゃんと勉強しておけば娘たちのアレルギーが出なかったのかもしれないと、今更の後悔ばかりですが…。
次回は、明後日4月18日水曜日に中期~後期編が開催されます。楽しみですね。
5月~6月には、おやつや発酵食を作るセミナーを開催を考えてくださっているようなので、決まり次第お知らせしていきます。
楽しみにしていてくださいね。
2018.04.15
いよいよ、明日4月16日月曜日と、4月18日水曜日の2日間は、一(はじめ)さんによる離乳食教室を工房2Fショールームで行いますよ。
そこで、我が家の離乳食を食べている時の写真を探してみたのです。すると、全然ないのです。やっと見つかったのが2枚だけでした。長女のハルの分は、実家に行った時に父が撮影して現像してくれたもので、食べているものはプチダノン。チイは、食べ物は映っていないし、ピンボケ…ひどいですね(笑)。女の子の母として、いつか、2人が母になった時の為に撮っておくべきでしたね…。
写真って、「絶対に撮る!」ていう強い意志や、気持ちに余裕がないと撮れないですね。「こぼさないで、散らかさないで、早く食べちゃって。次はお風呂。」て、毎食思いながら過ぎてしまってた気がします。原因はそれですね。
我が家の離乳食は、健診時に市から配布されたパンフレットや雑誌の特集からメニューを見て作っていました。ハルは離乳食から何でもよく食べてくれたので、ご存知の通り、大き~く育ってくれました。食べてくれるとうれしくて、手づくりおやつもよく作っていました。次女のチイは、ほとんど何を作ってもあまり食べてくれなかったので、すごく困ったことを覚えています。2人目で、時間にも追われ、作っても食べてくれないと、最後はあきらめてしまっていた気がします。ただお米は大好きでよく食べてくれたので、お米ばかり食べさせていました。
こんないい加減な離乳食で、よくここまで育ってくれたと思います。今となっては、愛おしむべき瞬間、時間でした。
そんな、色々ある離乳食時期を講座を受講して、楽しんでもらえたらいいなと思います。
ご予約していただいた皆様、気を付けていらしてくださいね。お待ちしております。
2018.04.13
午前中にNさんの現場にカナイ君、ノガミ君、カイ君と一緒に出掛けて、搬入と打合せを済ませたらNさんにご挨拶をして先に会社に戻ってきたのです。
そして、お昼を過ぎた頃に横須賀からTさんがいらしてくださいました。
「私はイマイさんのもとに訪ねてこられる皆さんのように若くはないのですが、気持ちの良いキッチンを探すとどうしてもどこにも無くて。そして、母の思い入れがあった品物を整理していると自分が小さかった頃が思い出されて・・。やっぱりそういう場所って良いなって思うと、やっぱり自分の思い描く台所にしたいなって思うのです。」
お母さまのことを思い出すようにやさしくTさんは語りかけるようにお話してくださいました。
子供の時分の気持ちって、そう、いつまでも心地良く残っております。
私はやっぱり、甘えて母にシャツのボタンが閉められないよってその背中に語り掛けたら、母はきっと夕ご飯の準備で忙しかったのでしょう。
「もうすんなこと自分でできるしょう。」と言いながら水をピシャっとかけられたのがとてもよく記憶に残っているのです。(笑)
その時に「ああ、ぼくはいつまでもだらしなくしていてはいけないのだ。」そう思ったのでした。(笑)
そんな優しい打ち合わせを終えて間もなく今度は逗子まで。
本日ご新居のお引き渡しだったAさんにご挨拶とキッチンの使いかたのご説明です。
家を建てるっていろんなことが初めてのことばかりです。
使いかたを工夫することで木の家も木のキッチンもとても長持ちしますし、どういったことに気を付けたら良いかなどをいろいろとお話して無事キッチンもお引き渡し。
いよいよ明日お引っ越しだそうで、先ほどお部屋中ぐるりと見せて頂いたのですが、2階のホールの印象がとても気持ちよかった。
そこでどんなお話が生まれるのか、そこからキッチンを見下ろすとどんな温かな匂いがするのか、楽しみですね。
ありがとうございました。
2018.04.13
もともとは食器棚を作りたいというご相談だったのです。
マンションの内覧会で初めてNさんとお会いしてNさんも初めて入る室内で、いろいろとお話を重ねているといろんな可能性が出てきたのです。
そして、今回でき上ったのが、食器棚とその手前に見えてくるスペースもキッチンを囲うような棚にすることで、リビングから見た時の印象を整えることができました。
ナラの節アリ材の表情がとても豊かな家具になったのです。
あとは明日届くオイルをNさんご自身で塗装して完成。
少し色を入れるということで、どんな仕上がりになるのかはお楽しみに。
また時期を見てできあがりの様子を見に伺いますね。
ありがとうございました。
2018.04.12
沼津のMさんのキッチンの最終確認にお伺いしてきました。
夜勤明けのご主人にはお会いできないかと思っておりましたが、点検完了後に写真を撮らせて頂いているところでタイミングよく戻られてご挨拶ができました。
「せっかくなのだから、あなたが写真に入らせてもらったら。(笑)」という奥様のリクエストでご主人に入って頂いたのでした。
「いろいろリクエストをしましたが、私はあまりキッチンには立たないのですが、それでも良いのでしょうか。(笑)」と写真に入って頂きました。
物への思い、というかもの作りへの思い入れがとても強いご主人。(こだわりとは言いたくありません。)
「もの」がひとの手で作られていく過程、使われる様子、そういう「もの」の後ろにある目に見えない温度を大切にしているMさん。いろんな人の思いが詰まった家に時間をかけて作っていくという、強い気持ちをあらためて聞かせて頂いたのでした。
いろいろなうれしい人との出会いが、こうしてキッチンを通じて生まれることに感謝しております。
2018.04.12
いつも皆さんに伝えているように、自分の暮らしを見つめ直す機会が少しありました。
相変わらずにぎやかな空間です。
アキコと結婚して2年が経つ頃この場所で住み始めたのでした。
ハルカが生まれて、チアキも生まれてチアキもこうして写真でポーズをとるくらい大きくなって、目の前に現れる時間は未知で不安や憧れでとても茫漠とした時間が大きく広がっているのですが、過ぎた時間を振り返ると何もかもが手でさわれるように近く、早くもこんなに経ってしまったという思いです。
なにげない場所がいとおしく思えるには十分な時間でした。
2018.04.09
そのうち皆さんに詳しくお話しできると思うのですが、私たちは今おもしろいことを考えています。
来年の今頃がどんなふうになっているのか今から楽しみ。
今日はそのためにいろいろな人にあってきて元気をもらってきました。
まっすぐに向かっていきましょう。
2018.04.09
先週から小学校・中学校が始まり、今週は幼稚園の入園式が多いのではないでしょうか?
皆さんご家族の年間予定が把握できる頃かと思います。
いよいよ来週です、離乳食インストラクターの Hug baby教室 はじめりさ @hugbaby0312 さんに工房2階のショールームで離乳食教室を開いていただきます!ご予約いただいている方々楽しみですね。まだ受付可能ですので、興味のある方はこの機会に是非お問い合わせください。
日々子育て・家事をしながら離乳食を作るママには色々な感情がありますよね。離乳食の進み方や食べる量はお子様一人一人違います。Hug baby教室では赤ちゃんとママの気持ちに寄り添った方法をいっしょに考えます。
【教室のご案内】
2018年4月16日(月)10:30〜
和の離乳食パクパクセミナー 初期〜中期コース
2018年4月18日(水)10:30〜
和の離乳食パクパクセミナー 後期〜完了期コース
【参加費】
¥3,500
【持ち物】
笑顔・筆記用具・エプロン・いつものお出かけセット
*レッスン内容詳細はblogページまたはFacebookページよりご確認ください。
・
お子様とご一緒にご参加いただけます。プレママも大歓迎です!皆様とお会いできることを楽しみにしております♡♡ お問い合わせ
instagram:@hugbaby0312 のDMから、またはメール hugbaby0312@gmail.com よりお願い致します。
「家具屋のショールーム開催」と聞くと構えてしまいそうですが、キッズルームがあり、靴を脱いで上がっていただく、とてもアットホームな場所になっておりますので、赤ちゃん連れでも気兼ねなくご参加くださいね。
皆様のご参加をお待ちしております!
2018.04.08
6両編成の列車が終着駅に着くころは、日曜の早朝だからでしょうか、人影はまばらで、かえってその印象があったからか、空が高かったからか、でもきっと風が強く吹いていたからか、雲一つない空を見上げて冬が少し戻ってきましたね、そう思ったのでした。
駅に着いたらどこかで食事をしようか、そう思って改札を出たのですが、広いバスロータリーの奥にはまだシャッターを開けていない学習塾やヘアーサロンがあるだけで、あとは少し遠くに広がる住宅街と、すぐ隣を走る幹線道路から聞こえる車が通り過ぎていく音が何かを思い出させました。
そういう静かな駅前ってやっぱり私は好きで、そういう思いや匂いで自分の体験を思いだすのです。
たしか、「まほう」の印西のMさんのところへ訪ねた時もこういう空気だったような。
そんな懐かしい時間を思い出しながら、あの時のように幹線道路に沿って歩いていくのです。
えっ、歩いていらしたのですか。そう皆さんによく言われるのですが、車がなかなか苦手なのです。眠くなっちゃうんですよね。
そういえば、チアキもそんな私の体質を受け継いだのか、車に乗ると10分もたたずに眠っちゃう。私も負けないくらい眠くなってしまうのですが。
ですので、電車に乗り継いでそこからは歩くのがとても心地良いのです。
幹線道路がやがて細い道路につながって、道行く車も減ってくると風の音と、草がこすれる音が聞こえてきます。
庭先には、スズラン(この前初めてアキコに教えてもらいました。)が静かに頭を揺らしていたり、かわいらしく咲かせた黄色い花たちはこの数日の風で道々に舞ってしまった、だんだんと日差しで温まってきたそんな路傍の様子を眺めながら歩くのです。
ちょっと早かったかな。
ようやく見えたコンビニエンスストアで少しお休み。
サンドイッチとコーヒーをほおばっていると、どこからかネコです。一緒にサンドイッチを食べたあと、さようなら、のんびりと歩いていると現れた大きな分譲地。
まわりは気持ちの良い緑があって、きっとみんながここに住み始めるとにぎやかな街になるのが目に見えるようでした。
でも今はまだ静かなその一角が今日の打ち合わせ場所です。
「フリーハンドイマイと申します。」
設計事務所さんのアトリエを訪ねると、Sさんはもういらしていて、さっそくキッチンや食器棚の打ち合わせ。広々と気持ちの良いキッチンになるように、Sさんとそして設計士さんとで悩みながらレイアウトを考えていきます。
前回、私たちのところにいらしてくださった時に基本的な形はまとまっていたので、あとは、この新居の空間にうまく気持ちよく納まるようにみんなで話し合って、ようやく形がまとまりそうです。
楽しみですね。
2時間弱の打ち合わせを終えて、再び駅まで。
そう、魅力的な町でした。
2018.04.07
昨日の朝、女性からお電話を頂きました。「あの、以前にキッチンのカタログを送って頂いたものなのですが、今日そちらにお話を伺いに行ってもよろしいでしょうか。」と。
その日は、お昼過ぎから予定がありましたので、時間が取れても1時間ほど・・。それだと、きちんとしたお話はできないかなぁ、と思っておりまして、素直にそのようにお伝えしましたら、「そうですか・・、でも実は私愛媛からきているのです。」
「愛媛ですか!」
いろいろとお話を聞くと、もうしばらくしたらこちらに戻ってくる予定で、今は愛媛にお住まいとのこと。またこちらのほうに足を運べる機会もすぐにはないので、できれば今日イマイさんのところに行きたかったのです、ということで、そんなことを言われてしまったら短い時間でもお話したい気持ちになってしまうわけで。
ご主人が先に仕事でこの神奈川県に住まわれているということで、その仮住まいから急いでこちらにいらして頂けることに。
そうしてこちらに来られてから1時間ほどキッチンやそれ以外にもいろんなお話を聞かせて頂き、そこでタイムリミット。あとはアキコにお話を引き継いでもらって、本日ちょうど都内に打ち合わせに出掛ける予定がありましたので、その打合せの後にこちらに戻ってくる時の住まいを見せて頂くことになったのでした。
一方その頃、カナイ君とコバヤシ君とワタナベ君は調布のWさんのところまで。今回初めてお仕事をさせて頂くINUさんから頂いたお仕事です。
INUの木村さんのデザインで、ちょっと写真だと分かりにくいのですが、本体はシナ合板とバスウッドを使い、扉や引き出しの前板には、瀧澤ベニヤさんのペーパーウッドを使っています。シナの無垢材の間にメラミン樹脂のようなカラフルな樹脂板がサンドイッチされている魅力的な素材です。
「それがチラッと見える感じにしたいのです。」ということで、扉の手掛けの丸い穴からチラッと見える感じになっているのです。
取付は順調に終わったようで、17時過ぎにカナイ君からショートメールが入りました。初めて使う素材でしたがきれいに納まったようでひと安心です。
私のほうは、まずは品川のYさんのところにワードローブの打合せ。
以前に製作した「木立のなかで着替えましょう」の鎌倉のNさんのようなシンプルな形をお姉さんとご自身で使うものを作りたいということでご相談を頂いていたのでした。そしてそのYさんは以前にやっぱりクローゼットを作らせて頂いた「Wafer」のFさんのお友達。うれしいつながりです。そのFさんも打ち合わせにいらしてくださって、Yさん姉妹とFさんの女性3人に混ざって打ち合わせです。
「さあ、イマイさん、女子会、女子会ですよ。」とコーヒーとチョコレートを頂きながら、いろんなお話をしていきます。
「私はね、もうイメージが固まっているからもっとすんなり自分のなかで形が決まると思っていたの。」とYさん姉妹。
実はいろいろとお話をすることでいろんな形の可能性が見えて、悩み始めてしまったのです。
「家具の打ち合わせが1回でまとまることなんてないのよ。私の時もいろいろ悩みましたものね。特に格子のサイズなんか。」とFさんが懐かしそうにお話します。
そうですね、やっぱり何でもご要望にはお答えしたいと思いますので、その可能性を知ると皆さん悩みます。
ですので、まずはYさん姉妹の要望をまとめてまたメールしてくださいね。よい形になるようにがんばりますので、きちんと考えていきましょう。
そう言い残して、今度はもっと海のそばまで。
昨日いらしてくださったAさんのお住まいを見に行く約束でした。
リノベーションということになるので、内装工事をお任せできる良い人を思いめぐらせていたら、ナチュラルウッドの伊藤さんに思い当たり、伊藤さんにも現場にいらして頂くことになっていたのでした。
だんだんと日が陰って、思っていたよりも涼しい風が吹くなか現地に到着。
さわやかなAさんの笑顔が迎えてくださって、まだどんな形のリノベーションになるのか手探りな部分がありますが、いろいろな思いを聞かせて頂きました。
伊藤さんもそこらじゅうの寸法をきちんと測ってくださって、どんな形で動き出すのか楽しみです。
先日、INUの木村さんがいらしてくださった時に、男二人で愛についてお話しておりました。
Fさんを交えたYさんとのお話も、Aさんとのお話も伊藤さんとのつながりもすべて優しさに包まれた世界。
良いつながりでこうして巡り合えたことがほんとうにありがたいことです。
2018.04.05
こういうちょっと変わったものを作らせて頂く機会があります。
私たちのもの作りの考え方や取り組み方を評価してくださってわざわざいらしてくださる皆さんがいてくれます。
今日は中学校の入学式でした。
「今年はみんなに迷惑をかけるかも知れません。」
スタッフのみんなにそう話していたように、この4月から慌ただしくなりました。再び子供たちがいる場所に顔を出す役を務めることになりました。
今年は来賓として参加させて頂いたのですが、ついこの前卒業した子供たちが少し大きな制服を着てとても立派に背筋を伸ばしてここに座っている。
そういう子供たちの晴れ晴れした節目に立ち会えること、とてもありがたいことです。
式の後、上級生からの贈り物として歌が披露されるのですが、昨年は私たちが聞かせて頂く立場でしたが、今年はハルカたち上級生が新一年生たちに披露する番です。
早いなあ。
そして、子供の成長は素晴らしいなあ。透き通る歌声に久しぶりに胸が高鳴りました。
昨日まで近所の上級生を〇〇のお姉ちゃんと呼んでいたのが、その日を境に〇〇先輩になり、それがもう後輩ができる立場になって。
私は娘に何かしてあげられただろうか・・。
どんどんといろんなことを吸収して、自分のもとから離れてしまうようで立派な様がどこか淋しく感じながら歌を聞かせてもらいました。
ビバ、中学生。
君たちは、自分の信じた道を進んでいるけれど、私たちはここからそっと見ています。
自分が中学の時はまわりの大人がどんなことをしているのかなんて良く分からなかった。
でもね、やっぱり君たちは自分だけで育っているように思えても、みんながいて大きくなっていくし、君たちがいてまわりも輝いていく。
先日、校長先生が無事に退任されるということで、自治会長さんたちの集まりに私もお声掛け頂いて参加してきたのです。
まわりはもう私から見るとおじいさんばかりだけれど、みんな私などよりもっと元気で、もっとこの町や子供たちのことを一生懸命に考えていて、先生たちもそれがうれしそうで、いい町にいるなあって、飲んではつがれるお酒を頂き、フラフラになりながらしみじみ思ったのです。
そういう町に居るから、そういう人たちに応えられるようになりたいって思えるし、子供たちもいつの間にかそういう気持ちを心のどこかで感じてくれているといいなって思っている。
そして、それが社会に出てから、きっとみんなのために応えることで自分がもっと輝いていられるってことに気づいてほしいなと思っている。
すてきなきもちの循環があるのですよ。
たくましくしなやかに大きくなれ。
明日もみんなには迷惑を掛けますが、よろしくお願いします。
2018.04.04
地下鉄の駅から穴倉のような道々をぽつぽつと上って外に出ると今度はこんもりとした山を一つ乗り越える。
山の上から見るまわりは初夏の陽気です。
すれ違う人はゆっくり通り過ぎるし、影がもう黒くて短い。強い風が心地良いのが幸いです。
ここは私道、大型通り抜けお断りの道を過ぎて、自分の背よりも低いガード下をくぐるとDAILY
SUPPLY SSSさん。
「こんにちは。」
オープンしてから立ち寄ることができていなかったので、時々届く写真とお便りでその様子を見ているだけでした。
そしてそこはとても雰囲気のある場所に変わっておりました。
「こんにちは。」
中で迎えてくださったのは体の大きなひげ面の男性4人。女の人が「いらっしゃいませ。」って言ってくれたらもっと柔らかい印象かな(笑)
そこに私も入ったらひげ面5人。なかなか不思議な雰囲気です。
そして、いろいろと混ざった空間の片隅がシキナミさんのアトリエ。
「ああ、イマイさんが来るんだった。うっかりしていました。」
今度シキナミさんの設計する家にキッチンなどを作らせて頂く予定なのです。
打合せを終えて、隣に作る予定のアトリエのお話をオダギリさんに聞かせて頂いて。
いいな、楽しそう。
次のステージ楽しみにしております。
2018.04.04
花びらはそこかしこに散りぢりになってすっかり緑色ですが、よいね。
みんなうれしそう。
風がとても強いけれど、みんなの気持ちのほうがもっと強いね。
2018.04.01
今から15年前ですね、Kさんの食器棚を作らせて頂いたことがありました。そのKさんのおかげで、そのあとに同じマンションの1階下に住んでいたFさんにも食器棚を作らせて頂いたり、その後そのマンションからお引っ越しされたFさんのご新居にも食器棚をあらためて作らせて頂いたり、といろいろとご縁があった海老名のマンションにお住いの皆様。そのKさんのお隣に住んでいたKさんは、「いつかイマイさんに食器棚をオーダーするって決めていたのです。やっとその時が来ました!」と、ご依頼頂くときにそうおっしゃってくださいました。
とてもとてもうれしいです。
最初のKさんはカバ、Fさんはチェリー、そしてクルミ、Kさんはタモ。皆さんそれぞれの色があるのです。
すてきな食器棚ができあがりました。
ありがとうございました。
2018.03.30
12月にお邪魔させて頂いたFさんのところに再び。
Fさんは少し目を悪くされていて、棚下の明かりがちょうどまぶしく映ってしまうということで、カバーを作ってつけてきたのです。
なかなかないかたちでとても良い印象です。
光源が絞られたおかげでかえって少し落ち着いて柔らかい明りになったように思えるのは気のせいでしょうか。
家作りの楽しさはこういうところでもあります。
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