2017.03.15
おもしろいキッチンを作らせて頂きました。おもしろいと言ってよいのかな。針葉樹合板という材を使ったキッチンです。当初考えていたFさんのイメージよりももっとラフというのでしょうか、削ぎ落したというのでしょうか、とてもソリッドな印象というのでしょうか、そういうキッチンになりました。
このキッチンを見ていると、最初にFさんがこちらにいらして下さった時の様子がよく思い出されます。
・・・打ち合わせは奥様がいろいろとお話されて、物静かな印象のご主人は、時折言葉を選んでコメントしてくださる、という印象を持っていたのですが、帰り際に奥様がひと言。
「イマイさん、もし良かったら主人の車を見ていってください。」
「?」
そうして階下の駐車場まで降りていくと、とても魅力的なワーゲンバスが。いろんなところがほどよくといってよいのか、傷んで味のある表情になっております。
そして、にこやかにお話を始めるご主人。・・・
初めはどちらかというとこの素材を使うのを躊躇していたのは私でした。ガサガサになったり、匂いがしたり、そういったことはないのかな・・。
今まで使ったことがなかったので、まずはサンプルを取り寄せてウレタン塗装とオイル塗装でサンプルを作って確認。Fさんにも見て頂いて、この仕上がりで良いかをあらためて確認。
それでこの形ができあがりました。
なるほど、これはFさんのキッチンです。
あとは、Fさんが塗装をして完成。
2017.03.13
今日は小平のFさんのところまでキッチンと食器棚の設置に行っておりました。
戸建て住宅の2階ということで、屋内からの搬入が難しいため、4人で出掛けて、雨が降らないうちに大きなキャビネットや天板を上手く階上に揚げられて、二手に分かれて作業ができるように先に食器吊戸棚だけ取り付けたところで、あとはカナイ君、ノガミ君、ナカガワ君の3人に作業を任せて、先に会社に戻ってきたのでした。
あとは事前に工務店さんと段取りしていたので、スムーズに終わるかなと思っていたのですが、夜遅くになっても今回の製作をメインに担当したノガミ君からの連絡がない・・。
どうしたかな・・、と思っていたら、連絡が。
やはり築年数が経っているお住まいということで、床の不陸がキッチン設置の際に大きく影響してきてしまって、水平出しに大きく時間が掛かってしまったようでした。
でも、「最後にきちんとFさんに確認して頂いて、とても喜んで頂けました。」という報告が聞けてホッとひと安心。
みんなお疲れさまでした。
明後日は、国分寺のFさんのキッチンの残工事。
年度末ということで、少しバタバタとしておりますが、みんなで頑張って進んでいきます。
2017.03.11
「リビングで電子工作をしたいのですが、散らかってしまうと良くないので、さっと片づけられるようにライティングデスクのようにしたいのです。」と、Wさんからご相談を頂いていたデスク。本日ようやく納品。
電子工作ってなんだろう・・、ってずっと思っていたのです。
今日の取付が終わって、どんな工作をするのでしょうか、ってお尋ねしたら見せてくださったのが、真空管のアンプ。
これは楽しそう。
ここでハンダ付けしたりして、来客があった時は差ササッと閉まって天板を閉めちゃうと見えなくなるのが良いのです。とうれしそうにお話してくださいました。
これから、機材をしまう棚を考えたり、はんだ付けするスペースにアルミ板を貼ったりと、Wさんのカスタマイズが始まります。
家具というよりもワークデスクですね。
左側のデスクは、お兄ちゃんが大きくなったら、ここで勉強する机になるのです。
二人並んで座る未来は楽しそうです。
ちょっと作業が残ってしまったので、次回、機会があったらその工作の様子を拝見させて頂こうかな。
2017.03.09
久しぶりにNさんにお会いしてきました。
ここ最近、Nさんのお友達で先日キッチンを設置したHさん、1年ちょっと前にキッチンを設置したOさん、ただいまプランを練っている最中のKさんととてもうれしいつながりが続いておりまして、ぜひまた会いに行こう、と思い立ったのでした。
ご自宅で不定期で開いている教室があったりして、みんなでこのキッチンを囲んで使ってくださることが多いとのこと。そのご縁で皆さんとも知り合えたのです。
もっともっと気分よく使ってもらえるようにちょっとくたびれたところを点検して、1か所湿気がこもりやすい引き出しも修理して使いやすくすることに。
こういうお付き合いができるというのはうれしいなあ。
また引き出しをきれいにしたらお伺いします。
お楽しみに。
2017.03.08
やはり声が大きいシキナミさんがお昼過ぎにいらして下さいました。
今計画している大きな住宅のキッチンの相談にいらしてくださったのです。
「イマイさんのような家具屋さんってなかなか居なんですよ。
家具作家さんはキッチンは設備だっていうことでなかなか踏み込んでくださらないし、オーダーキッチンメーカーさんはメーカーさんの色が出てきてしまってフィットする時は良いのですが、あと少し細かいところに手が届きにくい時があったりして、どっちももどかしく感じちゃう時があって、家具らしいキッチンってなかなか難しくて。だから今回、このようなかたちならイマイさんに相談かなって思っていたのです。」
と朗らかに笑いながらそうおっしゃってくださいました。
いまだに自分の立ち位置がよく分からない私は、必要とされるいろいろな形に柔軟に対応できる工房でありたいとだけ思っていましたので、このように言ってもらえるのはうれしいのです。
だから、反対にイマイさんらしさがほしいって言われると困っちゃうわけで・・。
今日も、シキナミさんに「このあたりはイマイさんにお任せします。」って言われた部分がいくつかあって、さてどうしよう・・。
2017.03.08
今まで念願だったことのひとつ。知り合って20年以上経つ友人でもある福原さんの自宅のキッチンを作らせて頂いたこと。それを記事にしました。
平成建設さんからのご依頼で、作らせて頂いたSさんのL型のキッチン。どこか懐かしい印象を受けるのですが、まず私が最初にここに訪れて思ったのは、リスがご飯を食べて眠って、毎日を過ごす温かな巣のような場所だなと感じたのでした。
お料理上手でもてなし上手なMさん。クレミルの時は、手づくりのクリスマスリースを頂いたことのありましたね。そのMさんに3年ぶりにこうして会えたことがとてもうれしかったです。そのキッチンのことをようやく記事にすることができました。
もし、よろしければご覧になってください。
2017.03.04
お客様に納品してしばらくしたら、「イマイさん、テーブルがグラグラするなって思ったら、一部外れている箇所があったのですよ。」と連絡を頂いたのでした。
写真を見せてもらうと、ほぞが外れていて・・。
とにかく天板が落ちたりして怪我がなくて良かったです・・。
急いで、その脚を引き取って、代わりに試作で使っていた脚をお持ちしてしばらく使って頂くことに。
そして、しばらくしましたら、「イマイさん、また外れてしまって。試作まで故障させてしまって申し訳ないです。」と。
いえ、私たちのほうが未熟な製品をお持ちしてしまって申し訳ありませんでした・・。
代わりに、鉄の脚をお持ちして、しばらくそちらを使って頂くことに。
そして、よく調べてみると「ここはストレスが掛からないから大丈夫。」と思い込んでいたところが外れていたのでした。
そうか・・ここが弱かったか。
初めて作る形ってやっぱり繰り返し使っていかないと見えない部分がたくさんあるのですが、それをお客様の通じて教わるなんて、私たちはまだまだ未熟です。
でもそれを良しと思ってくださる皆さんには本当に感謝の言葉しか浮かびません。
椅子に限らず、今では私たちの大きな仕事のひとつになっているキッチンも最初は手探りで、工務店さんにはご迷惑を掛けながら勉強させて頂いて、中にはお客様でシステムキッチンの設計などに携わる方がいらっしゃって、別の家具のご依頼を頂いたのにいろいろキッチンのことを教えてもらったり・・。
こうして今があるのも皆さんの協力があったからこそです。
本当にありがたいことです。
この脚も今回のことがありましたおかげ(と言ってよいのでしょうあk。)とても良い勉強になっております。
きっと素晴らしい形にして、納品しますので、今しばらくお待ちください。
私たちなりのスーパーレッジェーラを実現させて見せます。
まずはこのナラの試作で確認できたら、いよいよブナのほうに取り掛かります。
2017.03.03
家具屋姫2人の我が家のひな祭りメニューは、ちらし寿し・チキンナゲット・ミモザサラダと蛤のお吸い物。今年も美味しくできました。
そして、無事このお祝いの日を迎えることができたことを感謝しなくては。
それにしても、600gで作ったナゲット完食。明日のお弁当分も、と考えていたのに。一番はおとうさんだけどね(笑)
2017.03.01
とてもとても懐かしいお客様、水彩画家のかとうくみさんがタイルアーティストの中村ジュンコさんと一緒に私たちの工房を訪れてくださいました。
ずっととても会いたいって思っていた二人です。
こうしてここを訪れてくれる機会ができたことに感謝します。
この夏、今年で2回目となるすてきなイベントが開かれるのだそうです。私たちも微力ながら、陰ながらお手伝いさせていただけることに。
「ただの端材かもしれないけれど、子供たちにとってはこれは何かの家具になった木の思い出。タイルだって触ったことがない子だっているんですもの。ものに触れて、何か気持ちの赴くままに作ることで、自由にものを作ることの楽しさを知ってもらいたいのです。」
とジュンコさん。
楽しく、うれしいお話でした。
お土産に、くみさんの新作のカードを頂いてしまいました。
いつもながら気持ちがキラキラする絵でした。
2017.02.26
朝起きると声が出なくなり、「少し風邪っぽいから、のんびりさせてくれる?」
とお出かけせずに過ごした日曜日。
「明日の朝のパンがないから、焼いてみてもいい?」と長女。
お昼寝させてもらっていたら、
自分でレシピ調べてこの出来上がり、味もおいしい。
すごいな、長女。親バカ投稿もしたくなるわけです(笑)。
2017.02.24
進むけれど、戻ることももちろんある。でも戻ったら何か忘れていたちいさなきっかけをつかんでまだ前に進む。きっかけの芯をきちんと離さなければ、もう戻らずに前に進めるよ。
私たちは成長できているかなあ。
全然わからない。
2017.02.24
「Nさんのお宅にお邪魔した時にキッチンを見せていただいて。それでイマイさんのことを知ったのです。」
私達のカタログを持ってご家族で打ち合わせに来てくださったK様。
そんなお言葉をいただくと、とても嬉しくて、ありがたいのです。
K様のキッチンのスケッチ、形になる時が楽しみです。
2017.02.22
昨日は長女の小学生最後の授業参観で学年発表会。今日は次女の学年発表会でした。
長女は、ティンパニの演奏と指揮者。次女は、学年の3分の1の人数でスイミー役(笑)。
「いつの間にかしっかりしちゃって、あっという間に大きくなっちゃった。」が素直な感想です。
生まれた当時は「この先ずっとこども中心の生活か。」なんて思ってしまっていましたが。
成長と共にそれぞれの「場所」ができて、別々に行動する時間が増えてきて、
「そうか、親よりも、この先出逢うであろう人と人生を共にする時間の方が長いんだ。」としみじみ思ってしまいました。自分もそうだったんだと。
この時間を大切に、後悔のないようにしていこうと思います。
2017.02.21
思い描いていたものが、形になって、整っていくのです。
2017.02.20
湘南地域の店舗・保育園・病院などに設置されている「Route Magazine」VOL.10が届きました。
今回は私たちの工房の様子を取材していただきました。
是非ご覧ください!
2017.02.16
「アフタヌーンソング」のNさんは時々ご自宅でお店を開いているそうです。そのMさんつながりで、以前にも「家を作り続ける」のOさんとも知り合いました。
そして、今回のHさんもMさんのキッチンを見て私たちにお声掛け下さったのです。
うれしいつながりです。
そのHさんのキッチンは、珍しいバスウッド、一般的には「シナの無垢材」と呼ぶ樹種でキッチンを作らせて頂きました。
ところどころ小さな節が入った全体的に白く優しい表情の木柄に淡い色のクォーツを載せた天板で仕上げています。
あとはHさんが、オイル塗装をして完成。
仕上がりが楽しみです。
2017.02.15
今日は、Mさんのところにお邪魔してきました。昨年の暮れに工事が完了して、お引越しも終わって、暮らしもひと段落された頃です。
ご主人のお仕事先が住友林業ホームテックさんというところで、住林さんのリフォームを担当しているのです。そのようなお仕事をされていらっしゃる方に声を掛けて頂けるのは大変ありがたいことでもあり、気も引き締まることなのでした。
そして、今日。
「イマイさん、ありがとうございます。何も不具合なく気持ちよく使わせて頂いております。」
とうれしい笑顔。
そのあと、写真を撮らせて頂きながらいろいろとお話を聞かせて頂きました。
今回Mさんのキッチンで初めての試みがあったのです。それはカウンタートップを、ヘアラインやバイブレーション仕上げではなく、磨き仕上げにしたことです。
Mさんが好きな作家さんのお話の中で、磨き仕上げについてのコメントがあったそうで、ぜひそれを実践してみようということになったのでした。
ヘアラインやバイブレーション仕上げというのは、ステンレス板に模様をつけて仕上げる方法になります。
ヘアラインというのは真っ直ぐにラインをつける仕上げで、ある程度の光沢感を保ったまま、傷が目立ちにくい仕上がりになります。
バイブレーションというのは、丸く円を描くようにラインをつけることで、よりマットな印象になりキズもさらに目立ちにくくなります。
どちらの仕上がりもきれいなのですが、そのライン模様をつけるために荒いヤスリで引っかくようにして仕上げるのです。
そのヤスリで描いたラインに水がついて乾くと水の跡がつきやすいのがライン模様の入った仕上げのデメリットなのですが、磨き仕上げだと、そのラインが入っていないので、水の跡がつきにくいのです。
もちろん表面がピカピカなので、傷がついたら目立っちゃうのですが、「キズは気にしないので。」と、奥様。
それで、本日その様子を拝見させて頂いたのですが、とても美しい印象でした。
もちろん傷はついているのですが、何というか「自然とそうなっていった」という佇まいがとても美しく、とても勉強になったのです。
そして、そのほかにあらためて美しいと感じたのが、土鍋を置く場所でした。今回、いつもよりもガスコンロを壁から離したのです。
いつもはコンロとシンクの間のワークスペースを広く撮るお客様が多いのですが、Mさんはそこを狭くしても、ガスコンロを壁から距離を取りたい、ということだったのですが、その理由が今日ようやくしっくりきました。
「ご飯を炊く土鍋をここに置いておきたかったのです。」
なるほど。
そして、もうひとつ。
いつも最上段の引き出しは浅いほうが使いやすい、というお話をみなさんにさせて頂くのですが、今回はガスコンロの高さに合わせて、それなりに深い引き出しにしているのです。
深いとお箸などをしまってもスペースに無駄ができちゃうんじゃないだろうか、と思っていたのですが、Mさんはケースをうまく重ねて、さらにスプーンなどはカップに立ててしまっていて、なるほど。
いろいろと勉強になりました。
そして、バックボード(食器棚)には電子レンジがあるのみで、よく見られる炊飯器は土鍋があるので置かれていなくて、トースターも網を使ってガスで直にトーストしてしまうということで、置かれていなかったのです。
「表面がカリッとして、中はフワッとしたままで焼きあがるので、美味しいのですよ。でも目を離すとすぐ焦げちゃうけれど。」なるほど。今度自宅でやってみよう。
そして、キッチンメーカーさんのキッチンから私たちに依頼してくださることになったお話など、いろいろと興味深いお話を聞かせてくださいました。
奥様はナラ柾のキッチン、ご主人はクルミのリビングボードと玄関収納と、さらには「かなぐや」さんのオリジナルのハンドルの三つの個性が良く混ざり合ってできた何というかとても心地よいところだったのです。
2017.02.12
やま「おはよう、ごはんができました。」
ねこ「いただきます。」
たぴおか「いただきます。」
とんかつ「いただきます。」
おばけ「いただきます。」
2017.02.11
今日も都内まで。カナイ君とノガミ君に練馬のJさんのところまでウォールナットの2台の家具の納品に出掛けてもらいました。
打合せ当初はご主人が外人さんということで話が通じるのか心配だったのですが、日本語がとても上手で,というかペラペラで、自分のほうが拙い日本語に聞こえてしまうのでした。
そんなご主人のアイデアがつまったテレビボードと奥様が使うデスク。
「あまり黒みが強くないウォールナット」ということで、少し明るめの材でできたので、お部屋の印象はこれで整いましたね。
ブラックウォールナットは数年で色が抜けていく傾向があるので、使っていくともう少し明るくなったり、赤みが強くなったりして、もっと良い雰囲気になっていくはず。
お楽しみに。
その頃、私は本牧のOさんのところまで打ち合わせに。
3歳のお兄ちゃんは、私のすることが興味深いようで、いろいろと聞いてきます。「おじさん、何歳?何しに来たの?僕もおじさんみたいに作ってあげようか?」と、なかなか打ち合わせは進まなかったりするのですが、やっぱりお話の輪に入りたいようで、「好き嫌いあるの?ジャガイモは嫌い?でもポテトチップは好き?」とかいろいろと聞いてみると、とても楽しそうに話をしてくれて、少し静かになってくれたりして。
それでは、と打ち合わせを進めると、「おじさん、もう外が暗くなってきたよ。帰らなくていいの?」と。
おかあさんが、「今日は私が頼んできてもらったからそういうこと言っちゃダメ。」って言っても、「帰らなくていいの?」と。
やっぱり男の子だとお母さんを取られたような気分なのかな。
ひと通りお話が終わって、さあ、帰ろうと思ったら、「おじさん、もう帰っちゃうの。また来る?」って。
いいねえ、そういう言葉好きですよ。
「きっとまた来るよ。」
2017.02.10
今日は、カナイ君とナカガワ君にSさんの食器棚の取付に行ってもらいました。
本当は私も伺う予定でしたのに、今日中に図面を作っておかないとこの先滞っちゃう部分が出てきそうでしたので、急きょ会社に残ることに。
Sさん、すみません。
今日のSさんの食器棚。なかなか面白いかたちなのです。
最近のマンションは真っ白い壁紙を使わないところも多く、Sさんのところも少しくすみのある落ち着いた色のオフホワイトだったのです。そこで、その色に近い感じで扉などを作ることにしました。
化粧板で作ってもきれいにまとまるのですが、もっと柔らかい印象を出したかったので、ここはひと手間加えて、塗装して仕上げることに。これで角の丸いやわらかい仕上げになりました。
(開けた引き出しは、真っ白な化粧板で仕上げているので、色の違いが分かりますでしょうか。)
そして、天板とオープン棚だけはSさんの気に入って入るチェリー材を使うことにして、とても優しい印象の食器棚になったのです。
さらに、ちょっと面白い工夫がありまして、実はこの食器棚は設置スペースの幅が1メートルちょっとしかなかったのです。そこからは洗面室しぇとつながるドアがあって、食器棚はその小さなスペースに置くはずだったのです。
でも、洗面室への出入りは廊下から行なえればよい、ということになり、この入り口をキッチン側から塞いでしまうことに。その代わりに食器棚の幅を広くしたのです。
そして、洗面室からはそのちょっとしたスペースが物入れになるようにしているのです。
面白い。
2017.02.10
色濃くなったチェリーとMさんの手作りのお料理やお気に入りの器がとてもバランスよくこの場所にあるのだな、とあらためて思ったMさんのチェリーの食器棚の記事と、
ものを作ることが好きだというTさんの優しい表情と同じく優しくきりっとした表情に仕上がったTさんのリビングボードと、
自分の好きな形を細かくスケッチしてくださって、それが実はなかなか製作可能な形にすることが大変だったけれど、こうしてできあがってみるととても美しく仕上がったKさんのテレビボードの3つの記事を掲載しました。
よろしければご覧になってくださいね。
2017.02.08
1年ぶりですね。Mさんにご挨拶にお伺いしてきました。
家具納品後からなかなかお会いできなかったのですが、チェリーもだいぶ色濃くなった今日、やっと会えたのでした。
「イマイさん、このワークテーブルは大活躍です。」
最近、こういったテーブルをつけることが少なくなってきたのですが、Mさんのお話を聞くとなるほどってあらためて思えてきました。
「家電を置いたりするとやっぱり作業できなくなっちゃうから、この場所があって本当に良かった。引き出しを減らしてでも作った甲斐があります。ステンレスだからキズとか気にしないで使えるし。」
と、Mさんが焼いてくださったケーキをほおばりながら、フムフムとうなずきます。
お料理好きな人がこういうのだから、やっぱりこのテーブルはアリなのだなあ、とあらためて思います。
KUMAさんのハンドルもチェリーと一緒に深みを増してよい感じになっていました。
一緒に年を取っている家具でした。
2017.02.03
Oさんのキッチンを仮組み中。とてもすてきな表情です。楽しみですね。
2017.01.31
町の中学2年生の男の子2人が職業体験学習に来てくれました。
まじめに作業に取り組んでくれて、楽しめたようでよかったです。
「お父さん、お母さんのお仕事のお話を詳しく聞いたことある?」
「あまりないです。」 おやおや。
一番身近にいる大人なのだから、ぜひ聞いてみてほしいです。
より理解が深まって学びになるはず。ご家族もお仕事に興味を持ってもらえたらうれしいはずだから。
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