2016.11.25
arunさんは実は、アキコの従妹さんです。キャンドル作家、整理収納アドバイザーなどいろんな分野でご活躍されている作家さん。昨年のクレミルでは、華やかで個性的な香りのアロマワックスバーを出品してくださいました。今年は香り豊かで上品なキャンドルを持ってきてくださいます。
以前は国内外を精力的に回って活動されていたこともあるパワフルな作家さん。
当日は、いろんなお話が聞けるかもしれませんので楽しみにしていてくださいね。
ミツロウ松ぼっくりキャンドル:1200円
フラワーソイジェルキャンドル:1000円
2016.11.24
朝からの雪は日中だんだんと強くなってきました。
今月は、家具の取付がこの下旬から末に掛けて集中してしまいそうで日程をずらす余裕があまりなかったものですから、道には積もらないだろうと思い、予定通りカナイ君にNさんの取付工事に向かってもらいました。
今回ご依頼頂いていたのは、アイランドキッチン。壁付けのコンロが組み込まれるキッチンは、エバーさんのほうで造作してくれることに。後ろに写っている下地にこれからモルタルが塗られていくのだそうです。どんな仕上がりになるのかが楽しみです。
アイランドキッチン自体はシンク下の大きな引き出しと食器洗浄機と言うシンプルな作りで、ナラのランダムな表情がよく分かるような印象に仕上げております。
2016.11.22
アクセサリー作家のUKIさん、実はもともと不思議なご縁でつながったお客様です。
最初はご主人から椅子の依頼を頂いていたのですね。
そのあとも、ゆるく細いけれどしっかりとお付き合いは続いていて、テーブルまでご依頼頂けることに。
あのテーブルの時は、家具の打ち合わせよりもあの日の天候のことを強烈に覚えていて、朝から少しずつ降り出した雪が打ち合わせが終わったお昼過ぎには、かなり積もってしまっていて、川崎から自宅まで帰るのに、あのアップダウンのある246を通ってしまったものだから、立ち往生する車を見知らぬ人同士みんなで助け合いながら、7時間くらい掛けて帰ったのをよく覚えております。
その奥様が始めたアクセサリー作り。テーブルの納品の時に「実は妻がアクセサリーを作り時始めたのです。今日もマーケットに出ていてイマイさんには会えなくて残念。」と言っていました。
あの日から3年半ですね。お久しぶりです。
すてきな作品が見られるのを楽しみにしています。
上:ヴィンテージビーズの耳飾り2,000円
下:タッセル付きストールピン2,800円
2016.11.21
クレミルのワークショップは、明日の夜でいったん締め切らせて頂きますね。4日と11日にまだ端材が残っていて、多少席があるようでしたら、当日も受付しようと思っております。
また、追って詳細をお伝えする予定ですが、3日(土)に作家さんに多くお集り頂けるのですが、そのなかのjardimさんが、真鍮のプレートにネームを入れて作るチャーム作り(500円)の1日だけのワークショップを開催してくださいます。
そちらは予約不要で当日もしやってみたい方がいらっしゃったらお声掛け下さいね。
また、お知らせしますね。
木工のワークショップではさらに何ができるかな、と考えてみたのです。
昨年は、お皿、カッティングボード、鍋敷き、そして、照明作りをされる方が多かったのですが、もっとアイデア次第でいろんなものが作れると思います。
板を細かくカットして箱を組み立ててジュエリーボックスに。
もしくは金属の板や弦を用意できれば楽器だって作れるかもしれない。
自分で使うものを自分で作るってすごく自然なこと。
構えず気軽にチャレンジする気持ちを温めて、ここに来てくれたらうれしいです。
2016.11.19
以前に、二宮のKさんの家具を作らせて頂いた時にお世話になった工務店さんである加賀妻さん。とても優しい表情の家を作っていらっしゃる工務店さんで、今回良いご縁を頂きまして、見学会に家具を置かせて頂けることになったのです。
持っていったのは、いつも打ち合わせで使っているクルミのテーブルとダイニングチェア。天板にたくさんのシミがあるどちっらかと言うと仕上がっていない材になるのですが、これが「なかなか他にはない表情。」と言って頂けることが多くで評判が良いのです。
大工さんが作ったキッチンもとても雰囲気が良くて、大工さんでここまで造作できるなら、家具屋は要らないんじゃないのかなって言うくらいきちんとしたキッチンで、心地良い空間になっておりました。
何というかとても素材が正直に使われていて、ずっと居ると気持ちが良い家です。
今日と明日の17時まで開いているということで、もし興味がある方は、加賀妻さんまでお問い合わせしてみてくださいね。
鎌倉市津・O様邸 完成現場見学会
http://www.kagatuma.co.jp/observe/2016/11/111920.html
2016.11.19
立体的な刺繍で、魅力的な世界を布の上に描き出すle souffule(ルスフル))さん。刺繍と言う作品作りだけではなく、もの作りに対する造形の深さで、私たちもいつも勉強させて頂いております。
当日はクリスマスを楽しく迎えられる作品などお持ちくださる予定です。
ルスフルさんは、3日(土)から作品を展示していて、ご本人はちょっと予定がずれてしまいますが11日(日)にいらっしゃいます。
楽しみです!
リボン刺繍のくるみボタンのヘアゴム:1080円
クリスマスリースのブローチ:3024円
2016.11.18
町田にある「手づくり文具雑貨工房」さんのリングノートや一筆箋などをオリジナルデザインやデザイナーさんのオーダーで作っていらっしゃる工房さんです。クレミル当日もちょっと変わったモチーフやデザインのステーショナリーが並ぶ予定です。
・ミニメモ帳 200円~350円
・一筆箋 450円
2016.11.17
ご病気で亡くなってしまったお嬢様のために作らせて頂いた家具と、念願だった食器棚を作らせて頂いた茨城のKさんの記事と、
まるでステージのようなどこかで見たあの大きなキッチンを作らせて頂いた国立のOさんの記事と、
プルーヴェの形に憧れて作らせて頂いたテーブルと寝室の静かな家具を作らせて頂いた新宿のSさんの記事の3つの製作例を掲載致しました。
もしよろしければご覧になってください。
2016.11.16
本日ガラスが届いてようやくラウンドテーブルのプロトタイプが完成しました。とても美しい形になりました。
カナイ君もうれしそう。それはうれしいよね。この形すごいものね。
ガラス越しに脚の構造が見える姿もまた美しいし、足元に居るアイ(猫です。)だってはっきり映っちゃう。
こうしてガラスを載せてみて初めて分かりましたが、このくらいのガラスの厚みでは、ラウンドエッジの魅力が伝わりにくいかな。こういう部分って実物を見てみないと分からない部分で、難しいね。
「アイ(猫です。)、ガラスに乗ってケガしないでね。」
このプロトタイプから得たものをより洗練させた形でただいまカナイ君がブナを使って製作中。
Aさん、しばらくお待ちくださいませ。
クレミルの時にはこのテーブルも皆さんに使ってもらおうと思っています。
みんなで好きなテーブルと好きな椅子に座って、ご飯食べたり、お茶飲んだりするんです。楽しいね。
2016.11.16
「手紙に願いを」
茅ヶ崎駅南口から13分ほど歩いたところに移転したギャラリー街路樹(茅ヶ崎市中海岸2-5-5-110号室)で今年も古知屋恵子さんの版画と水彩画の個展が開かれます。
いつも冬の始まりを温かくしてくれる作品ばかり。
紙芝居「ふたりのカノン」のお話を今年も披露してくださいます。(12時、14時、16時)
私たちも19日にお邪魔したいと思っております。
そのあと、ポストカードと2017年のカレンダーを少し預からせて頂いて、【クレミル】でも販売致します。
クスッと笑って、ニヤリと微笑む、作品たち。
見にいらして下さいね。
2016.11.14
9年前にご自宅の家具を作らせて頂いたTさんのお宅にお邪魔してきました。
Tさんは、先日ブラックウォールナットの家具を納品させて頂いた取引先の社長さんです。そのご自宅の家具を作らせて頂いて、9年が経ちます。
食器棚もソファテーブルも以前のままきれいに使われておりました。(ダイニングテーブルだけはお子さんがここで勉強していた、ということもあってだいぶ使い込まれていて、今度メンテナンスが必要かな。)
あの時、家具を納品させて頂いた時にあった年長のお子さんたちは、今は高校受験に向けて頑張っている。その子たちになぜか泣かされてしまったハルカも今はもう6年生。
「時間が経つのは早いね。」「早いね。」そんなことを言いながら、煮込み料理はよくやるんですよ、という社長自ら作ってくださったビーフシチューをお昼にご馳走になって、懐かしいお話に花が咲いたのでした。
次はその受験勉強を頑張っているお兄ちゃんの部屋に小さな本棚を作らせて頂く予定です。
その棚にきちんといろんなものをしまって、勉強に専念できるように机を片付けるのです。
こうしてもの作りを通して、いろいろな人の人生の過程に立ち会ってゆくことができるのはとてもうれしいことです。
その物作りの楽しさを分かってもらうのに、ワークショップででどんなことができるかな。
会社に戻ってあれこれ思いを巡らせます。
シンプルなものでしたら、板の周りを削ってお皿にすると言う加工。ちょっと大きな材も確かあったと思うので、それをうまくくり貫いてスマートフォンスタンドにするのも良いかもしれない。
木のかたまりを見つめていると、いろんなものが見えてくる。
以前、高校の時に受験のために1ヶ月だけ素描の短期講習に通ったことがありました。
その時に先生が言っていたことはよく見ること。
本当によく見ていると、白い塑像のそこかしこに線が見えてくるのです。その線をキャンバスに描き込んでいくと、形ができる。形の一番奥が一番暗いわけではないって、ここで知ったのです。
よく見るといろんなものが見えてくる。
2016.11.14
picnicさんは空をモチーフにした繊細で優しく、私にとってはどこか懐かしい印象のイラストを描くひとです。
とっておきの1冊、とっておきの1台、とっておきの1枚にと、温かな気持ちのこもった作品は寝、それを持つ人の気持ちももちろん温かくします。
写真だと分かりにくいですが、実物を見るともっともっと丁寧にいろいろな動きが描かれているのです。
そんなpicnicさんの気持ちがここに書かれていますので、もし良かったらこちらを読んで、当日picnicさんに会いにいらして下さい。
http://www.brother.co.jp/product/printer/sp/magazine/kiji68.html
picnicさんは、3日(土)に会場にいらっしゃる予定です。
11日(日)もいらっしゃいますが、11日はご自身も木工のワークショップに参加されるということで、もっと気軽にお話しできるかも。
・ブックカバー:800円
・ポケットTシャツ:3,500円
2016.11.13
約2年前にチェリーでカップボードを作らせて頂いたIさん。納品後まもなく、Yさんと名前が変わり、家族も増えて、近々新しい住まいに変わるのだそうです。
うーん、家具屋ってその人の時間のいろいろな節目に立ち会わせてもらっているのだなあと、あらためて感慨深く思うのです。
まったく違うお話ですが、先日地下鉄に乗っていて、「この電車はワンマンです。」というアナウンスを聞いて、この運転手さんはとても大事な責任を負って仕事をしているんだよね。とあらためて思ったのです。
私たちは普通に目的地まで電車に乗って降りる。それだけのことかもしれませんが、その何十人、何百人がこの速いスピードで動く乗り物に乗っていて、それを1人で運転している。大きな責任を担ってその仕事を行なっている。すごいことです。
家具を作っているんだよっていうこと、作ることに慣れてしまうこともあります。
でも、ここで作っているものはただの家具ではなくて、うーん、何と言うか、その人の暮らしできちんと使われている家具なのです。
家具を作るだけではなく、作った家具でその人の暮らしを支えている、というその奥のことを考えると、私たちも大きな責任をもってこの仕事に取り組まなければいけない、とあらためて思ったのです。
その人がその家具を使っていて毎日が気持ちよく過ごせて、きちんとその日を暮らして、きちんと次の日を迎えることができるために私たちは家具を作るのです。
「このチェリー良い感じで焼けてきましたね。」
「はい、9月にもオイルを塗りましたので。」と言うご主人の顔がどこか誇らしげ。奥様は隣でにこやかに見守る。温かい土曜日でした。
2016.11.12
倉見駅から歩いて1分の所(私たちの工房に向かうのとは反対になりますが、すぐです。)にある吉祥庵さん。
お気に入りの和菓子屋さんで、個人的に、ここのどら焼きがNO.1です。ドラえもんにも食べさせてあげたいくらい(笑)。
お菓子選びに悩んでいると女将さんが色々な和菓子のお話をしてくださいます。
和菓子作りについてとても興味深く、私たちと同じ「ものづくり」という点からも魅力的なお話ばかりで「へ~、すごい。」と感服してしまい、ついつい手に取ってしまいますが、とてもリーズナブルなのです。
倉見に遊びに来た際にはぜひ足を運んでみてくださいね。
写真は、今の季節限定の「柚子餅」。口・鼻いっぱい柚子の香りが広がって、白あんの甘みと道明寺粉のお餅の食感を楽しめました。
秋を四感で楽しむお茶の時間が過ごせました。ごちそうさまでした。
2016.11.11
精製と言う言葉が正しいかどうか分かりませんが、これはおが屑です。
丸々と太い幹は、その過程で板に切り分けられていきます。
板になった木は乾き、ねじれ、安定しようとします。時には、切ろうとするとしぶきが上がる木だってある。木はたくさん水を蓄えるのです。
その木が切られてよじれて安定した姿はもう真っ直ぐではありません。
家具はその板を使って作られるのです。
半ば安定した材を頂いて、私たちはそれをさらに平らな状態へと加工していくのです。
丸太だった板から製材される板はいったいどのくらいになってしまうのか。それほど多くは残らないです。
おが屑もさっきまでは木でした。
そういう過程を経て木がはじめて板になっていくのです。
ものを作る能力を授かった人間は、自分たちの暮らしをより良いものにしたいという気持ちで作ることを始めたのですが、作ったその先を見ながら歩いていかないといけないね。
私たちは作った責任があるのですから。
2016.11.10
かわいい仕草の一瞬をとらえたネコのモチーフやほかではあまり見ない動物や植物たちをモチーフにした作人を多く手掛けるsora the magic hourさん。
ホッとする温かみのある作品たちが3日に届きます。
soraさんは、3日にここにいらして下さる予定です。
上)ホッキョクグマネックレス「Polar bear」:¥8,640
下)ガーベラのネックレス(シルバー):¥8,640
2016.11.09
毎年大人気なのが、このうさぎパンさんのシュトーレン。(900円(今年値上がりしなければ!))
うさぎパンさんのシュトーレンの特長である小笠原ラム酒に漬け込んだドライフルーツがぎっしりずっしりと入って、生地もしっかりした味なので、ひときれ頂くだけでも大満足。
クリスマスに掛けて少しずつ頂いていくお菓子ですが、我が家はいつも一切れずつでは足りなくてクリスマス前までに食べちゃうくらい・・。
3日(土)の朝から2階に並びますので、どうぞ手に取ってみてください。(試食もご用意致します。)
2016.11.08
実は先日の文化の日に素晴らしき先輩である福原正芳氏の奥様が勤めていらっしゃるマキさんのお店のイベントに出掛けてきたのです。
すっかりマキさんの糸と布に魅了されたアキコと私はちびっ子二人をお庭に待たせて、いろんな作品を見させて頂いていたのです。
その時、
「イマイさん!」と男の人の声。
「おやっ。」と振り向くと、Oさん。
今日食器棚を取り付けてきた大和に住むOさんと海老名に住む私は、先日、武蔵五日市で出会ったのでした。
うーん、素晴らしき偶然。
「あの素敵なお店にイマイさんもいらっしゃっているなんて、やはり気持ちが近いのですね。依頼して良かったな、と本当に思っております。」
と、本日無事に家具を納品して、とてもうれしいお言葉を頂いたのです。
(実は、電気配線がうまく壁の中を通らなくて、これは無理か・・と、この寒いのに、冷や汗をかいていたのですが、カナイ君は壁の穴からiPhoneを差し込んでパチリと撮影。「社長、行けますよ!」「おぉ。」ということで、時間はかかってしまいましたが、無事に設置できたのです。)
次は、テレビボードです。
クリスマスまでにお届けする約束なのです。
頑張ります。
2016.11.07
Mさんのところを出るともうすぐお昼ご飯。次は15時に二宮に着ければよいので、お昼は、打ち合わせを兼ねてマザーズカフェさんに。
「ドッグランを設けたら、ワンちゃんを連れた皆さんが良く立ちよってくださるようになって。うちのネロも遊び相手ができて、良い形になりました。」とご主人。
たしかにこのあたりは、海はすぐそばでもドッグランは珍しいですものね。
そして、奥様の手が少し落ち着いたところで、さっそくクレミルの打ち合わせ。
すみません、お忙しいお昼時に来ちゃって。(笑)
今回は、4日(日)と11日(日)の2日間にマザーズカフェさんのランチが食べられるのですが、2日間で違ったカレーを作って頂こう、ということになりました。
1つは本日頂いたひよこ豆とひき肉のカレー。ちょっとスパイシーなタンドリーチキンといろんな野菜のピクルスが添えられて、良いボリュームで、それほど辛さはないのでチビッ子でもたっぷり食べられそう。
そのあとに特性の自家製ジンジャーエールを頂いたのですが、これが素晴らしくスパイシーで美味しくて、どうしよう。クレミルの時にみんなにも出そうかな・・、でも寒いかな・・。
それから、3日土曜日限定のチャーム作りのワークショップも行なうことになりましたし、(また詳細はのちほど)いろいろ楽しく迷っております。
2016.11.07
お引越しされて2週間ほど経ち、少し落ち着いてきたところで、キッチンの使い方のご説明とスライドレールのちょっとした不具合を確認しにお伺いしてきました。
底抜けに明るいご主人と奥様のお話は、まるで舞台を見ているよう。
楽居さんの作ったこの空間がより舞台のような印象に見せてくれます。
「人の手でできているっていうことがとても良く分かる家作りでした。だから、とてもうれしくて、楽しい暮らしです。」
そうそう、みんな人の手でできあがったんだよね。
うれしい言葉。
2016.11.06
久しぶりに家族そろって食卓に座ってお昼ご飯を食べる。
何気ないことかもしれませんが、うれしい時間。好きなものから先に食べてしまうチアキと、好きなものは最後までとっておくハルカ。
そんな姿を見ながら、ピリッとした大根おろしをつまみながら、クレミルのランチをどうしようかと、アキコと考える。
せっかくマザーズカフェさんのご飯を食べられるなら、4日、11日の日曜日のランチだけではなく、クラフト作家さんが集まる3日、10日の土曜日にも無理のない範囲で何か作って頂きたいな。
スープが良いかな。子供も楽しめるあったかいスープ。それと、うさぎパンさんやシュシュさんのパンを召し上がってもらえたら、素敵だなあ。
そんな日曜のお昼です。
2016.10.29
しばらく前に、大変な搬入の末に設置工事が完了した由比ヶ浜のYさんのご新居がほぼ完成したということで、キッチンの使い方のご説明とご挨拶に伺ってきました。
Yさんは調布で設計のお仕事をされている方で、この先はこの由比ガ浜も自宅件、アトリエとして活動の幅を広げたいとのことで、私もこの先どんなお付き合いができるか楽しみです。
鎌倉では、カフェのオーナーさんや現代美術作家さんなどいろいろな方のキッチンや家具を作らせて頂きました。
そのようにすてきな縁がある場所だから、この先どんな輪ができるのだろう。
Yさんに聞くと、ここ最近は鎌倉やこの湘南地域がとても賑やかに動き出しているように見えるのだそうです。
設計事務所さんも数多く、「これはライバルが多い。」とは思わずに「同じ仕事なら一つのコミュニティの中でみんなで情報交換ができたら良いな。」とのこと。
Yさんの人柄の魅力も手伝って、これからこのあたりがとても楽しい場所になるかもしれません。
「でも、引越しや仕事の機能は、徐々にゆっくりとこちらに移していこうと思っています。」と朗らかに響く声で楽しそうにそうおっしゃいました。
楽しそうです。楽しみです。
そう、偶然にもYさんのキッチンの壁に貼られていたタイルは、昨日お伺いしたIさんのキッチンに使われていたのと同じ平田タイルのオールドフランセでした。(Iさん教えてくださいましてありがとうございました。)
とても良い色でキッチンの印象が整いました。
またそう遠くないうちにお邪魔させて頂きたいと思います。
楽しみにしております。
2016.10.28
2年前にキッチンと背面の食器棚、そして洗面台を作らせて頂いた大塚のIさん。私たちの製作例の「アトリエで暮らすような」でご紹介しているIさんです。
早くももう2年が経ちましたね。
今年の初めに年賀状をお送りしましたら、すぐにお返事をくださって、ハンドルのネジがすぐに緩んでしまうこと、引き出しが奥のほうまで開かなくなってしまったこと、をご連絡頂いていたのでした。
「急いでませんので、お時間のある時に。」とご連絡頂いて、Iさんが忙しいこともあって、(お仕事しながら4人のお子さんを育てているパワフルなママです。)、ようやく本日お会いすることができたのでした。
実はIさん、魅力的に室内のコーディネートや住宅のプロデュースを手掛けるお仕事をされていて、お仕事の様子も詳しくお聞きしたかったので楽しみにしていたのです。
「こうして使っている様子をあらためて写真に撮らせて頂いてもよろしいですか。」
「えっ、全然片付いていないのにいいのですか。ちょっと待って下さいね、少しだけでも片付けますので。」
「いいのです。こういうふうに使っているっていうことがそのほうがよく分かります。それからもし良かったら、Iさんも一緒に入ってもらえるとうれしいなあ。」
「はい、いいですよ。でも、使い込まれたキッチン以上に使い込まれた私が入っちゃっていいのかな。」
と、相変わらずおきれいなIさんですが、そう言って苦笑いされました。(笑)
今はお子さんたちが盛大にキッチンの周りで賑やかにやってくれるので、なかなかきれいな場所を保つのが大変なのですが、Iさんの佇まい同様に、どこか凛とした物静かな空間を作ってくださいます。
そういう方が私たちを選んでくださったというのはとてもうれしい。
またどこかで今度は一緒にお仕事ができたらうれしいなあ、と思いながら冷たい雨の降るなかホクホクした気持ちで帰ってきたのでした。
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と、そうそう、引き出しとネジの件ですが、今回Iさんのキッチンはゴミ箱をシンクの下に収納するプランにしていたのですが、毎日の開け閉めでネジが徐々に緩んできてしまうのだそうです。そこで少し長めのビスに交換して、ある程度ネジを固着させることにしました。
引き出しが奥まで開かないことについてですが、このスガツネ工業のスライドレール、なかなかリーズナブルで使いやすいのですが、時々引き出しを置くまで引っ張り出して全開させてあげないと、レールの動きが奥の方で少し固くなっちゃうのです。
そこで家具を使い始めてから数か月したら一度引き出しを全開させてあげると硬くなりかけていたレールが滑らかに動きます。
一度全開させちゃえばあとはもうスルスルと動きます。
と、文章だと伝わりにくいのですが、もし使っていて引き出しが奥まで開かないな、ということがありましたら、方法をお伝えしに行きますので、皆さんいつでも気軽にご連絡下さい。
2016.10.27
寸法を決めることが難しい傾斜した部材たちもひとまず固定できました。
この試作を生かして、11月からAさんにこのテーブルと、さらに先日やはり試作した角度が変わる椅子たちの製作が始まります。
悩んだり、あきらめかけたり、何度もいろんなところから見つめ直して、ようやくここまで辿り着きました。
新しい形ってそんなに簡単には生まれないのです。
ここで感覚と値が次の製作にいかされてさらにもっと美しいかたちになっていくのです。
楽しみです。
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