2016.11.17
「ナラとアイアンの円卓のオーダー」
新宿 S様
design:daisuke imai
planning:Sさん/daisuke imai
producer:iku nogami/kouhei kobayashi/onuma kougei
painting:iku nogami
テーブルの印象。私たちのショールームにある標準の厚み(26mm)よりも厚くしています。プルーヴェの椅子とも印象はよく合います。
「Facebookでも拝見したのですが、「上品なアイアンの脚の丸テーブル」とても素敵です。
詳細が知りたくてHPを探しましたが見つけることが出来なくて、問い合わせをさせて頂きました。
大きさの詳細や価格などを教えて頂けますか?
また、どこかで現物を見ることは出来ますか?」
と、Sさんからお問い合わせを頂きました。
まだ、「あたらしいかたち」のMさんのことをウェブサイトに掲載する前にご連絡頂いたのです。
すぐにこういう反響を頂けるなんてとてもうれしいことです。
それで、毎年12月に開いている私たちの小さなイベント【クレミル】の時に合わせて、テーブルを見にいらして下さることになったのです。
このナラ柾の厚みも良いですね。脚は鉄と言うイメージよりは繊細な印象で仕上がっているので、この天板が載ることで、このスタンダードチェアの少し無骨な印象と調和しています。この厚い天板は元から想定していたものではなく、海外でダイニングテーブルを使っていると、高さの高いテーブルが標準なのに対して、日本サイズで考えていた脚のサイズなので、いろいろと考えてみて、脚の治具を新しくするよりも天板を厚くすることで高さを延ばせて、さらに印象を変えることを狙ったのでした。
そして、12月。
【クレミル】の木工のワークショップに参加してくださることに。
ワークショップでは、1年間仕事をしていて余ってしまった板材をみんなで好きな樹種のものを選んで、好きなものを作ろうというものです。
お皿を作ったり、カッティングボードを作ったり、鍋敷きを作ったり。
もの作りの楽しさをみんなにも実感してもらえたらと思って、この教室を開いているのです。
Sさんも、ご主人とお二人で、お皿に作りに参加してくださいました。
それで結局、私が当日バタバタと動き回っていたこととSさんが丁寧にお皿作りをしてくださったこともあって、朝から工房に来て頂いていたのに家具の打ち合わせができたのは日も暮れてからになってしまいました。
「すみません、こんなに遅くなってしまって。」
「ううん、いいんですよ。私たちも楽しかったですし。」
と、その見てみたかったというテーブルに実際に座って頂きながら、打ち合わせです。
そして、テーブルはもちろん作りたいのですが、それ以外にも考えているものがあるということで、そのイメージを教えてくださいました。
うん、おもしろそうなお仕事です。
こちらが寝室。対になった洋風くタンスとベッドサイドキャビネットの印象。
さっそく後日、Sさんのご自宅を拝見して、より細かい部分について打ち合わせさせて頂くことに。
西新宿の駅を降りて、高層ビル街のど真ん中を歩くと辿り着いたのが、Sさんの住むマンション。大きいね。
ホテルのような廊下を抜け、リビングにお邪魔させて頂くと見える新宿の町々と静かな印象のSさんの部屋を陣取る大きな家具たち。
「主人の仕事で海外での生活が長かったから、こうして日本に戻ってきたのは良いのですが、向こうで揃えた家具たちが大きくって。でもね、とても気に入っているものだから、手放すのも寂しいので。」
うんうん、家具たちがこの言葉を聞いているかどうかは静かなお部屋からは分かりませんでしたが、うれしいですよね。
物にも思いが伝わるはず、きっと。
「でも、テーブルだけはずっと探していて、それでイマイさんのウェブサイトに載っているテーブルを見て、はっと思ったのです。」
「そうでしたか。ありがとうございます。」
「丸テーブルでもあのような形って見たことなくて。あれからいろいろ考えて、天板の木の種類や脚の色とか・・。でもやっぱりオリジナルの表情が一番良いって思います。椅子もあのテーブルに合わせて、イマイさんがおっしゃっていたようにプルーヴェの椅子を使おうと思っているのです。」
それは楽しみです。
そして、寝室も拝見させて頂きます。
ご主人と奥様がそれぞれ使う洋服タンスとベッドサイドキャビネット。それをこの場所に置くのです。
いろいろとSさんのイメージを聞かせて頂いて、さらに寝室の印象も分かったので、これで大まかな形がまとまってきました。
この2台が1セットとして置かれる前提で印象を整えております。
さっそく、会社に戻ってプランをまとめます。
意外に後からご依頼頂いたベッドサイドキャビネットが、かなり複雑な構造になりそうで、きれいにうまくまとめなくては。
そうして、テーブルと寝室の家具たちの詳細が決まっていよいよ製作です。
ベッドサイドキャビネットの上段の引き出しは浅いのですが、洋服タンスとの印象を合わせるために、内引き出しにして、見た目を揃えています。
テーブルを製作していて、鉄工のタカハシさんがこう言っていました。
「イマイさん、今回で3台目ですね。最初はうちの塗装屋さんの親方も、「これ何になるの?」「テーブルの脚です。」「フーン、脚ねぇ。」なんて言っていたのですが、あのできあがった脚を見ると、「こういうのは良いねぇ。」って言ってくれるようになって。いつもはもっと目立たない部分の仕事が多かったりするから、こういうふうに家具作りに携われると、私も他の職方さんも違った新鮮な気持ちになりますよね。だから、大変だけれど楽しいですよ。」
そう言ってもらえるのはうれしいことです。
こういうパーツって気心が知れていないと、そのイメージやニュアンスを伝えることが難しいですから。こうしてパパ友達が鉄工をやっていてくれて助かります。
天板はSさんの希望で、虎斑の少ないもの(これが反対に探すのが難しいのです。)を選んで作ります。
寝室の収納たちも同じく斑の少ないものを選んでとても静かな印象の家具になりました。
ここにも仕掛けがあるのです。パッと見よく分からない天板。
一部が取れるのです。
中には、照明などの電源が取れて、しかも外からスイッチのオンオフができるような仕掛けと、ボックスティッシュをそのまましまえて横から引き出せるような仕掛けがあるのです。
「イマイ様
本日はムシムシと暑い中、お届け頂きありがとうございました。
楽しみに待っていた家具たちが我が家にやって来て、何度も何度も眺めては、にっこりしております。
あれから荷物も無事に収めることができました。早く見たい!と、夫もめずらしく早く帰ってきました。
お陰様で古いチェストを粗大ごみ置き場に運び出すことも出来きスッキリしました。
チェストは任せた!と言っていた夫も、「いいねー!」「いいねー!」と言って大変気に入ったようです。
テーブルは・・・それはもうご機嫌で夕食の時も「やっぱり木の感触が違うわー!」とずっとご機嫌でした。
プルーヴェのスタンダードチェアもテーブルとの相性もよくホッとしました。
丁寧に、綺麗に、作って頂き本当にありがとうございました。
今はまだ届いた家具たちに気を遣いながらの日々ですが、これでとても生活しやすくなりました。
これからゆっくりと我が家に馴染んでいくんだなーとその時間を楽しみながら大切に使っていきたいと思います。
素敵な家具たちをありがとうございました。作っていただきましたスタッフの皆様にもどうぞよろしくお伝えください。」
Sさん、ありがとうございました。
ナラとアイアンのラウンドテーブル
価格:407,000円(制作費・塗装費)
ナラのチェスト2台
価格:460,000円(制作費・塗装費)
ナラのベッドサイドキャビネット2台
価格:350,000円(制作費・塗装費)
*運送搬入費・取付工事費が別に掛かります。
(目安として、運送搬入費は25,000円から)
2016.07.21
「ナラ板目材とステンレスバイブレーションのオーダーキッチン」
武蔵小金井 M様
design:Mさん
planning:Mさん/daisuke imai
producer:yasukazu kanai
painting:haraki tosou
「じゃあ、せっかくなので、お二人がキッチンに立ち様子を写真に撮らせてください。」と言って、お茶を用意してくださっているところをパチリ。ご主人のシャツの片方がめくれあがっているのは、マトリョーシカがちょうど隠してくれました。
「実はあの時に、偶然お父様が工房に立ち寄らなかったら、今の話はなかったかもしれませんね。(笑)」とMさん。
「私たちは、いろんなところに出掛けるのが好きでね。」とキッチンに並ぶお猪口たちを見つめます。
「このお猪口たちもいろんなところに出掛けて作家さんにお話しして一つずつ気に入ったものを集めてきたのです。そう、それで、私たちは時々出掛ける北欧家具のお店があるのです。それが伊勢原にあるtaroさんという北欧のヴィンテージ家具を扱っているお店に出掛けていたのです。」
「あ、知っています。私も行ってみたいなって思っていました。うちからも近いですし。」
「そう、taroさんのところに行った後に、そういえば興味があるキッチンを作っている工房があるなって思ったのです。この武蔵野からだと、神奈川県の真ん中あたりに出掛けるのってちょっとした小旅行なのです。だから、いくつかいろんなところを回りたいなって気持ちがあって。でも、イマイさんのところは特にきちんと予定していなかったから、もしかしたらキッチンが見られるかも、っていうくらいの気持ちだったのです。」
「それで、ちょうど工房の前を通りかかって、工房をそれとなくのぞいていたんです。でも、お休みのようで誰もいらっしゃらなかった。」
「すみません、私は打ち合わせでその週末も出掛けてしまっていまして・・。」
「そうしたら、偶然イマイさんのお父様が通りかかったのです。「良かったら見ていってください。」そう言ってくださって、それでお邪魔させて頂いたのです。でも、お父様はもう現役ではなかったですものね。だから、キッチンんとお話をするよりはもっと別の話をしてとても惹かれたのです。それは、私が設計したレコーダーをお父様が持っていたのです。」
なるほど。面白いなあ。
父は昔からずっと家具だけではなく音楽に携わっていますので、いろんなところでつながりが生まれるのですね。
そのような感じで、Mさんとのお付き合いが始まりました。
パントリーからキッチンの見た時の様子。
アイランドキッチンは四方から物がしまえるようなデザインで、ぐるりと歩いていると楽しいキッチン、という印象になっていました。Mさんらしい。
冬に伺った時の写真。玉川上水の樹々は葉を落として向こうの空が高く見えます。
そのようにしてMさんには、キッチン以外でとても勉強になるお話を戴きました。
「そうですね、いくつか予定を立ててぐるりと回りたいって気持ちわかります。」
「うん、私たちもtaroさんのほうに出掛ける時は、1日使って、taroさんに行ったあとに、伊勢原の農協に行って野菜を見せてもらって、そのあとに鶴巻のほうでお風呂に入って、のんびりしてから帰ってきたりすることもありました。やはりその土地に出掛けるからにはその土地を楽しみたいなって思っています。
イマイさんの工房の近くも田畑が多くて、なかなか魅力的です。周りにもっと立ち寄れるところがあると良いのですよね。」
「それは私も常々思っています。倉見と言う町は、特に大きく目立ったお店が少なくて、よく工房を見に食てくださったみなさんに、帰り際に「どこかで美味しく食事をとれるところがありますか。」って聞かれるのです。でも、なかなかこれっていう場所がなくて・・。最近はようやく新しい家々も建ち始めて、少しだけ魅力的なお店もでき始めているのですが、私たち自身がまだ横につながっていなくて・・。
例えば、最近はクラフト市っていろいろなところで開催されていますよね。それを父も企画するのですが、なかなか小さな町のお祭りの印象から抜け出せなくて・・。」
「なるほど、私が思うには、やっぱり1日かけて遊びたい、と言うか、その町でぐるりとしたいわけです。別に1か所にとどまらなくても良いのです。たとえば、○○で美味しいご飯が食べれてそこから、歩いて少し歩いて行くと○○のお店があって、さらには家具の相談だったら、そこから車でちょっとでイマイさんのところがある。ひと休みしたかったら、そこから車でちょっと走ると温泉があって、ごろりとひと眠りできる。」
「やっぱり温泉なのね。(笑)」と奥様。
「うん、やっぱり出かけたらお風呂に入ってさっぱりしたいじゃないですか。(笑)だから1日かけて街を周遊できるようになったらその街の魅力はぐんと上がるんじゃないでしょうか。」
おぉ、なるほど。楽しそう。
「今後の大きな課題ができました。頑張ります!」
そのような感じで、大変勉強になったMさんとの打ち合わせだったのです。
いつか食器洗浄機を入れる場所は今はこのように使ってくださっています。
玉川上水沿いに新しく家を建てることになって、その家に私たちのキッチンを迎えたい、そういう夢をお二人はお話ししてくださったのです。
そして、どうやら今回のキッチンは奥様の思いももちろんですが、ご主人の熱情のほうが強いみたい。
頂いたスケッチ(ご主人作)を見るとその気持ちが良く良く伝わってくるのでした。
ご主人が描いたスケッチ、その1。
ご主人が描いたスケッチ、その2。
私と年齢も近いMさんご夫婦。いろいろとざっくばらんにお話が出てきます。
今住まわれているアパートメントにもお邪魔させて頂き、何を必要として、何を必要としないかといろいろと見せて頂いたり、お持ちのラフな印象の家具たちも見せて頂いて、どんな暮らしを思い描くのかをいろいろとお話ししてくださいました。
また、ご新居を設計する建築士さんもMさんのご友人ということで、その家作りはどこか童心を感じさせる温かな気持ちのまま進んでいくのでした。
ハイランドデザイン 一級建築士事務所
https://www.highland-design.com/
ソフトクローズスライドレールを使った引き出し。引き出しの底につけるので、その分、引き出しの深さが取られてしまうのですが、開けた時の見た目はレールが見えなくてとてもすっきり。
建築士さんの高橋ご夫妻も交えて、キッチンの形も決まり、製作も順調に進みました。
確か最初に私たちのところにお立ち寄り頂いたのが1月、今はもう10月。秋ですね。
その秋が深まり始め、玉川上水や小金井公園の樹々も秋を迎え始めようとしている頃、いよいよ取付です。
こちらはアイランドキッチンのバルコニーに面した側。フキン掛けとカトラリーケースが置かれているのです。
ようやくキッチンを据えられるということで、現場に赴きましたが、大工さん作業の真っ最中。
この現場の様子を見て、「まだ時期的に取付は早かったのではないだろうか。」と思っていたのです。特アイランドキッチンを据えてしまうと、スペースが狭くなってしまうわけですから、他の業者さんの邪魔になっちゃうかもしれまません。
でも、そんなことはありませんでした。
大工さんの気配りでスペースを開けてくださって、足場を一部解体していよいよ搬入です。足場があるうちのほうが搬入は楽でしたし、バルコニーの手摺がついちゃうと、搬入がとても大変になっちゃう。そのような搬入のたびにあばらに手摺が食い込んで何度傷めたことか・・。
そのようなわけで搬入はスムーズに終わり、スペースも開けて頂けたおかげで取付もスムーズに完了。
こちらはアイランドキッチンのパントリー側。レシピ本が見やすく使いやすいようにこのように並んでいるのです。
途中に、Mさんやハイランドデザインの高橋さん夫妻も見に来て下さって、和気あいあいと作業は進むのでした。
こうして、ひとまずキャビネットを壁に設置する作業は完了して、ガスコンロなどの組み込む機器類も組み込んで、あとは壁が仕上がって機器のつなぎが終わったら仕上げに引き出しなども持ってきて完了。
なかなか大きなキッチンでしたが、皆さんのおかげでスムーズに設置ができてひと安心。
こちらはアイランドキッチンのダイニング側。このオープンスペースがあると、キッチンがより家具らしい印象になってきますね。
そして、無事残りの工事も完了して、お引き渡しのあとにあらためてMさんを訪ねたのでした。
「イマイさん、このたびはお世話になりました。おかげでとても素敵なキッチンになりました。」
そうご挨拶頂いて、2階のリビングへとお邪魔させて頂きました。
わぁ、懐かしい。それが第一印象。
どこが懐かしいのか具体的には説明しづらいのですが、そう、玉川上水を挟んで向かいにある小金井公園の中の「江戸東京たてもの園」の中にある近代建築の中に足を踏み入れた時のような印象。
こちらがご主人が熱望していたアガチス材で作ったお猪口を並べるケース。中にポンと置かれているので、引っ張り出して飾り棚のようにして使うこともできるのです。
細いサッシの向こうに見える色づいた樹々。手前でキラキラ黒光りするタイルと、質素(と言っていいのか、シンプルと言えばよいか)な木柄のキッチン。建具もどこか懐かしい表情。
どっか懐かしくて温かい広間だったのです。
「本当はイマイさんにはダイニングテーブルが届いてここが整ってからいらして頂きたかったのですが、まずはこの状態も見てもらいたかったし。来て頂いてありがとうございます。」
「こちらこそ、こんなにすてきに使ってくださってありがとうございます。そして、この抜けた印象、すごく気持ち良いですね。」
「うん、当初は窓をこれほど大きくするつもりもなかったのですが、高橋さんがこの印象は必ず実現させたいって言っていたので。どんなふうになるかなって楽しみだったのですが、緑がきちんときれいに入り込んでくる野はやはり窓を大きくして正解だったかな。」
「はい、まるで公園の木がMさんのところに挨拶してくれているみたいで、気持ちが良い景色です。」
「一つずつ作家さんのお話を聞いて集めてきた器で、どれも気に入っています。」と言いながら、それぞれのエピソードをうれしそうにお話ししてくださいました。器がただの器ではなく、その人にとって大きな存在となるとはこういうことなのですね。
「そうですね、まだダイニングテーブルが届いた頃に遊びにいらして下さいね。」
そうにこやかにおっしゃってくださったMさんご夫婦の後ろの樹々はもうすぐ紅葉する頃でした。
四季が目の前きちんと移り変わる様子が分かるって良いなあ。
タイルとキッチンのバランスがとても美しく、メリハリのある空間になっています。
引き出しの様子。
こちらのコンロ側の引き出しは、Mさんの希望で、この出っ張った手掛けにしています。シンク側は濡れた手で触っても良いようにステンレスのハンドルをつけていて、そのメリハリも面白い。
調味料用の引き出しは今回は専用の金属製のものを採用。
コンロの下には、いつものお馴染のスライドワイヤーシェルフ。引っ張り出せて、さらには汚れたら簡単に取り外して洗えるところが良いところ。
こちらもMさんが強く希望していたいろいろなパンたちの収納。以前に「手ぶくろのような温かさ」の鵠沼のOさんのところで作ってから評判の良い収納方法なのです。
そpして、もう一つ強く希望されていた大きなお皿を立ててしまうための引き出し。おぉ、贅沢な収納方法だ。でもこれがとても使いやすいのです。
2階から見下ろすとこのような感じ。今回のステンレスは、表面に丸い弧を描くように模様をつけるバイブレーション仕上げ。ヘアラインよりもより光沢が抑えられて、しっとりした印象になっています。
引いて撮る。
シンク側の収納はシンプル。シンク下はオープンにしておいてゴミ箱を置くスペースに。その隣は食器洗浄機(予定)のスペースと4段の引き出しのみ。
キッチンを考えるにあたって一番の参考になったという「木漏れ日の家」の稲城のUさんのキッチン。そのキッチンの印象が好きで、今回天板がキャビネットから浮いている印象にしましたし、この水栓も同じKAKUDAIのものを採用しているのです。そして、洗剤ポケットとバーがその奥に見えますね。
そして、水切りプレート。
キッチン仕上
天板 |
ステンレスバイブレーション |
扉・前板 |
ナラ板目突板練り付け |
本体外側 |
ナラ板目突板練り付け |
本体内側 |
ポリエステル化粧板「ホワイト」 |
塗装 |
ウレタンクリア塗装ツヤ消し仕上げ |
ナラ板目材とステンレスバイブレーションのシンク側アイランドキッチン
価格:940,000円(制作費・塗装費、設備機器は別途)
ナラ板目材とステンレスバイブレーションのコンロ側壁付けキッチン
価格:770,000円(制作費・塗装費、設備機器は別途)
*運送搬入費・取付工事費が別に掛かります。
(目安として、運送搬入費は50,000円から、取付施工費は160,000円から)
2016.12.27
うん、むずかしいね。
どうかな。
ちょっとSさんに見てもらおうかな。
2016.12.27
昨日のお話。
今年最後の取付工事は、先日、社長室の家具を作らせて頂いたその社長さんの息子さんの部屋の本棚でした。
今回は、ブラックウォールナット柄のポリエステル化粧板を使った本棚です。
化粧板と聞くと、チープな印象を抱いてしまうことも少なくないのですが、化粧板には化粧板の良さがあり、細工の難しさがあって、時々、「化粧板で作ってもこのくらいの費用が掛かってしまうのですね。」と言われてしまうところがちょっと残念。
みんな安い偽物を作ろうとしたわけではなく、印刷の可能性や新素材の可能性を探っていろいろな素材が生まれて今に至っているのです。その上でやはり原素材が良い、という考えもあれば、新素材にしか出せない表現もある。そういうものを踏まえたうえでいろんな選択肢があることを知ってもらえるとうれしいのですが、「化粧板」と言う名前を聞いただけで、遠ざかってしまうのは少し淋しく思ったりするわけです。
と、ブツブツお話してしまいましたが、今回はそのポリエステル化粧板を使った本棚。最初から仕上がっている板を使って組み立てていく難しさを今回ナカガワ君に分かってもらえたとと思います。
家具作りは教えるだけではなく覚えてもらって体や指先に身についていくものですから。
新人二人の来年の活躍に期待を込めるのです。
2016.12.26
私達は12月28日(水)~1月4日(水)の間、年末年始のお休みをいただきます。
家具についてのご相談・お問い合わせ、キッチンカタログの請求(12月27日午前中までのご依頼に関しては年内に対応させていただきます。)、
木製雑貨のご注文(12月27日午前中までのご注文に関しては年内に対応させていただきます。)についてのメール・お電話等のお返事に関しましても、
全て1月5日(木)から順次対応とさせていただきますので、どうぞご了承ください。
それでは、よろしくお願いいたします。
みなさまよいお年を迎えられますように。
2016.12.24
クリスマスイヴに届けもの
今年の春にキッチンを作らせて頂いたOさんからの頼まれていたキッチンのバックカウンター。
「イマイサンタ 様
了解しました。
明日はアキコさん(*)にもお会いできるのですね!嬉しいです。
息子も一緒に、お待ちしております。
それでは、お気をつけていらしてください!」
と、言われていたのに、ちょっと工事が残ってしまいました・・。Oさん、すみません。
「全然急いでいないから大丈夫ですよ。」
と言ってくれましたが、サンタクロースにはなりきれませんでした・・。
年明けに部材を持ってあらためてお伺いしますので、Oさん、楽しみにお待ちください!
またアキコと伺えそうです。
素適な食器棚に仕上げますので。
来年もよろしくお願い致します。
*アキコさん=イマイダイスケの妻ですね。
2016.12.21
そして本日は午前中にいろいろ悩んだままご相談にいらして下さったSさん。気がつくと3時間も経っていて、Sさんにはいろいろな宿題を持って帰って頂きました。(笑)ひとつの物事を決めるのはそんなに簡単ではないはずなのに、まわりの速度が速くて大事なものを見過ごして通り過ぎてしまいそうになる。
それが良い結果になることもあるけれど、自分としては、こういうことができる、と言う可能性をさし示して、そこから家具を使う本人が何を大切にして、何を置いていくのかを決めればよいと思うのです。
使うその人が向かうことができる方向を照らしてあげることは素晴らしいけれど、その人に向かわせたい方向しか照らさないのは淋しいかな。
だから、自分の暮らしのサイズを測ってもらうためにいろいろと宿題を出してしまいました。
一緒に考えて良いものを作ってゆけたらうれしいです。
と、そんなにゆっくり考えている暇はなく、おそいお昼ご飯を食べたら夕方に約束していた藤沢のNさんのところに急ぎます。
お引き渡しが終わってキッチンの使い方のご説明をする約束だったのです。
今回は、予算の都合もあって、メインとなるアイランドキッチンだけを作らせて頂いたので、構造はとてもシンプルなのですが、引き出しの外し方やステンレスのお手入れの仕方、ウレタン塗装で仕上げた表面のお掃除の仕方を説明して、シャワーホースの出具合が悪かったので、給水管をつなぎ直して、食洗機のコンセントの位置を調整して、といろいろやっていたら、とっぷり日が暮れておりました。
また、お引越しして落ち着いたらお邪魔させてくださいね。
会社に戻って図面が間に合うか心配です・・。
2016.12.21
そして、二人にはそのあとに、Mさんのところにぐるっと回ってもらいました。設備屋さんのほうでレンジフードの取付が終わったということで、正面の化粧幕板を取り付けてもらいに行ったのです。
それで、明日(正確には今日)お引越しの予定なのだそうです。
Mさん、年明けにお伺いさせて頂きます。
Mさんに、そしてキッチン、リビング、玄関の家具たちにお会いできるのを楽しみにしております。
ちなみに今回の家具たちには「かなぐや」さんの独特の表情の真鍮のツマミとオーダーして作って頂いたタオル掛けをつけています。
これがとても良い表情なのです。
楽しみなのです。
年末まで頑張って駆け抜けます!
2016.12.21
先日食器棚を納品させて頂いたOさんから追加でご相談頂いていたテレビボードをようやく納品。したのは昨日のこと。年末に向かって慌ただしくて、私はお伺いできなくてノガミ君とカイ君に向かってもらったのでした。
まずは設置完了。デザインのお仕事をされているだけあって、細かい面白いご相談を頂いたので、年明けには私がきちんとご挨拶にお伺いしたいと思いますので、今しばらくお待ちくださいませ。
楽しみです。
2016.12.20
先日の施主検査の日に検査よりも一生懸命に行なったのがオイルとペンキの塗装。Tさんご夫婦とお友達の3人で一生懸命に仕上げた甲斐がありました。とても良い色で良い表情に仕上がっています。
「イマイさん、とても使いやすいキッチンをありがとうございます。「来てくれるみんなが、良いキッチンね。お料理教室でも開けそう。」って言ってくれるのですが、そんなつもりは全然ないのですけれどね。(笑)」
と少し大きくなったおなかの奥様。
来年家族が増えたら、いろいろ楽しく忙しくなりそうです。
「また、クレミルにも遊びにいらして下さいね。春頃にも何か面白いことをしたいな、と思っておりますので。」とお伝えしたのですが、そう言えばその頃は子育てで大忙しの頃ですね。
2016.12.19
SCHOP(スコップ)さんのキッチンを作らせて頂いたのは、2年半ほど前。
最初にお会いしたのは、3年半前のicaaさんで開かれた、くらしもの市。
その時はまだ出店者同士できちんとお話もできないままでしたが、いつの間にかキッチンを作る人と使う人になっていました。
うれしいつながりです。
このたびテレビボードのご相談を頂きまして、大変久しぶりに安生さんにお会いしてきました。
「家具って楽しいね。」とご主人。
うれしい言葉です。
良い形になるように一緒に考えてゆきたいと思います。
2016.12.18
今日は練馬春日町のJさんのご新居にお伺いして、採寸と打ち合わせです。
ご主人が外国の人さんということで、家具の細かい部分のニュアンスがきちんと伝わるかどうかちょっと心配と思っていましたら、とても日本語が上手でホッと一安心。これでひと通り形がまとまりました。
年末に向けて、だんだんと予定が慌ただしくなってきて、形を考えるべき資料もだんだんと積み重なってきて、いろんなことを忘れないようにちょっとあたふたしております。
先日クレミルに来てくださった、茅ヶ崎のOさんにまた「イマイさん、うっかりしないで、しっかりしてね!」って言われないよう頑張ります!
ミスターサンタクロースは、いろんな国の子供達のリクエストをきちんと一つずつ覚えていて、それを叶えてあげられる。
さすがにサンタさんはすごいなぁ。
自分にはそこまで素晴らしい力はないかもしれませんが、一つずつみんなの夢が叶うようにあらためて頑張っていきます。
2016.12.17
その頃私は、いよいよ始まった平成建設さんの三島のマンションリノベーションの打ち合わせで、沼津の平成建設さんのところへ。キッチンや洗面台を作らせて頂く予定なのです。
設計の奥村さんといろいろ打ち合わせたあと、奥村さんの車にくっついて現場まで。ようやく断熱、床張りと始まった現場。ここにクルミのキッチンが入る予定です。楽しみでもあり、緊張もします。
頑張って良いものを作らせて頂きたいと思います。
そのあとは、念願のSさんのところに。
もう1年が経ってしまったSさんのキッチン。なかなかご都合が合わずご挨拶できていなかったのですが、ようやくお会いできることになりまして、三島を出たあとにお邪魔させて頂きました。
やはり良いです。
きっとこういうふうに使っていてくださるだろう、と思っていたように使っていてくれたのがうれしい。
そして、とても丁寧に使ってくださっている様子がよく分かります。
ウレタン塗装やオイル塗装のお手入れの方法、スライドレールのクセ、扉の調整、ちょっとしたキズの直し方、木の食器のお手入れ方法など、あれこれお話させて頂きました。
チェリーは1年で少し色ついていました。
また、色濃くなった頃にお声掛け頂ければうれしいです。
これからもよろしくお願いしますね、Sさん。
2016.12.17
今日はカナイ君とカイ君とで志木市のIさんの食器棚の取付に行ってもらいました。
Hさんの「紙に描いた食器棚」の形をとても気に入ってくださっていたIさんご夫婦。そこから、少しずつIさんらしさを混ぜ合わせて、とても良い形ができました。
スライドレールを使わないシンプルなスライドテーブル。昔々はこういった細工が多かったのですが、今では金物に任せっきりの機構でしたが、実際こうして作ってみるとタモの具合の良さもあってとても滑らかに動きます。
こういう単純な構造はやっぱりきれい。他にも写真では表現できない部分の細工や仕掛けがあったりして、楽しい食器棚になりました。
また、日をあらためてご挨拶に伺わせてください、Iさん。
ありがとうございました。
2016.12.15
先日アキオさんから届いた座とクッションに合わせて、本日革のベルトを加工。
途中で、ちょっと変わったご依頼を携えてさいたまのHさんご夫婦がいらして下さいました。面白そうなお仕事です。
ふふふっ、がんばります。
Hさんが帰られた後、再び作業を開始して、試作の椅子がようやく完成。
本当はクレミルに間に合わせたかったのですが、残念。
皆さん、こちらにいらして下さったら、ぜひ座ってみてくださいね。
角度が変わると座り心地が大きく変わりますよ。
さて、いよいよAさんの椅子の本製作。革ベルトもこれからたくさん作ります。
良い年を迎えられるように、年末に向けて頑張ります。
2016.12.15
横浜山手のSさんの現場にキッチンとバックカウンターと洗面台の設置に伺ってきました。
私は今日は少し慌ただしく動いておりましたので、製作を担当したコバヤシ君をメインにカナイ君とナカガワ君とカイ君で向かってもらいました。
大きな形なので、搬入から設置までなかなか大変で、残りは19日(月)に再び工事を行ない完了する予定です。
みんな、お疲れさまでした。
今日は賞与の日です。
いつもみんな頑張ってくれていますので、ありがとう。
2016.12.14
やっとMさんの少し変わったキッチンも完了。あの時にガレージで見せてもらったクラシックカーのインパネに施されていた模様。同じアルミの素材は手に入らなかったのですが、ステンレスにそのうろこのような表情をつけて仕上げたのです。
カウンタートップにそれを表現するのは難しかったので、脚部にその意匠が表現されております。
もうすぐで、お引き渡しです。
2016.12.12
Mさんのクルミの玄関収納の小さな引き出しには「かなぐや」さんのツマミを導入。
先日設置したキッチンには、オーダーで作って頂いたタオルハンガーもついて、とても良い印象なのです。
今度じっくりお見せします。
さて、今日で横浜のMさんの現場はほぼ完了。明日は二宮のMさんの残りの作業を終えて完了。週の後半には山手のSさんの大きな取付作業。12月も間もなく後半。
時間が経つのが本当に早い。
家具がとんとんできあがる。
僕らはどんどん年を取る。
2016.12.12
クレミル最終日。今日は工房開放の日でした。スタッフのみんなにもいつもの仕事とはまた違った体験を、と思って、先週はコバヤシ君、ノガミ君、ナカガワ君に先生役を担当してもらったのですが、今週はカナイ君、カイ君、そして私。
そして、参加してくださった方々は、初めて木工をやる、初めてフリーハンドイマイに来るという方よりも、作家さんが多い。(笑)
今回出展してくださった作家さんの半分以上の方が、ほぼ一日中工房で楽しそうに粉まみれになって木工作業を楽しんでくださいました。2階のショールームには日中色々な方々が見にきてくださっていたのだそうですが、みんな作業に熱中。
自分の作品がよく映えるようにと、カード立てを作ったり、トレイを作ったり、ジュエリーを掛けるベースを作ったり。UKIさんなんて木を取り入れたアクセサリーを作りたいって、パーツを作ってくださったり。
私もほぼ1階の工房でバタバタしておりましたので、後でアキコに聞いてみると、この倉見に住む方や厚木に住む方など色々な方が遊びに来てくださったのだそう。
先週の平日にフラッと立ち寄ってくださった近くに住むOさんは、昨日のjardimさんのワークショップにも参加してくださって、今日もご友人を連れてお皿を作りに来てくださいました。しかもjardimさんが作ったタイルのピアスをつけていらしてくださいました。
うれしくて涙が出そうですが、実際は工房をバタバタと駆け回っていたので、一人寒空のなか汗をかいておりました。ありがとうございます、Oさん。
途中で、昔からずっと応援してくれているアキコの大事なお友達や、いつもイベントに顔を出してくださる平成建設のOさんご家族、いつもお世話になっているお寺さんの息子さんご夫婦。UKIさんのご主人とお嬢さんたちもいらしてくださって。
我が娘たちもお友達が来てくれて、お手伝いだけではなく楽しそうな時間を持てたし、ほんとうに色々な方が来てくださってとても賑やかな1日となりました。
お昼も「はい12時でーす。」の掛け声で、みんなはプシューとエアーで粉を飛ばしてきれいになったあとにぞろぞろと2階に上がってくる。スタッフも作家さんも木工経験のないお客様たちもぞろぞろと上がってきて、みんなでテーブルについて1時間のお昼ご飯。
みんな一緒にお昼ご飯。それぞれの肩書きというか垣根というかそんなものが取れて、みんな一緒にムシャムシャとマザーズカフェさんのおいしいカレーやウサギパンさん、シュシュさんのパンを食べるのです。
こういう一緒になった空気というか、みんながとても近くに感じる空気というか、その感じがとてもよく和やかで大好きな時間でした。
こうして、クレミルはとても楽しいうちに終了しました。
私たちにとってはとても有意義な9日間で、ご近所の皆さんとつながることができるとても良いきっかけになったと思います。作家さんたちの魅力を伝えるには私たちの努力が足りない部分もあったかと思うのですが、作家さん自身にも木工を楽しんでもらえて、みんなニコニコ素敵な時間を持てたので、この活動を来年にも生かして頑張りたいと思います。スタッフのみんなにもまた違った楽しさを分かってもらえたと思います。
楽しいことをしていると楽しんでいる人が集まってくる、ってどこかで聞いた通り、この先も楽しんでいこうと思います。
次は春に何かやりたいな。
2016.12.10
朝10時から始まったクレミル。さっそくjardimさんのブラスチャーム作りが始まりました。朝一番から参加してくださったSさんは、先週も工房開放の時にいらして下さったのです。そして、その次にいらっしゃったOさん。偶然にも同じ集合住宅の方。お子さんたちには急きょ木工教室を開いたり、お母さんたちには居心地良さそうにしてもらえたり。
「もっといろんなイベント開いてくださいね。ぜひ私たちも参加するし、みんなにお知らせしますので。」そう言ってくださるママさんたちの言葉が力強い。
おうちぱんの藤沢さんも期間中たびたび足を運んでくださって、「では次は藤沢さんにワークショップを開いてもらおう。」と言うお話が出たり、この小さな町でクリエイティブなことが起こっていくと思うと楽しみです。
明日は最終日。jardimさんはご予定があって参加できずチャーム作りは本日で最終となりますが、明日はまた作家さんが多くいらっしゃいます。作家さんも参加する予定の木工教室は余裕があれば明日でもご参加できるかな・・。
やってみたい人がいればお声掛け下さいね。
では、明日またお楽しみに。
2016.12.09
動くね、なかなかどうして動くね。
鎌倉の谷戸になっているような山裾の部分に建てたOさんのご新居にあらためてお伺いさせて頂きました。
鎌倉は特別な土地で、湿気を含んだ風が抜けるって、みんなから言われていて、どちらかと言うとカビや膨張を心配していたのですが、このカラッとした時期は、反対に乾燥しているようで、木は縮むし、大きな引き出しの前板はそっくり返ってしまう。縮むのはまた季節が変わって動くから良いのですが、大きな反りはどうにか抑えられるようにしたい。
奥様は「全然気にならなかったですから。」と言ってくださるのですが、気持ち良く使ってもらいたいところですし、美しくありたいものですので、ちょっと方法を考えることにしますね。
年明けにまた道具を担いで伺いますね。
でも、まずはこうしてOさんが使っている様子を見ることができてうれしくなりました。
ふと扉の調整をしていると、落ち葉がリビングにひらりと入り込んでくるのです。
これは!気持ちの良い場所です。
さて、明日はjardimさんのブラスチャーム作りとマザーズカフェさんのジャガイモのポタージュとうさぎパンさん、シュシュさんのパンが並ぶクレミルの週末です。
みなさん、遊びにいらして下さいね。
2016.12.09
アクセサリー作家のjardimさんのご厚意で、3日の土曜日に大変好評だったチャーム作りのワークショップを再び開催してくださることになりました。
真鍮の板にアルファベットをコンコンと打ち付ける経験する機会ってなかなかないですからね。
それを作家さんから直接教えて頂けるのですから、みなさん楽しんで。
以下の時間に開催しますので、製作体験されたい方は是非いらして下さい。
日程:12月10日(土)
費用:1回500円
時間:10:00~ 10:45~ 12:30~ 13:15~ 14:00~ 15:30~ 16:15~
各時間2名様が体験できます。
所要時間は30分~45分くらいです。
ワークショップのだけではなく、作家としてのjarudimさんのアクセサリーはヴィンテージタイルを使った特長的なピアスやネックレスは、たった一つしかない形でどれも魅力的な表情をしております。
また、当日はオリジナルで作るブライダルリングのオーダーのご相談なども承っておりますので、もしお考えの方がいらっしゃいましたら気軽にお越しください。
作る本人とおしゃべりできる機会なんて数少ないですから!
2016.12.08
先日作家さんたちがいらして下さった時にお話が出たのが、「展示用のショーケースを自分で作ってみたい。」と言うお話でした。おもしろそうです。
作品だけではなく、その作品を見せるケースもその人の手でできたものなら、よりその人となりが分かります。
愛情の深さは大きさで決まるものではないですもの。