横浜から杉並まで
2016.10.15
いよいよ始まる横浜のMさんのリフォーム。午前中はすっかり躯体だけになったその現場で採寸と打ち合わせ。
この空間がどんな風に仕上がるのかが楽しみであると同時に、不安と緊張も。設備屋さんとも配管の納まりが確認できたし、大工さんとも天井高さや有効幅の確認ができた。きっとうまくゆくさ。
今回大変力強いのは、Mさんの勤めている会社さんが工事を担当してくれること。
細かい納まりを打合せしやすかったのです。
頑張ります。
夕方までにはまだ時間があったので、眠い目をこすりながら一度会社に戻ります。
本当はTさんのキッチン図面をもっと進めないといけないのですが、お昼を食べて少し図面を進めたところで、時間です。(Tさん、お待たせしていてすみません。)
杉並区のNさんに会いに行くのです。
あの時取り付けた家具を一度外して、リビングダイニングなどの水回りをリフォームするのです。リフォーム全体をまとめるのは、スタジオコンボさん。
久しぶりに一緒にお仕事をさせて頂きます。
スケジュールとしては年をまたいでの工事になりそうで、この場所もどんなふうに変わるのか楽しみがまた一つ増えました。
楽しみであると同時にやっぱり不安と緊張も。
だんだんと自分の頭の中にしまっておかなければいけないことがたくさん増えてきて、こんがらがらないように帰ってまとめないと。
茂呂さんとNさんがまだ打ち合わせの中、先に退席させてもらって、すっかり日が暮れた中、荻窪のSさんのところに向かいます。
Sさんには、先日食器棚の写真を撮らせて頂いた時に小さな依頼を頂いていたのです。
その小さなものがきちんと当てはまるかどうか確認しに来たのです。サイズが合わなければ持ち帰りになってしまうのですが・・。
うん、ピッタリ。
「ソファに座ってね。お酒が飲みたいなって思うのですが、肘掛がふかふかしちゃって、コップや缶がユラユラしちゃうんですよ。それをどうにかできたらなあって思っていて。」
そういう相談を受けていて作らせて頂いた小さなソファ用のテーブル。
気持小さく作ったので、肘掛のウレタンがしっかりホールドしてくれてとても良い感じに納まりました。
自分一人じゃ浮かばなかった形だし、Sさんにも、こうして話をすることで生まれた形だってとても喜んで頂けました。ホッとひと安心。
そうして、また眠い目をこすりながら帰るのでした。