クレミル最終日
2016.12.12
クレミル最終日。今日は工房開放の日でした。スタッフのみんなにもいつもの仕事とはまた違った体験を、と思って、先週はコバヤシ君、ノガミ君、ナカガワ君に先生役を担当してもらったのですが、今週はカナイ君、カイ君、そして私。
そして、参加してくださった方々は、初めて木工をやる、初めてフリーハンドイマイに来るという方よりも、作家さんが多い。(笑)
今回出展してくださった作家さんの半分以上の方が、ほぼ一日中工房で楽しそうに粉まみれになって木工作業を楽しんでくださいました。2階のショールームには日中色々な方々が見にきてくださっていたのだそうですが、みんな作業に熱中。
自分の作品がよく映えるようにと、カード立てを作ったり、トレイを作ったり、ジュエリーを掛けるベースを作ったり。UKIさんなんて木を取り入れたアクセサリーを作りたいって、パーツを作ってくださったり。
私もほぼ1階の工房でバタバタしておりましたので、後でアキコに聞いてみると、この倉見に住む方や厚木に住む方など色々な方が遊びに来てくださったのだそう。
先週の平日にフラッと立ち寄ってくださった近くに住むOさんは、昨日のjardimさんのワークショップにも参加してくださって、今日もご友人を連れてお皿を作りに来てくださいました。しかもjardimさんが作ったタイルのピアスをつけていらしてくださいました。
うれしくて涙が出そうですが、実際は工房をバタバタと駆け回っていたので、一人寒空のなか汗をかいておりました。ありがとうございます、Oさん。
途中で、昔からずっと応援してくれているアキコの大事なお友達や、いつもイベントに顔を出してくださる平成建設のOさんご家族、いつもお世話になっているお寺さんの息子さんご夫婦。UKIさんのご主人とお嬢さんたちもいらしてくださって。
我が娘たちもお友達が来てくれて、お手伝いだけではなく楽しそうな時間を持てたし、ほんとうに色々な方が来てくださってとても賑やかな1日となりました。
お昼も「はい12時でーす。」の掛け声で、みんなはプシューとエアーで粉を飛ばしてきれいになったあとにぞろぞろと2階に上がってくる。スタッフも作家さんも木工経験のないお客様たちもぞろぞろと上がってきて、みんなでテーブルについて1時間のお昼ご飯。
みんな一緒にお昼ご飯。それぞれの肩書きというか垣根というかそんなものが取れて、みんな一緒にムシャムシャとマザーズカフェさんのおいしいカレーやウサギパンさん、シュシュさんのパンを食べるのです。
こういう一緒になった空気というか、みんながとても近くに感じる空気というか、その感じがとてもよく和やかで大好きな時間でした。
こうして、クレミルはとても楽しいうちに終了しました。
私たちにとってはとても有意義な9日間で、ご近所の皆さんとつながることができるとても良いきっかけになったと思います。作家さんたちの魅力を伝えるには私たちの努力が足りない部分もあったかと思うのですが、作家さん自身にも木工を楽しんでもらえて、みんなニコニコ素敵な時間を持てたので、この活動を来年にも生かして頑張りたいと思います。スタッフのみんなにもまた違った楽しさを分かってもらえたと思います。
楽しいことをしていると楽しんでいる人が集まってくる、ってどこかで聞いた通り、この先も楽しんでいこうと思います。
次は春に何かやりたいな。