おわりのはじまり
2017.05.22
結末が書かれていないものがたりはおもしろみに欠けますよね。
そう、テーブル脚の最後のお話をしていませんでした。
ナラで作り直した試作はの脚は、予想通りの強度を得ることができて、無事にクリーマさんのイベント会場に運ぶことができたのでした。
そして、肝心のAさんのテーブルはと言うと、クロスしている部分をナラと同じく解体し、新しく選んだ材でパーツを作り直し、無事先週の日曜日に納品させて頂いたのでした。
どんなパーツを使っているのかは、ただいま展示されているヒカリエの8階でご覧くださいませ。(24日までですので。)
Aさんからも、「イマイ様へ。お借りしていたスチールとは違う温もりを感じる一品で芸術的です。大切に使わせていただきます。」とお便りを頂いて、胸を撫で下ろすことができたのでした。
しかし、初めて作ったかたちを届けた責任はありますので、この先この家具がどんな風に使われていくのかは勉強でもあり、楽しみでもあります。