クルミとステンレスバイブレーションのキッチンと背面食器収納
2017.10.31
もうキッチンを設置してから1年ちょっと経つのですね。
埼玉から鵠沼に住まいを移したYさんは設計士さん。お仕事をしながらご自宅を設計して、埼玉からこの湘南にたびたび通っては、ようやく昨年に自宅が完成したのでした。
最初は奥様からご相談頂いていたので、このショールームにいらっしゃった時はとても口数少なく、どんなお仕事をされているのかが分かりづらい(笑)印象でしたが、お話を進めていくうちに設計さんと言うよりは職人さんのような立ち位置でいろいろとキッチンのお話を進めていったのでした。
そして、その感慨深い形ができあがって納品したのが昨年の夏。
「覚悟はしていましたが、湘南の湿度は予想以上です。」と汗をかきながらニコニコされていたのが懐かしい。
そのYさんからこの夏に相談されていたのがダイニングテーブル。でも私たちが作るのではなく、Yさんが自分で作るのです。
みんなが作業していない日曜日に1日中、腰をかがめてプレーナーを掛けて、ヤスリを掛けて、大きなタモの天板を仕上げていました。
そして、本日その荷揚げだったのです。
とにかく大きな天板でしたので、コバヤシ君とノガミ君と3人で伺い、Yさんも交じって4人がかりでエイやっと無事荷揚げ完了。
あとは大工さんに道具を借りて脚を仕上げるのだそうです。
「今日、加工しに行ってもいいかな。」と奥様に相談。
Yさんの穏やかな笑顔は家作りを楽しんでいるんだなあと思いながら、帰ってまいりました。
また、天板ひっくり返す時にお邪魔しますね。
その時にピカピカのテーブルとよい色になったキッチンの様子を再び拝見させてください。
明日も物作りを楽しんでいる3人が東からやってきます。
楽しみです。
そのほかのクルミのキッチンたちの様子もこちらからご覧になれます。
「クルミを使ったキッチンたち」