声をかけて頂く
2017.11.12
先週お邪魔させて頂いた目黒のIさんの間仕切り収納と机のある家具と本日お伺いした小金井のIさん。設計士でもある目黒のIさんに作らせて頂いた最初の家具を納品してからもう4年も経ち、小金井のIさんは家具設置当時の5年半前はまだ赤ちゃんだったお兄ちゃんがもう自転車に乗っていた。
その人の暮らしの節目でみんながこうして私たちを思い出してくれる、ということに感謝をせずにはいられない。
Iさんのところを出て、武蔵小金井駅に向かう道は陽射しも出て来て優しい晩秋の空気で、日に日に空が高く感じたからか、ふと上を見上げると透き通った半月が映りました。
ずっとそこにあってもある時にしか見えていないものがあるのです。
今はそういう時なのでしょうか。
女学生の賑やかにおしゃべりする様子や高尾の方へ向かうだろう年配の人たちで温まった車内から会社へとたどり着くと、いつものようにだんだん厚みを増してきたアイが「ニャア。」と迎えてくれた。
夕方に来てくださったTさんとの打ち合わせでは、いつものように私の隣に座って打ち合わせにも参加してくれた。
いつもの時間があるからこそ、感謝できることがよく分かるし、いつもの時間があることをこそ幸せなことです。