ナラ節アリ突板を使った食器棚とリビングボード
2018.05.22
「リノベーションが終わった後に食器棚の採寸に来てほしいのです。」と言われていて、ちょうど日が良くて、昨日Sさんのところにお昼過ぎからお邪魔させて頂いたのでした。
「すみません、まだ引越ししたばかりで段ボールだらけで。」と、なるほどゲームのように段ボールを避けながら、途中にはお子さんのフワフワしたおもちゃに引っ掛かったりしながら採寸。築16年ほどたつというマンションですが、室内がきれいになったばかりだからかとてもすがすがしい空間。
ここに食器棚と小さなカウンターを作らせて頂く予定です。物静かで丁寧にお話されるSさんご夫婦の印象と、当初からイメージされているブラックウォールナットのイメージがなかなか重ならず‥、と思っておりましたが、お話してみると、「もう少し明るい木が良いかな、と思っています。」と。なるほど、私もそのほうがしっくりくると思っております。
みんなでイメージが重なり合ったところで、「では、また図面と御見積をまとめてご連絡しますね。」とお伝えして、日差しが傾き始めてもまだまだ暑さが残る目抜き通りを過ぎ、東横線からブルーラインへ。
今度は、先日食器棚とリビングボードを設置したNさんのお宅です。
ご主人と奥様お二人でオイル塗装をしてくださったのでその仕上がりの確認と、「扉がきちんと閉まらなくなってしまいました‥。」という事でその調整ということでお邪魔致しました。
塗装はもうひと手間加えるとかなり手触りが良くなるので、その方法をお伝えして、扉のほうはどうやら問題なかったようで特に不便なく使えているということで、これで今日は完了。
新たにテレビボードのお話をしていると、奥様のお人形のようなほっそりしたスタイルからは分からないくらいDIYが好きだそうで、お子さんのために作ったミニキッチンやおもちゃ箱を見せて頂き、ぜひきっとテレビボードも作れちゃうかも、というお話になりました。
今年のクレミルを楽しみにしてくださる方々がすでに少しずつ増えてきております。
うれしい気持ちです。