キッチンカウンターのオーダー「タモ板目のキッチンアイランドカウンター」

2019.06.27

2019062700220190627003夜、Tさんが帰宅される時間に合わせて、ご挨拶にお伺いしてきました。
「イマイさん、実はね引き出しが閉まらなくなっちゃって・・。」
使っている様子の写真も撮らせて頂きたかったので、さっそくお伺いすることに。
念のため、スライドレールの不良も考えられるので交換用のレールも持って。

こんばんは、Tさん。
さっそく上がらせて頂くのですが、納品の時は私はお伺いできなかったので、どのような家なのか楽しみにしておりました。
だって、「打ち合わせの時も両親の家があった場所を立て替えて、私一人の小さな平屋のお家の建てるのよ。」っておっしゃっていたので、もうただただ広い場所の真ん中にポツンと可愛らしい家が建っていると思っていたからです。
今は夜で、こんばんは雨風が少し強くなってきていたので、広い原っぱのようなファンタジックな印象を感じることはできなかったのですが、カラカラと玄関の引き戸を開けると、向こうにアイランドカウンターがどっしり構えている姿が映りました。
「一人暮らしだから、風通しの良い家にしようと思って。」
仕切りもドアもなく、どこまでも風が気持ちよく吹き抜ける広間のような場所にカウンターがポンと置かれていました。
「あの家具がこの家の顔よ。跳ね上げテーブルの表情もとても気に入っているのよ。」
私の両親に近いくらいのご年配のTさんですが、とてもちゃきちゃきと快活にそうお話ししてくださいます。
「このカウンターの上はね、いつも何も置かないようにしているの。置くのはあのポットだけ。ここが広々していると気持ち良いのよ。家具っていうよりは、作業台と意感じでとても気に入っているのよ。」とうれしそうにお話ししてくださいます。

それでは引き出しの不具合を見てみましょう、と引き出しを全開にしてのぞき込んでみると、なあんだ、その下の引き出しにしまってあるものが傾いて上の引き出しのつっかえになっていただけでした。
私たちの家具の作り方は、引き出しと引き出しの間に板を設けないので、下の引き出しに物を詰め込みすぎたり、何かの拍子にしまっているものが傾いたりすると、上の引き出しのつっかえになっちゃうのです。
でも、大きな故障というわけでなくてよかった。

それでは、Tさん、また何かありましたら遠慮せずにいつでも呼んでくださいね。
お邪魔しました。