クレミル2019 シュトーレンの食べ比べ

2019.12.18

今回のクレミルでは、(お写真右側から時計回りに)鵠沼うさぎパンさんのもの、大阪パンデビーミングさんのもの、鎌倉マザーズカフェさんのものと3種類のシュトーレンが揃いましたので、シュトーレンの食べ比べをしていただこうとご希望の方に試食をお出しすることにしたのです。
パンを買いに来た方にとってはシュトーレンは高価に感じてしまいますよね。
でも、このシュトーレン、使うドライフルーツやナッツなど持ってみると分かるのですが、ズッシリいろいろな味がいろいろな手間をかけて作られていて、食べてみるとその素晴らしさが分かるので、好きな方は迷わず購入されますが、そうでない方はやはりお値段を見てそのまま素通りされてしまうので、そこをどうにかしたいなという思いからでした。
お出ししてみると、「シュトーレンって初めて食べました。こういう味だったのですね。美味しい。しかもそれぞれ本当に味が違う。」という反応が多かったのです。
そして、私が勝手に「大人の食べ物」と思っていたのですが、小学生くらいのお子さんもぱくぱく食べている。(うちの娘2人はナッツアレルギーがあり食べられないのもあって、「子供は食べないもの。」というイメージでした。)家族みんなでおいしく楽しめるのだなということが分かると、「どれが好きだった?どれにしようか?」と楽しそうに迷いながら選んでくださるのでした。
皆様味の好みと気に入るポイントはさまざまでした。おもしろいです。
どうしてそんなに高くなってしまうのか、どんな味がするものなのか、食べたことなければおいしいかどうか、自分で手にしたいと思えるかどうか分からないものです。
あぁ、そういえば私たちの作る家具も一緒だ。
試食は大事、表現は大事なのだなと感じた出来事でした。