区域外通学 次女チイの場合

2020.02.28

これからお家作りをするにあたって、私達のように区域外通学の期間が出来る方がいらっしゃるかもしれないので、その方々の参考になればと思い、書いておこうと思います。

チイに関しては予想外のことばかりが起きました。
もう10歳、されど10歳なのですね。(当時です。)
小学校から私学に通っている子はいるのだし、電車でも通えるだろうと思っていました。
各駅でたった3駅でしたが、ぎゅうぎゅうの時間帯。その路線には女性専用車両がありませんでした。ランドセルを持ってあげたりしましたが、彼女にとってはとてもストレスだったようです。
始まってすぐに体調を崩して、発熱と首の痛みを訴え1週間の入院となりました。
退院後は、渋滞に巻き込まれても大丈夫なように早起きして車で行くようにしました。車通学でも、小学校を遅刻するのが怖いようで、ちょっとでも車が止まると「間に合うのかな?あとどれくらい?」と着くまでずーっと心配して気にしていました。性格なのでしょうけど、彼女にはかわいそうなことをしてしまったなと反省しています。
でも、適応の早さも子どもならではで、1〜2週間程で慣れてきました。慣れてきて、周りの子ともそういう話をしたのでしょうか。「一人で電車で帰ってみる。」と言いだしました。
私も小5から友達と一緒に電車で塾に通ってましたし、できないことではないと思うけど、ただただ心配。
父母にも協力してもらい、小学校下校から駅までは送り、実家の駅には父母に迎えに来てもらうようにしました。
到着駅に着いたら、お茶したり、買い物したり、何かしらおじいちゃんやおばあちゃんからのご褒美があるのがうれしかったそうです。結局そういうものなのですね。両親も楽しかったそうでよかったです。
チイはこの区域外通学の後から、1人で買い物に行ったりすることが増えました。それまでずっと私やハルと一緒じゃないと出かけなかったのに。自信がついたのでしょうか。
下の子だからといつまでも小さい子扱いしていただけで彼女もしっかりしていたのだなと気づくことができました。

実家から区域外通学をすることが出来たのも、両親が今まで体に気をつけて元気に過ごしてくれていたことで実現しました。ふたりの生活から6人の生活になって5時から0時過ぎまで出入りする生活になっても
「今だけじゃない。」
「ハルカとチアキと暮らせる時間が出来たんだし、賑やかでいいわよ。」
「毎日一緒にお酒が飲めるな。」
と言ってくれて本当に感謝しかありません。 
結婚して20年ほど経ってからの実家の生活となり、両親が今どんな暮らしをしているのかを知ることもできたので、私もとてもよい時間になりました。意外と2人とも忙しく毎日用事があってなんだか申し訳なかったですが、、、。
それなのに、母から「新築お祝い何がいい?生活に使うものをプレゼントさせて。」と言われたので、バルミューダのレンジとトースターをリクエスト。
「今の家電って結構するのね!」と驚かれ、娘の遠慮のなさを発揮させてもらいました。(笑)
写真は、10歳と74歳のシーソーです!