アイアンとナラ節アリ材を使ったダイニング収納
2020.05.25
今日は少し早めに上がろうと思って作業場にむかって階段を下りていたら、エアーで体を吹く音が聞こえてきていたので、どうやら本日最後まで作業をしていたカイ君も上がるらしい。
「あとは天板の節を埋めた穴が硬化したら作業完了です。」
今回は、天板は節が少なめだけれども節アリのナラ材で制作したので、使っていて不便になりそうな抜けた穴を埋めたのです。明日硬化した部分を平滑にしたら作業完了。
節の感じも上品だし、オヌマさんに作ってもらった黒い鉄脚も上品に仕上がっていますし、KUMAさんのハンドルも相変わらず上品です。
黒皮残しで仕上げる鉄脚という表情も雰囲気があって良いなと思える時期があったのですが、早くトップコートが掛かっていないとどれほど丁寧に水気を気にして使っていても錆びるのです。
その錆の表情もきれいなのでしょうけれど、使うには不便があって‥、と考えるとやはり焼付塗装で仕上げる形が一番使い勝手も良く上品に仕上がるのではないかと今のところ考えております。
特に小沼さんのところは塗装の表情もきれいですし。
このダイニング収納とワタナベ君が担当した少し変わった形の本棚をもって今度Oさんのところに納品にお伺いします。
「今日は先に上がって良いかな。」
「大丈夫です。お疲れさまでした。」
ということで、戸締りをカイ君に任せて先に帰らせてもらったのでした。
日が落ちる時間が遅くなったね。