タモの変形食器棚

2021.02.26

20210226001
20210226003
20210226004
最近茅ヶ崎で家具を作らせて頂くことが多いのです。
先日は4メートルを超えるステンレス4ミリのキッチンカウンターを工務店さんと一緒に荷揚げしたのも茅ケ崎。
(今度キッチン本体の制作に取り掛かりますので、また詳しくお知らせしますね。)
ブラックウォールナットで作って、Wさんが塗装した食器棚も茅ケ崎。
今度魅力的なキッチンを作らせて頂くことが決まったOさんも茅ケ崎。
おもしろいね。風が吹いてるんだね、きっと。
そして、今日はやはり駅のそばでリノベーションを行なっていたKさんのところに食器棚の納品。
この建物加賀妻さんが20年近く前に建てたのだって言っていたかな。
設計の高宮さんからKさんのお話を頂きまして、ちょっと変わったスペースに食器棚を作らせて頂いたのです。
高宮さんとKさんと動線やキッチンのワークスペースをあれこれ相談して生まれたこの形。

そして、作る前から心配だったこの変形した壁。
こちらの現場はコンクリート造なので、外壁沿いの内部の壁はGLボンドを使って施工されていたのです。
その施工だと多少壁の立ちが悪い部分も出たりするものです。でもそこに加賀妻さんの大工さんがあらためて下地を入れ直してくれましたので、壁の仕上がりはとても良い。
そのタイミングで原寸を取りまして角度を計算して作りましたので、予定通りピッタリ。

印象も圧迫感のないとても気持ちのよい形に納まりました。
ありがとうございました。