気持ちを新たに
2021.04.02
学生だからこそ持っていられた春休みを楽しんでいる子供たちとは裏腹に毎日仕事ができるということはとてもありがたいことではありますが、季節の訪れや移り変わりは学生のようにやってくるものではなくて、自分たちがきちんと感じていないと見過ごしてしまう儚い変化なのかもしれない、そう思う時があります。
工房の裏庭がいつの間にかもじゃもじゃしていたり、アイの毛がそろそろ夏毛に変わり始めてそこかしこに白い毛がポツポツ落ちていたり、今まで根を延ばしていて気付かなかった鉢植えたちに小さな芽生えがあったり。
昨日は半月ぶりに半日のお休みを頂いて、アキコと相模川沿いを座架依橋あたりまでのんびり走ってきました。
桜がひらひら舞い落ちる通り沿いは心地良く、本来でしたらこのマスクを外して春の空気を吸い込みたいところですが、目でその様子を見るだけでも大変心が落ち着いたのでした。
春はやってきてもう少しで過ぎていこうとしていますね。
今日工房に来ると、ノガミ君とヒロセ君で担当しているSさんの壁面収納もようやく仕上げというところ。ワタナベ君はこのところで一番複雑なKさんのキッチンに埋もれながら作業をしていて、カイ君も顔つき厳しくMさんのサクラのテレビボードを作っております。
皆が元気でこうして新しい季節を迎えました。