鍋を磨く
2021.08.27
クックダインさんで購入した小ぶりな鉄鍋。
いつ手に入れたっけな、5、6年くらい前かな。
主にアキコがお弁当用の焼き料理(お肉焼いたり、卵焼いたり)に使うことが多いのですが、洗いかたが良くないのか、3年くらいするとびっしり炭化した油などでコーティングされちゃうのです。
でもね、ただの鉄ですからガシガシ磨きます。
前回もね3年くらい経った頃にやったかしら。
ナイロンタワシでいくら磨いても固着した黒ずみは取れなかったので、今回は手元にスクレイパーがあったので、それでひたすら削っていってそのあとにナイロンタワシで滑らかにして、乾燥。
(良いか悪いか分かりませんが、)火にかけて乾燥。
あっという間に酸化してサビサビ。
その上から、やはり手元にあったオリーブ油をべたべた塗り込んで焼き付けたら完成。
このお手入れと同じなのですね。
表面に特殊な加工のないただの鉄の板ですから、こうして使えばずっと使ってゆけます。
そう、今日は朝だけ出社して、そのあとはちょっとお休みを頂いておりました。
とても良いお付き合いをさせて頂いている寒川のお寺さんからメダカを分けて頂いたのです。
念願の新しい家族。
本当はアイを家に連れてゆけたら良かったのですが、ハルもチィも猫好きなのにアレルギーであっという間にかゆくなってしまうもので・・。
ヤモリやらダンゴムシやらカナヘビやらコガネムシやらバッタたちは庭のそこかしこに居るのですが、すごく自由なので一緒に暮らしている、というよりはそのまま一緒に生きているという感じでして。
(でも、毎晩やってくるヤモリは家族のように見えますが)
祖母の火鉢を引っ張り出してきて、住処の支度をすること2週間、ようやくお迎えです。
分けて頂いた5匹のめだかを助手席でアキコが大事そうに運んでいる時に、私たちの暮らしって、車で20分くらいの距離で完結しているのだなあと思うのでした。
もちろん、いろいろなところでいろいろな発見をすることもうれしいことだし大切なことなのですが、基本はこの距離で生きているのだなあ。
自宅から工房まで出掛けて、暮らしていくために仕事を頑張ったあとは体を休めるために家で休息する。
その中で新しい家族を迎えたり、床を磨いたり、鍋を磨いたり、お風呂上りにお酒を飲んだり、ささやかな毎日だけで十分すばらしいと思えるのです。