輝き

「食器棚のオーダー」

都筑 T様

design:Tさん/dasiuke imai
planning:daisuke imai
producer:daisuke imai

白いクラシカルなデザインの食器棚

全体の様子、その1。

白いクラシカルなデザインの食器棚

全体の様子。その2。

クラシカルなデザインの食器棚を検討しています、というTさんからのメールを頂きまして、まずはシンプルな原案を作ろうと思い、上下に分けたタイプの食器棚で上の吊戸棚はシンプルに開き扉で、下のカウンターから下の部分は引き出しをめいいっぱいに、炊飯器とパン焼き器収納スペースを設けると言う形を提案しました。
さっそく原案を送りましたらそのプランで勧めたいとのご連絡を早々に頂くことができたのです。
というわけでほとんど最初のプランから変更することもないシンプルなプランが決まりました。形が決まるまでに少なくとも3~4回ほど変更があったりする場合が多いなか、これだけすぐに決まってしまったので私はまた「本当にこのプランで良いのだろうか。」と不安になってしまいました。
「もう少し詳しく相談したい事もありますので現場を見ていただいて、出していただいたプランを元にお話を詰めていきたいのですが、一度見に来ていただけますか?」とのご連絡がありましたので採寸することと合わせて形を確認する為にお伺いすることにしました。
Tさんと直接会っていろいろとお話をした結果、プランにちょっと手を加えるだけの変更で形は決まりました。その時に使う化粧板のカットサンプルなどを見てもらったのですが、カットサンプルと言っても小さなものなのでイメージが沸きにくいと思い、「できましたら、家具を発注される前に一度、私たちの工場を見に来て頂けませんか。」と提案しました。どんなふうにどんな材料で家具を作っているのを見てもらったほうが私たちも安心ですので。
と言うわけで、Tさんにお時間を作ってもらってこちらまで来ていただきました。その時にTさんの家具で使う予定の材料で作った家具やスライドレールの実物を見てもらったりハンドルを選んでもらったり(これはカタログからですが・・)と実際に見て触ってもらいました。私にとってもTさんにとっても時間の掛かるやり取りかも知れませんが、簡単に買える買い物ではないので実物を知ってもらって理解してもらった方が私にとってもTさんにとっても良い結果となると思っています。
結果として頭の中のボヤッとしたイメージがイメージどおりの形になるのだと思っています。
その後、うれしいことにTさんからお礼のメールを頂いたのです。
「イメージどおりの仕上がりで、使い勝手も良く大変満足しています。以前より狭くなったはずなのに、広く、明るくなったような気もします。
市販品で間に合わせず、お願いして良かったです。
ありがとうごさいました。」

白いクラシカルなデザインの食器棚

引き出しの印象。真ん中のスペースはレンジを収納する場所。モールをつけたまえ居たがかなりクラシカルな印象に仕上がっています。

白いクラシカルなデザインの食器棚

引き出しを開けた時の様子。ハンドルは、握りの部分が白い陶器で、軸は真鍮製です。

白いクラシカルなデザインの食器棚

扉は下部に耐震ラッチを設け、中は可動棚で仕切っております。

費用につきましては、お問い合わせくださいませ。

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