同窓の人

「テレビボードのオーダー」

町田 O様

design:Oさん
planning:daisuke imai
producer:gaku suzuki
painting:gaku suzuki

オーク柾目のテレビボードとテーブルトップ

全体の印象。


オーク柾目のテレビボードとテーブルトップ

横から見た時の印象。ソファテーブルのテーブルトップも今回一緒に作らせて頂きました。

たしかOさんは、お電話をもらっていろいろお話を伺いたいって言うことできて下さったのが最初だったように思います。あまり最初の頃を良く覚えていないのは、Oさんの奥さんがインテリアコーディネーターの仕事をされていて、それを学んだのが平塚の訓練校だと言うことで、何だかとても昔から知っているかのような錯覚をしてしまったからでしょうか。と言っても、訓練校は父やスタッフが卒業しただけで私は通ってもいないのですが・・。
そのOさんから頂いた依頼はテレビボードでした。新居で使いたいテレビボードなかなか見つからず、でも、今まで仕事ではオーダー家具を知っていたのに、こうして自分のこととなると何だかよく分からなくてと言うことでお話をしに来て下さったのです。
そこで、必要なことをまとめて形にすると意外とシンプル。特別扱いの難しい木を使うわけでもないし、変わったデザインにするわけでもない。でもお店で売っているようでも売っていない、そんな形になったのです。

オーク柾目のテレビボードとテーブルトップ

ここがOさんが一番気にしていた部分です。Oさんは、マンションに入居した時にケーブルテレビに入った時に、電話もケーブル電話になり、さらにモデムが2台あり、チューナーがあり、そして、無線LANのルーターがあり、DVDレコーダーがあるのです。それぞれにつながっている配線は実に複雑で、ゴチャッとしてしまう。それをいかにきちんと収納できるかが気がかりだったのです。


オーク柾目のテレビボードとテーブルトップ

そこで、左の配線収納部と、機器収納部の背板を無くして、さらに壁から背板を少し離すことで、配線を取り回すスペースを作りました。でも、壁にピッタリと着くように天板や側板を作っているのでとてもスッキリです。


オーク柾目のテレビボードとテーブルトップ

右側は多目的にしまえるペースなのでここには背板をつけています。

費用については、お問い合わせ下さいませ。

ちょっと関わりのありそうな家具たち