チェリーの食器棚とブラックウォールナットの飾り棚
2021.11.07
こんにちは、Hさん。
9月半ばに納品したHさんのところにお邪魔してきました。
チェリーが若干色ついてきたように見えますね。それと共にゴミ箱を置く部分はどうしてもゴミ箱が擦れてしまったりして、ちょっと白くなってしまっていたところを蜜蝋でお手入れする方法をお伝えしてきました。
ご主人も奥様も暮らしに携わるものたちを一つずつ丁寧に使ってくださっている様子がそこかしこで分かりました。生活の跡や木の動きって必ず出てくるものですので、他のみんなと一緒に食器棚と飾り棚も仲間に入れてもらってそれを楽しんで使ってもらえているようでうれしく思いました。
コーポラティブハウスということで、それぞれの部屋を建築士さんと一緒に考えて暮らす場所を作っていく形だったのですが、「この食器棚だけは図面の中だけではイメージできなかったのです。」と奥様。
「やっぱりここに住み始めて、自分がキッチンでどのように動くのかを確かめてから使いやすい形を作ってもらいたいって思っていたので、当初予定されていたものはなくして住み始めたのです。」
「とてもシンプルにスムーズにお話が進んだように見えたんですけれど、イマイさんにお声掛けするまではあれこれ長い時間悩んでいたのですよ(笑)」
たしかに。Hさんの暮らしによく馴染んでいますもの。