ホワイトオークのI型キッチンとカウンター
2021.12.15
昨日と今日の二日間で市原のKさんの現場にキッチンを取り付けに出かけておりました。
今回は壁付けのキッチンとダイニングとキッチンを仕切るペニンシュラタイプの食器カウンターという組み合わせ。
設置自体は、ヒロセ君が工房で一度仮組しているので、順調に進むと思っておりますが、心配なのはお天気でした。
Kさんのキッチンは2階なのですが、階段からの搬入は難しそうだったので、バルコニーからの荷揚げになると考えていたのです。でも当日の予報はちょうど搬入する時間だけなぜか雨・・。私かワタナベ君かヒロセ君か、助っ人のコバヤシ君か、雨男が居るのかもしれない・・。
道中降ったりやんだり、遠くの空に青空が出ているのを恨めしそうに眺めながら、現場に到着したのでした。ある程度は濡れる想定で、ぐるぐると養生してきたのでいざ覚悟を決めて作業を始めましたら、うまい具合に雨が上がってくれて、一番大変だった食器カウンターもみんなで頭を悩ませ足場を部分的に崩して、と時間が掛かったのですが、雨に降られずに済んだのでした。
なぜ、食器カウンターが時間が掛かったのかというと、今回は大きさの割に分割しないで1本で作ったからなのです。いつもはこのくらいの大きさだといくつかに分けてキャビネットを作って、現地で組み立てていくのですが、今回バックパネルとサイドパネルが留で仕上がっているので、現場で組むよりも工房で固めてきた方がきれいに仕上がると踏んで1本にまとめてきたのです。
でも、そうなると冷蔵庫よりも大きいサイズですから、そのままじゃ上がらないもので、いろいろ頭をひねって、階下で荷物を受けているコバヤシ君に汗も垂れちゃったりしながら、どうにか無事に搬入を終えて、設置も完了することができたのでした。
キッチンに立つと、そのバルコニーから遠く田園が望める間取りはとても心地良いです。
完成した頃にまたご挨拶にお伺いさせて頂きますね。