家具屋の自宅 オープンハウスで受けた質問⑤:ゴミ箱収納、回収日までこれで足りていますか?

2022.05.11

皆様とキッチンのお話をしていると必ず出てくる「ゴミ箱をどこに置くか?どの大きさで足りるか?」のお話。お料理をすれば必ずゴミは出ますから、キッチンに必要ですよね。

大きさに関しては、家族構成によっても異なると思います。

みなさまそれぞれの暮らしかたとご意見をお持ちでおもしろいです。

「シンク下にゴミ箱が納まっているキッチンの写真を見て、ぜひそうしたいと思いまして。」とお問い合わせをいただく方もいれば、

「ゴミ箱を隠れたところに置くと捨てづらいし、まとめづらいのは嫌なので、みんなの見えるところ、動線上でいいのです。」という方もいらっしゃいます。皆様のお話を聞くたびにどのご意見もなるほど、と思えるので、正解の数は暮らしかたの数だけあるのだなぁと思っています。

そして、我が家は、ゴミ箱を隠したかったのでシンク下に置いています。

1枚目の写真左から、燃やせるゴミ・プラスチックゴミ・紙ゴミ、ビニール袋入れにしています。

使っているのはKEYUKAのアロッツ27Lを2つ、15.2Lを1つ、MUJIのポリプロピレンファイルボックスワイドを重ねています。右側にタオルハンガーがあり普段はタオルがかかっています。紙ゴミとビニール袋を取り出す時にまくらないといけませんが、それほど頻度がないので不便には感じていません。

燃やせるゴミは週2回、その他のゴミは週1回の回収です。シンク下の場所だけでは、プラゴミが回収日までに2回ほどあふれてしまいます。

ですので、シンク下のゴミ箱がいっぱいになってしまったら、玄関土間の棚下スペースにまとめて置いています。(2枚目の写真)

左から、燃やせるゴミを出す時のカラスのいたずら避けの折り畳みバスケットと重りの水が入ったペットボトル、生ゴミだけを入れておくMUJIの蓋つきバケツ7.5L、缶ごみとペットボトル入れにはMUJI 横開き20L 2つです。びんはあまり出ないので、ビニール袋に入れて床にそのまま置いています。

プラゴミが溢れたら、このバケツの場所に45L のビニール袋に入れ、1週間分ひとつの袋で出せるようにまとめています。

このように実際にお見せすると、「そうですよね、このふたつのスペースが家のどこかに必要になるってことですよね。」とか、

「回収日まで分別したゴミをまとめて置く場所を考えていなかったので、今気づけてよかったです。」という感想をいただいたこともあります。皆さんの気づく機会になってもらえたようでよかったです。

お家づくりの時に、細かくゴミ置き場の場所まで設計士さんとお話される機会がないという方もいらっしゃるようなので、こういう機会を活用してもらえたのはうれしいことです。

土間に置いている資源ゴミは外にケースを置いておく方もいらっしゃると思います。

我が家はプロパンガスで、交換の時の業者さんの動線上になってしまうので、家の中に置くことにしています。

土が露出しているお庭にしたので、生ゴミはコンポストでの処理も考えたのですが、我が家のような日陰の苔が生えやすい庭には不向きのようなので断念しました。

生ゴミだけ別に蓋付きバケツに入れている理由は、ゴミを捨てるたびに中のその臭いが外に漏れるからです。KEYUKAのゴミ箱は生ゴミを入れていても臭いが外に漏れることはなく、すごいなと思ったのですが、誰かがゴミを捨てて蓋を開け閉めすれば臭いは外に出ます。そうするとキッチンが臭くなってしまうので、ゴミ出しの日までまとめておけるようにこうして別の場所に置くことにしました。

どなたかがお家づくりや暮らしについて考えられる時に、我が家の様子が「こんな方法があるのだな。」と一つの例として、ご参考になればいいなと思っております。