クルミとステンレスバイブレーションのセパレートキッチン
2022.05.24
先日から設置工事を行なってきたIさんの現場が明日引き渡しになります。
細かな作業が残っていたので、今日の午後に目黒のMさんの現地確認に出かける途中で立ち寄らせて頂いて、作業を終えてきました。
完了後に写真を撮らせて頂いていて、ふとバルコニーから外を見ると、緑がこんもりと繁っている様子がとても良く見えることにあらためて気づきました。
そういえば打ち合わせの時に駅からここに来るまでが結構な坂道続きで丘陵地に建つ古いマンションってすてきだなって思っていたのを思い出しました。
ふと下を見ると、人工池?プール?のようなものが。この時期ですから水は抜かれていて、たくましく日焼けしたお兄さんが黙々とその古くなった壁の補修をしているようでした。
へぇ、こういうコミュニティがまだあるのだなあ。
そういうふうに考えると、オートロックのないエントランスには、「ちょっと気難しい管理人さんで機嫌が良くない時には車が停められないかもしれません。」と言われていたちょっとおっかなそうなおじい様管理人さんが居て、(私たちの時はとても良くしてくれてありがたかったのでした)出掛ける住人の皆さんに声をかけていたり、現場の玄関の隣はなぜか上階の部屋番号が並んでいたり(メゾネットなのでしょうね。)、変化に富んで温かな古い住まいには温かなコミュニティがまだしっかり根付いているのだなあと思いました。
緑が見える南面とは別に北面には高校が近くにあるようでその大きな土のグラウンドがあって、この高さからはそこで授業している先生や生徒たちの声が良く響いてきます。
暮らしやすさは、その人それぞれの感覚でしょうけれど、きっとみんなに共通している懐かしさのようなものはあるんじゃないかな。
ここを出る時にふとそんなことを思ったのでした。