ブラックチェリーのアイランドキッチンとキッチンバックカウンターとカップボード

2022.06.12

昨年の10月に設置したHさんのところにお伺いしてきました。

本当はもっと早くお伺いしようと思っていたのですが、何だかバタバタとしちゃって、それよりも先に食洗機の熱で天板の接着剤が軟化しちゃったりして、ご挨拶よりも先に手直ししているうちに季節は梅雨に差し掛かってきてしまいまして。

Hさんは平成建設さんの現場監督さんで「おとうさんなのです」のOさんの現場の時にお世話になった監督さんでそれからいろいろとよくお付き合いさせて頂いておりまして、今回の自宅の建てるというタイミングでうれしく声をかけて頂いていたのでした。

その梅雨に差し掛かる頃に、今度は平成さんのEさんからキッチンのご相談を頂いて事務所までお伺いしました時に、Hさんとお会いしまして、「イマイさん、いつ来てくれるのですか。待ってますよ。」とお尻を叩かれましたようで、ようやく本日お伺いすることができたのでした。

「じゃ、お茶にしましょうか。」と奥様が今朝焼いてくれた大変美味しいケーキをごちそうになる横で、Hさんは「イマイさんもどうですか。」とプシュッと良い音をさせて、とても良く風が抜ける場所ですからね、美味しそうです。

と、その前に写真を撮らせて頂きながら奥様からいろいろとお話をお伺いしました。

たくさんあるストウブの見せ方(いつもうっとりできる場所なのだそうです。)、パン(鍋)類の収納の方法、ゴミ箱の置き方とアクセスの方法、シンク下の使い方や食洗機の縦配管がある場合の工夫、そして、引き出しの深さは今まで私が考えていた使われかたとは違って奥様の考え方がとてもよく考えられていて、なるほど、大変勉強になったのでした。

そして、今回Hさんのリクエストで実現したガラスの天板。コーワガラスさんにいろいろと難解なリクエストをしてしまったのですが、きれいに仕上げてくださって、Hさんもこうしてとても丁寧に使ってくださっていてうれしいところです。

「最初はチェリーの天板でって考えたこともあったのですが、ガラスにしてみたかったのです。主人には反対されていたのですが押し切りました!」と笑顔のお二人。

そして、まだまだこれから大きくなる3人のお子さん。

ここに来る途中で神社で茅の輪をしており、ご近所の皆さんがしずかに賑やかに集っておりました。

紫陽花が見事こんもりと咲くお庭がある家を通り過ぎてきました。

駅から5分くらいの距離でこのくらい豊かで物静かな町はやはり暮らしやすいそうです。

大らかなHさんご夫婦の子育てというかここでの暮らしが、吹き抜ける風のように心地良くさわやかな気持ちにさせてくれました。(ほんのちょっと赤ら顔でしたが)

ありがとうございました。