シナの食器棚とリメイクしたリビングボードとデスク
2022.10.28
先日家具の取付が完了したEさんのところにご挨拶にお伺いしてきました。
取付当日は、制作を担当したヒロセ君が帰ってきた時に言っていたけれど、お引越しと同時だったので、家具の取付が完了した様子をきちんと写真に撮れなかったということで、どのように納まっているのが今日あらためて確認できたのですが、どの家具もとても良くまとまっていました。
このリビングの家具とご主人の書斎のデスクは16年前に今は地元の福岡で頑張っているカワグチ君が制作した家具(show time)なのです。
それをこの新たな空間に合うようにヒロセ君にリメイクしてもらったわけですが、リビングのフィラーも使えなくなってしまった扉を加工して作ることができたので、とても一体感のある形になって、天板と吊戸棚は新しく作ったのですが、その対比もとても心地よく、さらには打ち合わせの中では一番シンプルに進めていたデスクが実はもう今回の家具の中で一番良いのではないかというくらいとても良い印象になっていました。16年使ってきてできたツヤの感じやウォールナットが色が抜けて赤くなった様子など時間が経たないと出てこない良さが今回のコンパクトな形にしたことで、これほどきれいに表現されていることに自分もビックリ。
まだ真新しい顔をした食器棚や吊戸棚も次第にEさんがきれいに色を付けていってくれるのでしょう。
楽しみです。
そんな家具のお話と共に取付に入らせてもらったヒロセ君とタケイシさんの師弟コンビのまろやかな空気をEさんが絶賛されていて、私たちの仕事への向き合いかたをこうしてストレートに褒められると照れくさいのでした。