冬を迎える
2022.11.26
ビニルハウスに明かりが入る季節になりました。
海老名の川のそばに越して三年が経ちます。この家に住み始めてからは相模川沿いを走る自転車専用道を通って通勤していたのですが、土日になると河川敷の球場の練習に向かう親子連れで活気があふれるのですが、普段は圏央道の橋脚ばかりが目に入る少しもの淋しいと感じていたのです。道幅がきれいに広すぎて、生き物の呼吸がちょっと遠いような気がして。
でも、梅雨からこの初冬にかけてはアスファルトの上に朝顔の種がたくさん落ちているのかって思うくらいの小さな白いカタツムリやら大きなミミズやらカマキリやらカマドウマ(なのかしら)がなぜか草むらから這い出てきて路上にたたずんでいるので、それはそれで活気があるのですが。(自転車で踏んでしまわないように気が気じゃないじゃないくらいなのですが)
そのように思えるので、この寒くなってきた時期はむかしの通勤の道を通る機会が増えました。
大きな変化がないような道にも大好きだったビニルハウス(骨だけになって中に錆びだらけの機会が雨ざらしになっているやつ)も取り壊されたり、田んぼが埋められて大きな物流センターに変わってしまっていたりとこちらにも淋しい部分もありますが、あの明かりを見ると懐かしくてホッとします。
昔、ブログのどこかで書きましたが、この明かりを見るたびにイバラードの夜空屋を思い出します。
だんだんと夜の様子がシンとしてきます。
明日はハルの大事な日です。
ご飯は何だろう。