ヤマザクラとシナとブラックウォールナットのサイドボード
2022.12.24
10月にリメイクしたリビングの家具と食器棚を納品させて頂いたEさんから追加のご相談を頂いていたのです。
あの家具たちを見て、実は同居されているお父さんがたいへん私たちのことを気に入ってくださったのだそうです。
「イマイさん実はね、この家具を見て何よりも父が家具を絶賛しているの。特にね、主人の書斎に据え付けてもらった机を見てこれは良いってとても気に入ってしまったのだそうです。」
ということで、今度はお父様の部屋に小さな収納棚を作らせて頂くことになったのでした。
今まではEさんのお嬢さんが子供の時から使っていたというデスク(これもとても素敵な形だったのです)が置かれていたのですが、その代わりとなる形を作らせて頂いたのでした。
で、どんな形にしたのかというと、中村好文さんに家を建ててもらったというEさんのご友人のところで見た家具の印象が「とても魅力的でして・・」ということで、すみませんがモチーフとさせて頂いて、お父様が使いやすい形を考えていったのでした。
ヤマザクラの天板には写真やラジオが置かれるのかな、たしか。そして、「時々物が書けるようなスライド式の天板はできますか。でも、木だと汚れちゃうかな。」ということで、レザーを張った引き出せる天板を設けて、引手はブラックウォールナットで、好文さんの形に習い、キャビネット自体は食器棚などと合わせてシナで、今回はワタナベ君が手掛けました。
そして、先ほどワタナベ君と何度も伺って顔見知りになったヒロセ君の二人で出かけてもらって先ほど無事に納品を終えて戻ってきました。
シンプルで美しい形となりましたね。
ホゥホゥホゥ、メリークリスマス。