こどもの日は鶴川散歩へ
2023.05.06
昨日はこどもの日でしたので、お休みをいただき家族でお出かけしてきました。
お出かけといっても、GWでどこも混雑しているようですし、車で渋滞に合っても困ってしまいますので、「電車で行ける・近く・あまり混雑していなさそうなところ・非日常が体験できて・おいしいものが食べられる・前から行きたいと思っていたところ。」という条件を満たすところということで
鶴川の武相荘と畦地梅太郎さんのアトリエの出かけてきました。
こどもの日なのに、自分たちの行きたい場所になってしまいましたが、
「お友達とは絶対行かない場所だよ。チイの好物のオムライスが食べられるよ。」という誘い文句で、OKしてくれました。
11時OPENということで、その少し前に着くように出かけましたが、人気の場所なのですね。
レストランの受付リストは11番目でした。
待ち時間に周囲の散策です。
館内は撮影禁止でしたので、写真はありませんが、民藝を愛したという白洲さんご夫婦の作られた場所は、土壁にステンドグラスがあったり、家具も古くてもすてきなものばかりで、手放された農家を引き取り改装して暮らしていたという外観からは想像できない高級さのある暮らしをされていたように感じました。すてきでした。
30分ほどした頃でしょうか、「館内はいっぱいになってしまいましたので、テラス席でしたらすぐ案内できます。」ということで、天気も良かったので、お外で食べることにしました。
(待ち時間の間に、納屋のトイレをお借りして、大きなムカデを見て驚いていた虫嫌いのチイは嫌そうでしたが…。)
ダイスケさんはチキンカレー、私はえびカレー、チイはオムライスをおいしくいただきました。
お外で食事をしてしまうと館内が見れない、と心配になりましたが、「館内もご覧いただいて大丈夫ですよ。」とウェイトレスの方に言っていただきましたが、皆さんがお食事をされているので、じっくり周りを見ることはできませんでした。
トイレがとてもすてきで、家を建て終わってから見てよかったなと思いました。
初めて見る印象的な柄の床のタイル、足の付け根の高さまで張られた木の装飾、暗めのベージュの人工大理石天板と木の印象の洗面台、次にトイレを作る機会があったらこうしたいと思える内装でした。
でも、テラス席に座ったおかげで、この立派な茅葺屋根の様子を真上に見ることができました。
食事の後は、隣のミュージアムへ。
いいものを大事にして暮らされていたとわかるすてきな展示で、
書斎の様子にダイスケさんは心惹かれたようで、「いいな~。」としばらく言っていました。
展示の「無駄のある家」に書かれていたことがすべてだよね、と2人で話していました。
チイも普段目にしない古きよきものに「なんか、かわいい。」と言って見ていました。
夜に来ると、あの二階のステンドグラスがどんな色なのか見れるのでしょうか。
その様子もまたすてきなのでしょう、いつか来れたらいいねと話しながら帰りました。
この後は、そこから歩いて10分ほどの念願の場所、畦地梅太郎さんの「あとりえ・う」へ行きました。
ご家族が暮らしていらっしゃる家の奥にアトリエがあるということで、表のインターホンを押して案内していただきました。
緑に囲まれたアトリエで、美術館の展示では見たことのないすてきな作品をたくさん見ることができました。書斎やアトリエ、創作活動をするためだけの場所があるっていいですね。
ご本人が制作されたという当時の原画がとてもリーズナブルに販売されていて、驚きました。
作品集用のものを購入しました。なんというのでしょう、このキュートさと色合い。
見るたびにくすっとしちゃいます。
額付きで販売されていましたが、きれいすぎる印象でしたので、ダイスケさんが古い材料から合うものを用意してくれました。
どこの壁に飾ろうか考え中です。こういうお気に入りのものを暮らしの中に取り入れようとすることは楽しいですね。わくわくします。
そんなこどもの日の休日でした。
我が家の長女ハルは、「こどもの日は忙しいから一日バイト。」とクールな返事。
私から見れば、「えー、君も子こどもなのに?」と思いましたが、
法律の改正は、当事者たちの意識も成人側へ移すものなのですね。
一緒に過ごせないのは淋しい気もしましたが、頼もしくも思えたのでした。
夕ご飯は一緒に食べることができたので、その後4人でブロックスという陣地取りゲームをして過ごしました。
一番勝ったのはハルでした。普段限られたスペースで物の収納の仕方を一番考えているダイスケさんが勝ちそうですが、限られたピースの形を使って点で陣地を広げていく作業となると話は変わるそうです。面白いですね。ちなみに一番弱いのは私でした。