ブラックチェリーのキッチン
2023.08.22
急きょ、みんなのスケジュールを調整する必要があって、大変久しぶりに私も現場に出かけることになり、昨日と今日とで、前回洗面とトイレの家具を設置した茅ヶ崎のSさんのキッチン設置工事に行ってきたのであります。
ノガミ君とワタナベ君にとってはやりづらかったかもしれませんね(笑)
福原さんの設計はいつもシビアでなかなか逃げが取れないので、キッチンの位置出しにかなり時間がかかっていたら、いつの間にか自分の足元だけ養生シートの色が変わるくらいの暑さ。汗が止まらないのです。
こういう風に作業をしていると何だか懐かしく、昔の工房にはエアコンなんてついていなくて、いつも止まらない汗が家具に触らないように気を付けていたのを思い出しました。
ノガミ君がここにやってきた時(もともと別の家具制作会社に居て、大変ありがたいことに同期だったコバヤシ君がちょうど悩んでたノガミ君をここに連れてきてくれたのでした。)に、「前の作業場にはエアコンがあったのです。」という言葉をきっかけにエアコンが導入されたのでした。
その後もいろいろと工房の環境を変えていったのはよく考えるとノガミ君の言葉だったかなあ。
あの暑い工房は今では懐かしい思い出です。
昨日は、大まかな検討をつけるところで止まっていた作業でしたが、本日は大工さんの手を借りながらどうにかこの大きなシーザーストーンのキッチンカウンター(シンクもシーザーストーン)を搬入して、キッチンと背面収納の大まかな設置を終えることができたのでした。
目途が立ったところで私は一足先に工房に戻らせて頂いて、以前キッチンや本棚を作らせて頂いた設計士さんのヤマトヒロミさんつながりで本棚のご相談にWさんがいらしてくださるので、その準備に。
つい先日までのんびりできていた気持ちがまた慌ただしくなってきました。夏の暑さにボゥっとしていられなくなってきたのでした。