キッチンのタイル:家具屋の自宅

2023.08.29

自宅の見学にいらしていただく度に、「こうしておけばよかったなぁ。」という反省点があります。

前回、我が家の設計士さんの福原さんがお客さんを連れていらした際に、キッチンのタイルの掃除を忘れていたのです。途中で気づいて、「見るだけで、触らないかな、どうかな。」とドキドキしていたら、べたついていて、手を汚してしまうことになってしまい、申し訳ないことをしてしまったので、今回はちゃんとお掃除をしました。(笑)

ウタマロクリーナーを吹き付けて、拭き取るだけなので、すぐ終わることなのですが、頭に入れて置かないと、当日慌ててしまいますね。

光の具合で色味の見え方が変わるのがタイルの魅力だと思います。

油汚れが落ちて、光の反射が増し、より美しくに見えているのでよかったと思います。

このタイルは、平田タイル Hi-Ceramics Habile HAB-BL というものです。サイトを見てみると出てこないので、もしかしたらもう廃盤なのかもしれません。

タイルも焼き物ですから、器と同じで、ずっとあると思わないで、出会いを大切にしないといけないのかなと感じます。

雑誌でリサ・ラーソンさんのご自宅のキッチンを目にしてから、「私もこういうタイルのあるキッチンで過ごしているおばあちゃんになりたい。」という憧れをもち、キッチンを作れる日が来たらタイルを貼りたいと思っていました。

タイルの貼り方は、福原さんにほとんどお任せしました。

私は当初、目地幅が広めだと汚れが目立つのかな、また、目地の色もグレーの方がいいのかなと考えていましたが、

福原さんは、「いくらか汚れはつくだろうけど、それもいい感じになるタイルだと思うから、目地の幅は10mmで、色は白で。貼り方も、ずらさないで通した方がここの雰囲気にもあっていると思うし、その方が割り付けのバランスもとれるから。」と決めてくださいました。設計士さんの言うとおりだったなと思います。

ここにはまだないものの姿が見えているなんてすばらしいですよね。

このお掃除風景の動画をInstagramに載せたところ、ダイレクトメッセージでタイルについてのご質問をいただきましたので、こちらにも載せておきますね。

どなたかのご参考になればと思います。