手摺と蹴込みなし階段:家具屋の自宅
2023.09.05
先日、自宅の見学に来てくださったIさんは3歳と5歳のお子様連れでした。
会社のショールームですとキッズスペースがあるのでそこでおもちゃ遊びをして待っていてもらうのですが、我が家は大学生と中学生の家なので、もうおもちゃがないのです。
「さて、何をして待ってようか。」と思っていると、お兄ちゃんが階段の下から見上げています。
やはり吹き抜けから見える2階はどうなっているのだろう、と気になるのでしょう。
「2階に行ってみようか。」「うん、いいの?」「いいよ。」
ということで階段を使って遊ぶことになたのですが、写真の通り、手すりも必要最低限のフレームのデザインですし、(福原さんがすてきな形を考えてくださいました。)蹴込みなし階段の間から2人の体が通ってしまいそうでしたので、落ちてしまわないかと心配でした。
でも、「ちゃんと手すりにつかまってね。」というとその通りにしてくれていましたし、
お子さんたちもやはり怖い気持ちもあったのでしょう。一段一段降りていました。
ただ、目を離さずに見れていたので声掛けもできましたが、家で家事をしながらは難しいと思うので、やはり、階段には転落防止ネットは必要だと思いました。
どんな遊びをしていたかというと、ハルからぬいぐるみを借りてきて、そのひとつを1階に置き、お兄ちゃんがキャップを2階から落として、ぬいぐるみにかぶさるかどうか、をずっとしていました。どの位置に置いて、どこから投げるかをやっていて、小さい子でもちゃんと考えているのだな、とおもしろかったです。
また、ニチベイのハニカムスクリーンをチェーンで使用しているのですが、小さい子が横を通るたびに体に引っかかてしまい、メーカーが推奨している通り、やはり危ないのだなと思いました。今はチェーンではなくコード式も出ているようなので、選択肢も増えていてよいなと思いました。
気づいたことがあったのですが、お兄ちゃんが階段を上ってくるたびに「顔赤くなってる?」と聞いてくるのです。「なってないよ。大丈夫だよ。」というと「まだか~。」と言って遊び続けていたのですが、暑い日が続いていて、熱中症対策として園でも先生がそうして子供たちの体調の確認しているのだろうなと思いました。自分が子育てをしている頃にはそういう声かけは聞いたことがなかったので、そういうご時世なのだなと知ることができました。
キッチンの説明はダイスケさんに任せきりになてしまったのですが、久しぶりに小さいお子さんたちと触れ合う時間ができて癒されました。Iさん、ありがとうございました。