ナラ節アリ材のキッチン

2023.09.07

「今年の11月になるともう1年が経つことになるのです。」

お引き渡しのタイミングが合わなくて1年以上お会いできていなかったので、今日はとても久しぶりにアキコと二人でMさんにお会いしてきました。

そうかー、あっという間ですね。こうしてみるとキッチンの表情も設置した当初よりは少しつややかになってきていました。

我が家に見学に来てくれた時はたいへん物静かなご主人だと思っていたのですが、このご自宅はご主人設計の作品でもありますので、とても楽し気に様々な空間や仕上げの様子を話して聞かせてくれました。

「お陰様で先日下記のような賞もいただきました!」とメールに書かれていて、そこを見るとやはり楽し気に表現された自宅のプレゼンテーションの様子が分かるのでした。

「住宅部会賞2022 |10宅選」

https://www.jia-kanto.org/jutaku/news/2554/

お手入れの方法などを説明した後にお茶を頂きながら、高い天井から感じる解放感や窓辺のかっちりしていて涼やかな印象や、壁のヒノキ合板の暖かな表情に囲まれた様子や、リノリウムの触り心地など、なるほど、何気ないように見えてもしっかりと頭に残るディテールってこういうことなのだなあ、ときちんと見せる部分はしっかりと手が加えられている様子を拝見できて、勉強になった時間でした。

Mさん、ありがとうございました。

【株式会社プラスチックアーキテクツ一級建築士事務所】

https://plstc.org/