Sさんのキッチンお引き渡し
2023.09.19
ようやく全体像が表れました。
今日はSさんのお引き渡しです。
「イマイさんのところに伺うまでに3、4年くらいだったかな。いろいろと悩んで、伺った時にはもうお願いしようって心に決めていたのです。」とSさん。うれしい言葉です。
そこから話を聞いていくと、これはもう福原さんに相談に載ってもらうしかない、ということで、彼が空間全体を取りまとめてくれて、Kさんのキッチンの時にご縁が生まれた久保田さんに施工をお願いすることになってすべては良い方向に進んでいったのでした。
「本当にとても素敵なタイミングですてきな形が生まれてうれしかった。」とSさんがおっしゃるように、こういうのって何でしょうね、巡りあわせですかね。
チェリーで囲まれた空間はこうしてできあがったのですが、決して重かったり、木目の印象が強かったりすることなく、清々しい林の中を歩くような感覚。家具をチェリーで作る私たちの仕事はいつものように作っていったわけですが、今回は大工さんが壁面をきれいにチェリーで仕上げていってくれたのです。そのおさまりがとても気持ちよくて、見ていて清々しいのでした。
福原さんの魔法がかけられた空間はこうしてできあがったのです。