キッチンのごみ箱収納
2023.12.03
homify さんのWebsite の記事に取り上げていただきました。ありがとうございます!
【見たくないものを上手に隠す方法:5人のインテリアデザイナーが送るアドバイス
取り上げていただいた写真はGさんのお家のものです。
シンク下の引き出しを開けると分別してゴミを入れられるようにしてあります。
「ゴミ箱を隠したいので、シンク下にオープンスペースが作れるオーダーキッチンにしたいと思ったのです。」
「食器棚の1番下にゴミ箱を分別して並べて置けるようにしたいので、オープンの場所を作りたいです。」
という隠したい派の人もいらっしゃれば、
「ゴミ箱はキッチンの近くに蓋付きの物を置く予定です。隠すとまとめづらいですし、使いづらいので隠さないです。」
「ゴミ箱の周りも汚れるイメージがあります。隠すと余計周りが汚れそうなので、掃除もしやすいように見える所に置くようにします。」
とキッチンの中に置かないで見える所に置きたい派の人もいらっしゃいます。
どちらのご意見も、なるほど、と思える点があるので、皆さんのそれぞれの今までの暮らしの経験上から得られたものなのだろうなと、いつも興味深くお話を聞かせていただいております。
気を付けた方がよいと思うのは、お家の間取りが決まると可能なキッチンのサイズも決まると思います。
ガスかIH、シンク、食洗機などそれぞれのほしいものをピックアップする時に、ごみ箱収納も合わせて考えられるとよいかと思います。入れる設備機器が決まった後に、「このごみ箱を入れたい。」となっても、サイズオーバーで入らなくなってしまうことも考えられます。収納の一部をごみ箱収納にするということは、その分しまいたいもののスペースが減るということですので。
でも、この「何を優先させたいか。」が暮らし方を考える大事な作業だと思います。
また、キッチンの中に納めるタイプも2通りあります。
キッチンや食器棚の収納の一部にオープンスペースを作り、そこにごみ箱を置く形と、引き出しや扉の中にごみ箱が隠れるようにする形です。
引き出しや扉の中にしまう形だと、ごみを捨てる動作にワンアクション増えることがデメリットに感じますが、オープンスペースに蓋つきのごみ箱を置くと、フットペダルで開けたりする動作があるので、あまり変わらないのかなとも思います。
扉や引き出しの中のごみ箱が蓋つきだと動作が増えたと感じるかもしれませんが、必要だと感じていれば億劫には思わないと思うので、全ては慣れだと思います。
今回はhomifyさんが引き出しの中にごみ箱を隠すタイプの収納を取り上げてくださってますので、
同じタイプの他のお客様の制作例をご紹介させていただきます。詳細はリンク先の制作事例をご参考にしてください。
私も、いろいろな方法があるのだなとお客様から学ばせていただいております。
食器棚の一部の収納をごみ箱収納にしたSさん。
キッチン収納の一部をごみ箱収納にされたMさん。
シンク下の引き出しをごみ箱収納にされたZさん。
背面収納の一部を大きい引き出しにしてごみ箱を収納できるようにしたHさん。
シンク下を大きい引き出しにしてごみ箱を収納できるようにしたSさん。
シンクの右側にごみ箱の引き出しを作られたKさん。
シンクの下にごみ箱が入る大きい引き出しを作られたKさん。
シンク下をごみ箱収納にされたSさん。
シンク下の一部をごみ箱収納にされているIさん。
セパレートキッチンの水栓があるアイランド側の右端をごみ箱の引き出しにされているYさん。