食器棚天板のお掃除:家具屋の自宅
2023.12.30
仕事納めの次はお家の大掃除ですね。
暮らし始めて5年目の我が家。キッチンとともに大活躍してくれている食器棚のお掃除をしてみました。
食器棚の天板にはオーブンレンジとトースターの家電等が乗っているので、他の場所に移します。
電子レンジの電源コードにはアースが付いているので、外すときには、ここのコンセントのブレーカーを落としますが、分電盤に「キッチン1」とか書いてくれているといちいち調べなくてもわかりやすくて助かりますよね。加賀妻工務店さんがシールを貼ってくれていたので助かりました!細やかなお気遣い、ありがとうございます。
我が家はシナ材オイル塗装の天板です。物が置いていないところのはうっすら黒ずんだ汚れがありましたので、まず固く絞った雑巾で水拭きをしました。
意外だったのは、吊戸棚の下側の天面や、側面、下の引き出しの前板も何かはねたような汚れが所々ついていて、水拭きだけで落ちる程度のものでしたが、全部物をどかして拭き掃除をしないと気付かなかったので、してよかったなと思いました。
ほこりやパンかすなどのごみを取り除いた後、ダイニングテーブルのメンテナンスと同じように、天板を石鹸を泡立てて洗ってみました。
我が家の食器棚の壁はペンキ仕上げなので、多少の洗剤や濡れたものがついても拭けば大丈夫です。
もし、洗ってみたいと思われる方は、壁の仕上げが洗うことで影響は出ないのかご確認くださいね。
汚い画像を失礼いたします。石鹸で洗った後に拭き取ってみるとこんなに汚れていました…。
きれいな固く絞った雑巾で、2~3回石鹸成分が残らないように拭き取ります。
その後、天板が乾くまで少しおいてから、紙やすりで磨いていきました。
シミのように黒く残った部分を強くやすり掛けしていきましたが、取り切れないものもありました。
傷や凹みがありましたので、輪ゴムでその場所をマーキングして、熱湯をかけ、その後ふきんを当ててからスチームアイロンで補修を試みましたが、治りきらないものもありました。
キッチンにコンセントがあるとこういう時にも便利だなと思います。
天板正面小口の部分は数か所写真のような傷がついていました、引き出しから選んで天板の上に置くときにぶつけているのでしょうか…。シナ材という柔らかい樹種だからこうなっているのか、硬い樹種だとお皿の方が傷つくのでしょうか、どうなのでしょう。ここもアイロンがけしてみましたが、写真の通り膨らみませんでした。これ以上直したい場合には、ダイスケさんにお願いしようと思います。
最後は蜜蝋ワックスを塗りこんで仕上げです。
影のような黒ずみがすべて取りきれなかったのですが、何もやらないよりはきれいになったので、よっかたです。メンテナンスしたことで、これからの汚れも付きにくくなったはずですし。
汚れが落ち切らなかったことで、家電を置く位置がすぐわかったのはよかったです。(笑)
食器棚の天板は、木材のほかに、ステンレス、人工大理石など様々な選択肢がありますね。
どの素材を選んでもメリット・デメリットはあります。
我が家は、触れた時の感触、食器を出して置いた時の「ことっ」という音、変色やシミができても自分自身で管理していける点で選びました。
キッチンのパートナーの食器棚、こうして時々メンテナンスをして使っていきたいと思います。