戸塚のNさんからオーダー頂いていた食器棚とカウンター下収納
2015.03.21
白い化粧板とタモを組み合わせた食器棚とタモのカウンター下収納を作らせて頂きました。
最近のマンションのキッチンは、吊戸棚のないペニンシュラタイプのキッチンが多く、ダイニング側かちょっとしたカウンターのようになっているキッチンを多く見かけます。ちょっとしたカウンターは10cmほどの出っ張りなので、皆さんどう使ったら良いか迷われることが多いみたいで、収納にするには、奥行が狭すぎて使えないし、全然違うサイズのものを置いてもちぐはぐになりそうだし・・、と悩んでしまうのです。
今回のNさんの場合は、ダイニングテーブルの高さにカウンター下収納の天板の高さをあわせて、さらに右側にあるパイプスペースの壁に奥行きを合わせることで、このダイニングまわりを整えました。
食器棚は当初は、ほとんど白い食器棚に框扉だけタモ材で作るように考えていたのですが、使い勝手をお話ししていくうちに、今回のようなミックスした印象の食器棚にまとまりました。
カウンター下はほかにも、システムキッチンを囲って、木のキッチンに見せてしまう方法やNさんと同じく、テーブルの高さに合わせて作るなどいろんな見せ方ができると思います。
○ダイニングテーブルに高さを合わせて作ったNさんの「やさしい街路」
○思いきってキッチンのカウンターを延ばしてしまったTさんの「整えて」
○使いやすい高さで考えて、一部テーブルの高さに合わせたWさんの「さあ、あそぼう」
○同じく使いやすい高さとパソコンデスクを組み込んでしまったYさんの「小さいけれど頼もしい腕」
○思い切って対面カウンターの上にカウンターを被せて、奥行を増やしてイメージもがらりと変わったHさんの「色が呼ぶ暮らしのいろ」
○キッチンを木で囲むことで、システムキッチンにはない温かみのあるキッチンを表現したHさんの「あたらしい形」
イマイダイスケ