ペニンシュラキッチン
2024.01.23
ペニンシュラキッチンでも勝手口がある間取りは好きです。
リビングのほうを見ながら作業ができるのは子供が大きくなってしまった今でもなかなか心地よいし(あまり料理はしないのですが)、アキコの手伝いする時などは向かいからおしゃべりしながら一緒に作業するというのがまた楽しい。
工房に来て家具の形を考えてそれを作り上げていくことも、家で心地よく暮らしていくための日々の作業もすべて同じで、スムーズに進めていくための分担はあっても、誰がしなくちゃいけないなんて言う決まりはないので、みんなで一緒に手を動かして、早く終わったらみんなで楽しくその時間を過ごす、というのが一番すてきな年の取り方なのではないかな。向かい合って作業をしているとそういう風に感じるのです。
それに勝手口があると、何か気まずくなったらそのままプィッと外に出られるのもとても良い。いつでもずっと仲良くなんてやってられませんからね、ははは。
「イマイさんにお会いしたくて、午前中の打ち合わせが終わったのですが、一緒に待っておりました。」と、とてもとてもうれしい言葉をかけてくださったTさんご夫妻。
そういう心地よさを感じ取ってくれたのかな。違うかな。この絵のキッチンの前に猫が居るからかな。それを気に入ってくれたのかな。
春に向かって数件のキッチンの制作が始まりました。