ナラランダム張りの食器棚
2024.06.16
日曜日には世田谷のOさんのところに。
前回は下北沢から歩いたのですが、なかなか距離があって汗だくになってしまったので、よく見ると三軒茶屋からも近いということが分かってそちらで下車して歩くことに。
三軒茶屋はいつも車で通り過ぎるばかりでしたが、降りてみると大変風情のある町なのですね。
汗を拭きながら一人で、ほぅ・・ほぅ・・、とうなずきながら狭い路地を歩いてきました。人の肩幅あるか無いかくらいの路地をお爺さんがスーパーカブをずるずると引きずるように走っていたり、花に囲まれた小道から急におばあさまが出てきたり、甘いお菓子を提供する不思議な構えのお店が現れたりと、ワンダーランドに迷い込んだのだろうか・・。
「こんにちは。」
Oさんのところには現地採寸に来た時以来で、取付はみんなにお任せしていたので、出来上がりを目の当たりにするのは初めてでとても丁寧に使ってくださっている様子がよく分かりました。
「やはり吊戸棚の背中の色を変えたのは正解でした!」とOさん。
普段は左側は開けっぱなしにしているのです、と教えてくださって、たしかにエアプランツも置かれていて、戸棚というよりは飾り棚ですね。
Oさんのナラは結構大柄でその分たしか多少毛羽立ちがあったように思えたのですが、それも落ち着いたのか、手触りがとてもよくなっていて、今ここでお手入れの説明をしても違いが分かりづらいくらいツルっとしておりました。
美しく使っていてくれる様子を見せてもらえるというのはやはりうれしいことです。また何かありましたらいつでもご連絡頂ければと思います。
ありがとうございました。