プレス機の交換

2024.10.17

今までありがとう、TAKAGIのプレス機。上の板の模様がスターウォーズの帝国軍の戦闘機みたいで好きだったのです。スタッフのみんなが最後にハンドルをぎゅって閉める様子も好きでした。
プレス機を動かすことなんて自分たちではできませんから、これを機に大掃除です。
「No.1」が見えました!いつもプレス機が置いてあったので、「No.2」しか見えない状態なのですが、働いてきて初めて見ました!なんだかすごくうれしい!また見えなくなってしまうので撮っておきました。

私たちの工房で使っていたプレス機は、会長が創業時に中古品として購入して使っていたものなので、もう何年物の機械なのだかわからないのですが、少なくとも50~60年以上は使ってきたものなのです。

その名の通り、突板の板や扉を作るときに使うもので、突板と合板を接着剤を使い圧着させるときに圧をかけて固定するものですが、圧をかけ続けていると部品は消耗するわけで、不具合が出るたびに調整しながら使っていましたが、木工機械も家電と同じで、もう部品を揃わなくなってしまう時が来ました。

ということで、新品のものをみればきりがないので、ニーズと機械にかけられる予算に合わせて今回も中古品ですが、今の物よりは新しいものに買い替えることになりました。

機械のことはいつもお世話になっている鈴木機械さんにお任せしました。

玉掛けやクレーン車の資格を持っているとこういうお仕事ができるのですね。かっこいいですね。
前回の横切り盤の時に見て個人的なお気に入りアイテム、鉄の板。
扉のレールを保護するために鉄の板を敷きますが、その上を機械が通るときにどらの音みたいにすごく大きな音がするのですが、出入りする時に邪気が(機械にないとは思いますが…)払われているような気がして好きなのです。
3人でこの機械を移動するのですから、技術ですよね。素晴らしいです。

任せられる専門家がいると、もしもという時に本当に助かります。いつもありがとうございます。

使い方やメンテナンスの方法を教えていただきました。

新しい機械を迎え、これからの年末や年度末に向けての制作に大きな力になってくれることでしょう。

今までのTAKAGIのプレス機、長い間ありがとうございました。お疲れ様でした。

新しいTOKIWA(父方の祖母とおなじ名前!)のプレス機、よろしくお願いいたします。