ホワイトオークとステンレスバイブレーションのキッチンと食器棚

2024.11.30

内田雄介さん設計のHさんの家。内田さんには内緒でこっそり本日アキコと二人でお伺いしてまいりました。

ここに住み始めてからはもうすぐで1年経つということで、完成してからきちんとお伺いできていなかったので、あらためてお手入れ方法のご説明にお伺いしてきたのでした。

木の表面でも遠慮なく使ってくださっているといううれしいお言葉を頂いていましたが、大きな汚れもなくとてもきれいに使ってくださっている様子が分かりました。

オイル塗装のお手入れとステンレス天板のお手入れなどをご説明したのですが、キッチンに立った時とダイニングからキッチンを眺める時で感じる温かみが違ったりして楽しいのでした。

なぜ内田さんの作る空間はこう温かくて心地良いのかしらってアキコと話していたのですが、良いタイミングできちんと採光があることが一つの要素なのかもしれないって思ったのでした。明るさが温かみになっているというか、切り取られた緑の生き生きした表情がそう感じさせるのか。

Hさんもダイニングの窓を指して、「ここだけはどうしても実現させたかったものですから特注のサッシを作ってもらったのです。」と嬉しそうに教えてくださったその窓からは電車が目の前を静かに行き交う様が見える心地の良い額縁でした。

なるほど、心地よいです。