テーブルをきれいにメンテナンスしました。

2025.01.05

食事をしたり、お料理の作業台になったり、パソコンを使ったり、書き物をしたり、生活の場となるダイニングテーブル。今年もメンテナンスをしました。大掃除と同じタイミングでするのが自分の理想だったのですが、難しく、元旦になってしまいましたが、家族そろってお節を食べる前には終わりました。

この家に引っ越してきた時に作った栗材の丸テーブル。オイル塗装のもので6年目になります。

表面の艶感にムラがあり、触るとざらつく感じがありました。

我が家のメンテナンスセットは、使い古したキッチンスポンジとふきん、洗濯に使っている純石鹸、洗面器、3Mの紙やすり、フォレストさんの蜜蝋WAXです。

まず、ぬるま湯で石鹸を泡立てて天板を泡泡にして洗っちゃいます。個人的に洗うという作業が好きなのだと思います。これだけでもとてもすっきりします。

意外と触っているテーブルの淵。ここもすべすべだと気持ちがよいです。床に泡が垂れないように気を付けながら洗いましょう。

面全体を洗い終えたら乾いたふきんでまず泡を拭き取ります。

右側が拭き取った古タオル。汚れが落ちたのがわかり気持ちがいいですね。

石鹸成分がしっかりとらないとアルカリの影響で変色するかもしれないので、硬く絞ったきれいなふきんで3回ほど繰り返すとふきんに汚れが付かなくなりました。

その後天板が乾くまで、30分ほど待ちます。石鹸では落ちなかった汚れが反射しています。これは紙やすりで一緒に磨いて落としていきましょう。

反射している汚れがなかなか落ちなかったので、240番→320番→400番で紙やすりをかけていきました。

木目に沿って反対の手で表面を触りながらざらざらからすべすべになるまでやりました。消しゴムのかすのような汚れが出ますのでそれを集めて取り除いておきましょう。

残り少なくなっていた蜜蝋WAXは結構固くなっていましたので、ボールにお湯を入れて湯煎をしながら塗り込みました。湯煎をして柔らかくなっても伸びるとすぐ硬さが戻るので、小さい面積を塗り込むようにしていきました。(新しいWAXだとそのようなことはないと思います…。)

今回、WAXが硬くなってしまってしまっていたので、WAXの塗り込み作業が一番体力を使いました。

むらなく塗り込んだ後、乾いたウエスで余分なWAXを拭き取りました。

手触りすべすべなテーブルになりました。「テーブル氏、今年も1年よろしくね。」という気持ちになります。

ご家庭で作業しやすい蜜蝋WAXを使った方法をお伝えしました。オイル塗装のテーブルやデスクをお持ちの方はお時間があるときにぜひ試してみてください。

他社さんの家具をお持ちの方は、そのメーカーさんにメンテナンス方法をご確認いただきますよう、よろしくお願いいたします。