コーリアンとブラックチェリーのセパレートキッチン

2025.01.26

昨年の暮れに内田さんから、「今度Sさんのところに撮影に伺うのですが、ご一緒にいかがでしょうか。」と打診されていたのですが、その日ばかりは予定が合わなくて、その後なかなかお会いする機会が持てなかったのですが、本日アキコと二人でご挨拶にお伺いしてきました。

「早いものでもう半年ですね。」とSさん。

そうか、あっという間だ。よく見てみるとチェリーの色もすっかり濃くなっている。

「早いですね。」

とつぶやいているそばにSさんの家族であるネコたちがやってくる。アイと違ってなつっこいなあ。そこにいると蜜蝋ついちゃうよ。

手早く、オイル塗装のお手入れの方法と(一か所、彼らがツメでひっかいてしまったところも中目のやすりをあててから研磨し直していくときれいになった)、よくみなさんに聞かれる引き出しの外し方の説明が終わると、Sさんのお子さんと一緒に遊んでいたアキコにコーリアンのお手入れ方法を説明してもらって終了。

とてもきれいに使ってくださっていて、Sさんがうれしそうに使ってくださっている様子が浮かぶよう。

よかった。

最近は、仕事でもプライベートでも県西地域に来る機会が増えたように思うのです。このあたりに来るとなぜだかね、風がとても心地よく感じるのです。

この春も平塚や小田原にキッチンを作らせて頂く予定で、楽しみは続くように思えます。

Sさんが、「夜もきれいなのですよ。向こうに通り過ぎる電車の明かりが写って。」なるほど、詩的な風が吹いている。