所沢のUさんのところまで
2015.08.18
以前にテーブルやアイランドカウンターなどを作らせて頂いたMさんのご友人のUさん。Uさんは、そのMさんからお話を聞いて私たちにこのサイドボードのご依頼をくださったのですが、最初はやはり費用が高くなってしまうことからいろいろと悩んでいらっしゃったのですが、いざお願いしようと決めまして、私がお伺いしましたら、いろいろなイメージが膨らんで気持の良い家具が生まれました。
主に使うのはUさんのお母様。
パソコンはキーボードを引き出して使ったり、そのキーボードのテーブルはフタを外すと物がしまえちゃう。プリンタもしまっておいて引き出して使えたり、コンポのスピーカーに合わせたスペースや普段読む雑誌を置いておけるマガジンラックなど。
こういうアイデアや使い心地のストーリーは実際にお話ししないと生まれてこないもの。お母様、そしてUさんとお話しすることで、家具の形は豊かに膨らみ、この家のこの場所のための家具になったのでした。
今日は、その納品にアキコと二人で。ムラカミ君がここを巣立ってせわしなくなってしまった工場ですので、先日椅子を納品した時と同じく、「お届けする手伝いなら私もできるから!」ということで二人で出掛けたのでした。
我が家のちびっ子たちと一緒の賑やかさの中ではなかなか二人になる時間も少ないので、こういう時間も大切なのですね。
「恋は、遠い日の花火ではない」って、むかし長塚京三さんが出ていたお酒のCMに使われていた懐かしい言葉が浮かびました。
でもね、話すことは、やはり子供の話と、スタッフの話と、家具の話ですね。
みんなで力を合わせて頑張ります。
Uさんありがとうございました。