オークとステンレスのセパレートキッチンの奥には緑の借景

2015.11.16

20151116001先日お引き渡しが終わったMさんのところまでご挨拶に伺ってきました。
小金井のあたりは良いです。
スタジオジブリで有名なこの町は、やはりどこかそんな空気だね。
駅を降りて目抜き通りから一つ外れて歩くと、洋瓦と言うのでしょうか。青くつるっとした釉薬で仕上げたような瓦がふかれた古い大きな家にその瓦をふき替えている職人さんが数人屋根に上って、今日の少し温かな日差しに汗を光らせながらポツポツと仕事をしているさまや、
白いハイカラな壁と深い色のレンガでできた趣のある平屋のお宅が広い庭の真ん中にすっくとたたずんでいる姿にその隣に干された洗濯物がなびく姿や、
姉妹が大木の下で一生懸命落ち葉を竹ぼうきで集めている姿や、
水が枯れてしまって苔むした水路とか。

気持ち良い道を抜けて上水に近づくと、Mさんのおうち。
リビングからは、桜堤の気持ち良い色が入ってくるのです。
「大きな窓って最初はあまり乗り気じゃなかったのですが、これは入れて正解でした。とても気持ち良い場所になりましたから。」

ご主人と奥様、顔を見合わせてうれしそう。
明後日お引越しなのです。
また12月の年の暮れにお邪魔しますね。