クレミルに来て下さってありがとうございました。

2015.12.14

20151214001201512140052015121400420151214002201512140032015121400620151214008最終日の13日(日)は工房開放の日でした。大人向けには本格的な作業をしてもらって、ちびっ子向けには積み木の家作り。まずは家具工房ってどんな感じなのか、普段皆さんは見たことないと思いますので、その様子を見て頂いて、実際にお皿を作ってものができあがる楽しさを体験してもらえたら、という思いで、初めて行った工房開放。とても皆さん楽しそうで、私たちもみんながとても充実した一日でした。

好きな柄の木を選んでもらってそれをお皿にしたり、カッティングボードにしたり。
またご自分で塗装したテーブルの下地処理をするためにヤスリ掛けを行なうひと、小さな腰掛を壁の角度に合わせて四角形からご角形に変形させるひと。
自作で下駄箱を作るのに、下駄箱を作る人やその扉の引戸の溝を作る人(これが一番大変でした(笑)Oさん!)。
積み木の家は、男の子の手に掛かると飛行船に早変わり。器用にツリーハウスを作る子もいたり。
懐かしいお顔の皆さんもいらして下さったり。

作業の後も何となくみんなでみんなが居る時間を楽しんで、おしゃべりしたり、作品を見せ合ったり、ゆっくりと両手でカップを持ってお茶を飲んだり。
こういうのがいいんです。こういう時間が良いのです。疲れたけれどね。(笑)

そして、その参加してくださった方も表具のご趣味がある人や、革細工のお仕事をされている人、彫金や洋裁の趣味がある人、プロのカメラマンさん、現役の大工さん、布雑貨の作家さんなど、クリエイティブな皆さんが楽しそうに作業してくださいました。
うれしいです。
当日手伝ったコバヤシ君もノガミ君も(カナイ君は予定があって参加できず残念)「仕事以上に疲れました。(笑)」って言っていたけれど顔はにこやかで晴れ晴れしていたのが私もアキコもうれしかった。
カナイ君、コバヤシ君、ノガミ君はいつも一生懸命家具を作ってくれますが、必ずしもいろいろなお客様の声を聞くチャンスがあるわけではなく、あっても家具の取付の時だけだったりします。
こういうオフな機会に、私たちを好きでいてくれる皆さんがどんな方々なのかお話しすることができてとても良い機会が生まれたと思います。
反対にお客様には私以外のスタッフのみんなと話ができる良い機会が生まれたと思っております。
実際にこれから家具を作るYさんには、製作を担当するコバヤシ君を紹介することができたり、とても良い日でした。

来年はもう少し趣旨を変えてやってみよう、と今から何やら思いめぐらせているのですが、どうなるかな。
来年もお楽しみに。
今年もきちんと暮れていきます。