ブラックウォールナットの壁面収納
2016.04.14
しばらくしてノガミ君も現場から戻ってきました。先日取付に行ったOさんの残作業があって出掛けていたのです。
問題なく無事に完了したということで、ひと安心。
ノガミ君がここにきてまだ2年くらい。少し前の自分だったら、そんな経験日数の浅いスタッフを一人で現場に向かわせたりしなかったと思います。
でも、もう大丈夫と思えているのは、やはり彼ら自身が持っている力強さや安定感があり、そしてとても頼もしく成長しているから、ということもありますが、何もかもを私自身が決めたようにその通りにみんなに動いてもらう必要はないと思えてきたからです。
私自身が決めた道を通ってもらうように進めると、自分の中でも、みんなの中でももどかしさが生まれてしまう。
「何でその道を通るのだろう。」「何でその道を通らせてくれないのだろう」って。
最終地点だけを伝えておいて、あとはみんなの思う方法で進んでゆけば良い。それは、私自身にとっても気持ちの余裕が生まれるし、みんなにとっても自由に動ける気持ちの余裕が生まれる。
その余裕ができることで、自分なりのやり方が考えやすくなって、最終地点に向かう方法をよりうまく見つけることができるのではないかと思っています。
その余裕がいつか家具を作るだけではなく、いろんなアイデアが生まれるきっかけになるかもしれない。
そんなわけでみんなが頼もしい。