タモ柾目のダイニングカウンター

2016.05.10

2016051000120160510003今日は練馬までムラカミ君と二人で大きな家具の取付に。
そう、ムラカミ君は昨年の7月でここを旅立ったスタッフなのですがもうしっかり一人で頑張っておりまして、こうして忙しい時には手伝ってもらっているのです。
私の周りには、こうして手を貸してくれる独立したスタッフがしっかり頑張っております。ここから近くで頑張っているnumber 8 furnitureの鈴木君や、伊藤木工の伊藤君や、オークアレイの村上君。
こういうすてきな関係があるから私は安心できるのです。

今回彼に手掛けてもらったのが、このTさんのダイニングカウンター。
そして、最近大人気のKUMAさんのロートアイアンのハンドル。この表情はぜひ見て触ってもらいたいくらい優しい仕上がり。
Tさんとは、この家具のボリュームの割には打ち合わせがとてもすんなり終わってしまったところがあって、珍しいなあという思いがあったのですが、取付のあとにいろいろとお話をお聞きしますと、家のことはご主人がすっかり決めてくれるのだそうで、そしてそのご主人が元畳屋さん。しかももともとはこの工房からそれほど遠くない場所で仕事場を構えていらしたそうで、もしかしたら同じ現場ですれ違っていたかもしれません。
そのようなTさんとのお話はやはり手仕事のお話し。手仕事を見られる機会が少しずつ減っているような気もするけれど、やはりよい仕事は残っていきます。
元気を頂きました。
ありがとうございました。