木のペンダントライト No.3[swallow tail]
「オリジナル木製ペンダントライト」
design: daisuke imai
producer: yasukazu kanai
かねてから思い描いていた形。Pakhusと言う照明を始めてみた時に、「美しいなあ。」と純粋に思ったのです。工作してみようという気持ちで始めて、できあがったのが、No.1の[Wright-clear]でした。四角い形は、それはそれで美しかったのですが、あの丸い形を表現できたら、と言う思いがどこかにずっとありまして、木を蒸して曲げる、そう言う方法を次第にうまく操ることができるようになった時、この形を試してみたかったのです。
スワローテイルと言う形は、曲げ板の始まりと終わりを接着する部分の形状がツバメの尾羽に似ているからと言われています。太い材がだんだんと細くなることで、最小限の力で、曲げの反発を抑えるとても良く考えられた納め方で、シェーカーのオーバルボックスでよく目にする形ですね。この曲げる細工がなかなか難しく、微妙なところで変形してしまったり、材にカビがついてしまったりと、試行錯誤してこの形になりました。
黒いアームの部分もシェード部分と同じく、アメリカンチェリーを使っています。アーム部分だけ鉄染めしているのです。
ほぼ真っ黒になりますが、微妙な色の濃淡が出て、塗装ではない、変色、と言う工程もなかなか興味深いものがあります。
ペンダントライト[swallow tail]
木製ペンダントライト
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